I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


Entries.

2014/11/20 / 00:35

先週末、ヴァニラ画廊で沙村弘明&森馨展「ティルガング」のブックレットを入手。

DSC_0124.jpg

同画廊で9月に行われた展示会の様子はこちらに書いてあるが、このブックレットを見ればより、病んだ世界観にヤラれるはず。

(共産主義)革命によって崩壊した旧王族に対する凄惨な拷問/粛清/処刑を繊細かつ圧倒的な筆致で描いた展示は残暑の9月後半にあって展示室の体感気温を下げさせるに十分な迫力を持っていたが、今回のブックレットではそれら作品に加えて、物語の前後及び背景が書き加えらえれておりまさに「完成形」というべき仕上がりになっている。

処刑を免れたものの、壮絶な拷問の場に立ち会わされることになった王家の少女たちが薄物一枚を身に着けただけの素足と姿であることも、作者のフェティシズムを感じさせる。表紙に描かれた少女の無防備に晒された脚も非常にいい。尤もインタヴューしてみれば「インスピレーションは『アルプスの少女ハイジ』の寝る時の格好で・・・」などとはぐらかされそうな気もするのだが(笑)

そしてラストのページ、沙村流の「結末」も実に良い感じの余韻を残す。

スポンサーサイト

SM/フェチ / TRACKBACK(0) / COMMENT(0) / PAGETOP

Eat Too Much..... / ホーム / 海辺のハードコア!


コメント:


コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する 


トラックバック:

ホーム