I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2015/02/04 / 01:05

最近の2枚。

terrorizer before the downfall

TERRORIZER "Before The Downfall" 2CD

L.A. の・・・いや、地球が誇るグラインド・コア・バンド、TERRORIZER の1st以前にリリースされていたデモ/リハ/ライヴ/未発表音源集。デモやリハはこれまで手を変え品を変え、ブートでリリースされてきたが今回の正規リリースはそれに未発表だったテイクも加えてまさに決定版と言うべき素晴らしい仕上がりになっている。REPULSIONと並んで「ブラストを叩き続けてもスピード感が落ちない」稀有な存在感、そしてオスカー・ガルシアの咆哮。活動再開後、つまりガルシア脱退後のTERRORIZERからは消えてしまうダーティでラフなグラインド・コアが心行くまで堪能できる。

もう一枚。

Napalm Death meat
NAPALM DEATH "Apex Predator...Easy Meat" CD

3年ぶりの新譜。前作"Utilitarian" と基本的には変わらない。実際、続けて聴いていると同じレコーディング・セッションではないかとすら思いたくなる。ハッキリ言って前作は好みではなかった。"Enemy Of Music Business"~ "Time Waits for No Slave" までは良かったんだけどね。まぁあくまでも個人の好みの問題なのだろうけど、どうも曲が印象に残らない。演奏は上手いし当然、滅茶苦茶速くて攻撃的だが初期の "The Kill" "Prison Without Wall" みたいなのが俺は好きなので、どうもイマイチ入れ込めない。だからと言って貶す部分は全くないし、いいアルバムだと思うのだけどね。上手く説明できないや(苦笑)自分にとってのNAPALM DEATH は "Scum" で完結しているという気持ちも大きいのだろうけど。

しかしこうして2枚を続けて聴いていると、同じ「グラインドコア」の看板を出していても全く音作りが違う・・・南インドのサンバルやラッサムと日本の欧風カレーと同じくらい違う。かつてインタヴューで「影響を受けたのはSIEGE等で、ほとんどのスラッシュメタルは好きではない」とガルシアが発言していた割にTERRORIZERの曲作りはメタルをルーツに持つ骨格のしっかりしたものであることがわかる。対してNAPALM DEATH はもっと前衛的且つ実験的でノイズのテイストもあるのが面白い。BRUTAL TRUTH "Sound of Animal Kingdom" 以降の後期音源のようなグシャッとしたカオスで滅茶苦茶速い音作りを彷彿とさせる部分もあるように思う。

またTERRORIERについては"Darker Days Ahead" "Hordes Of Zombies" よりも NAUSEA "Condemned To The System" の方がTERRORIZERほどブラストビートを使わずともかつてのTERRORIZERの本質に近い音を出しているのもミソ。

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