I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2014/11/03 / 23:10

時々、やたらと「○○が食べたい~!!」という思いが脳内をフルスピードで駆け回ることがある。

今週は、○○の部分が「カオソーイ」だったので、新宿西口の行きつけタイ料理店「ピッチーファー」へ。実を言うとピッチーファーに行く前、東口の新宿中村屋が約3年余の沈黙を破りリニューアル(グランド)オープンしたので久々にコールマン・カリー若しくはインドカリーを!と思ってレストランを覗くと案の定の大行列だったので河岸を変えて此処にしたのだが。しかし中村屋、旧店舗の「ラコンテ」でやっていたカリー・バフェ、無くなってしまったのは寂しい限り。都内のカレーバフェではトップクラスの美味さとCPだったのに非常に残念である。

というわけで「ピッチーファー」。1800に入ったら誰もいないという絶好の環境。

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ヘェーグン(エビすり身の春巻き揚げ)。エビのすり身というとトードマンクンが有名だがトードマンクンは衣をつけてあげてあるのに対し、此方は揚げ春巻き。スイート・チリ・ソースとの相性良し・・・でもタルタルソースで食べても美味いに違いない!という邪念が顔を覗かさせる(苦笑)

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御馴染み、カオソーイ・ガーイ。鶏肉入りココナッツ風味カレーラーメン。自分はこれを食べるとき、必ずカーオスワイ(タイ米)と一緒に、所謂「ラーメンライス」感覚で食べるのだが、タイの人もカオソーイのスープ掛けてご飯を食べたりするのだろうか。

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これも御馴染み、タイのホット・デザート、カノモーケン。あっさりした甘味が乙。

久しぶりのタイ料理、余は満足である。

続いて此方。

2日夜、浅草の小劇場へ演劇を見に行く前、以前から店頭の吊るし肉の塊が気になっていた国際通りROX向かいにある「サライ・ケバブ」へ。覗いてみると奥にイート・インのスペースがあるので座ってメニューを見るとメゼやエキメッキといったトルコ料理も出せるらしい。この日は朝から殆ど何も食べていなかったので腹が減っていた。

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ケバブ・ライス。肉は(大盛)ビーフで激辛ソース掛け。肉に隠れて全く見えないが下の方にバターライスが入ってる。まさに「肉!」という感じ。これに本日のスープ(何か忘れた)を併せる。やはり空腹時の肉は美味さも格別だ。

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デザートは有名な「トルコ式伸び~るアイス」ドンドルマ。実は店で食べるのは初めてだ。少し溶かしてからねりねりして食べるのがよろしい。因みにこの他に飲み物でアイランを頼んだのだが、発酵して炭酸状態になっていた。これも初めての体験。どちらも美味い。

続いて「今週(月)のデリー」。最近は六本木店へ浮気しているので銀座店に行くのはひと月ぶりである。

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ビンディ・マサラ。オクラの食感が堪らない。実を言うとインド料理を食べ始めるまでオクラも茄子もタマネギも俺は大嫌いだったのだ。約15年前、初めてインド料理店に連れて行ってくれた池袋の某SMクラブの某女王様、ありがとう!

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11月のマンスリーは「チキンの胡桃カレー」。因みにかつての上司に「来海」という人がいたのだが「チキン野郎の来海さん」という意味ではない。

一口、口に入れると胡桃の香りが広がるのが乙。食感もまた、良し。同じ白いカレーでも南インドのケララ・シチューのような尖ったスパイス感はあまりなく、クリーミー&マイルドでリッチな味わいのムガール宮廷式カレー。上に浮いているオレンジ色のブツはチリオイルでこれがチョットした辛さのアクセントになっている(が全然辛くない)。こういう料理を「辛くできますか?」といって無理やり激辛にするのに勝る野暮はない。マイルドな料理はマイルドなものとして楽しめてこそのグルメじゃないかと思う。

ラストはハズレの一店。

夜、浜町をぶらぶら歩いていて首都高の近くでインド国旗を見つけたので入ってみた。よくある「ネパール人がやってるなんちゃってインド」であることにすぐ気が付く。ネパーリに入るときの定番。ダールのスープとモモをオーダー。ライス食べたかったのでチキンビリヤニもオーダー。

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スープはまとも。極々平均的な味。

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モモ。見た通り、変色してる部分は蒸かしすぎ。イマイチ。

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「ビリヤニ」と称するSomething Wrong な「何か」。ネパール人がやってる「インド料理店」でこの手を頼むとよく出てくるクソッタレ料理。粥のようにグチャグチャなライスを無理やり押し付けて成形したようなブツ。どうやって炒めたらこんな粥のようになるのか聞いてみたいものだ。フライパンで炒めたライスを「ビリヤニ」として出すインド料理店も多いが麹町「アジャンタ」のそれとは値段の差を考慮しても雲泥の差、どころかアンドロメダ星雲と北朝鮮くらいの隔たりがある。

考えてみるとこれまでネパール人の店で「サンサール」を除いて真っ当な「ビリヤニ」を食べた頃が無い。以前ある本でインド人の料理人が「ネパール人はダルバートばかり食べているから辛いカレーが作れない」と言っていたが、そもそもビリヤニを食う文化が無いのだから、やはり無理はあるのだろう。

まぁこの手の店が存在し続ける背景には「バターチキンと焼き立てのナン」だけ食ってりゃ満足してるような程度の低い日本人客が如何に多いか、ということなのだろう。「この程度の国民にはこの程度の政治(家)」という言葉があるが国民を客に、政治(家)を料理にしても見事にハマることに気付くだろう。

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