I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2015/09/08 / 00:24

最近・・・というか神奈川に戻ってから結構な頻度で映画を見ている。

要するに、暇なんだよ。

というわけで先週末、公開中の「テッド2」を見てきた。

ted-2-poster.jpg Ted_2_New_Official_Poster_b_JPosters.jpg

因みに自分は前作を全く見ていないのだが、予備知識が無くとも300%楽しめた。当初は吹き替えでの上映しかないので「え゛~~!!」と思ったのだが、日本語の監修が町山智浩氏とスクリーンに出たので安心して見ることが出来た。、

内容は、前作を見た人にとっては「言わずもがな・・・」なのだろうが、一見可愛らしいテディベアが下ネタ全開で喋りまくり、ボングをボコボコやりながら葉っぱをキメては悪態をつきまくるという素晴らしさに感動。全体の内容も極めてお下劣。良識派などという連中から見れば眉を顰めざるを得ない作品である。だからこそ、面白いのではないか!

個人的には「フラッシュ・ゴードンのサム・ジョーンズ」ネタでもう爆笑。あとは終始笑いをかみ殺したりニヤニヤしながらラストまで一気に楽しめた。そして、お下劣な小ネタに終始しつつもちょっぴりホロリとさせ、ハッピーエンドへ持っていく展開は流石。モーガン・フリーマン、最後でいい所を持って行ったよね(笑)

しかしだな・・・来てる客が殆ど笑わない。「マッド・マックス 怒りのデスロード」でもそうだったが「Oi!其処は笑う場面だろ!!」というところで笑わない。なんなのだ、この感覚のズレは、と思う。これはひとえに、メディアで流してる「笑い」の質の差なのだろう。

日本の場合、とくに昨今のバラエティにおいて所謂「雛壇芸人」と呼ばれる連中が出ている番組は本当にクソ面白くもない。笑えるのはそいつがやってる一発芸やキャラを知ってる人間だけである。要するに自称芸人の一過性のキャラ設定に頼っているだけなのだろう。だから万人受けしないし、ブームになってもすぐ消えてしまう。

ではアメリカの場合はどうだろう。あれだけ多種多様な、民族や文化が入り混じる国にあって、コメディという笑いのセンスが最大公約数化されているのは、笑いに使うネタが芸人本人の一過性のキャラ設定のみに頼ってないせいだろう。そして笑いのl根底にあるのは社会や政治に対する皮肉であったり、有名人・・・所謂セレブリティに対する「おちょくり」であったりするわけだ。「ブルース・ブラザーズ」なんてその最たるもので、反骨精神が日本のように共産党主導の反国家的左翼思想とイコールではない、ということを示す好例だろう。

また、あちらでは驚くほど多くの人間が「スター・トレック」等に関する知識を共有している。自分が基地内で実際に見たのはそこら辺のガキから空軍大佐の奥様連中に至る老若男女まで、である。そんな軍の高級将校の奥様でもスタートレックやエディ・マーフィーが「サタデーナイト・ライヴ」でやっていた下ネタや人種ネタをキチンと知っている。(だから「今日はそういう話は無しね!(笑)」と釘刺されたりする。)例えば「カーク船長 Vs 怪獣ゴーン」なんて有名なネタである。であるから、フラッシュ・ゴードンやバック・ロジャーズというキャラクターはそれこそ「サザエさん」レベルで広く認知されているのではないか。故に「サム・ジョーンズ=フラッシュ・ゴードンの一発屋」というギャグが広く受けるわけだ。

とまぁ彼是書いてきたが、兎に角、自分は非常に楽しませてもらった1本である。また、吹き替えの声優陣(テッド役の有吉ふくめ)がとてもいい仕事をしていたな、と思った次第。

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