I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2014/07/06 / 23:58

最近は「食い物ブログ」化している本ブログ。

ちゃんと音楽は聴いてるし本だって彼是読んではいるのだが、前回書いたように、長文を打つ時間があまりない・・・というか・・・面倒臭くなってきた(苦笑)。それが昂じて来ると「何処が遠くへ一人で行きたい」症候群を発症し、E.C.タブのSFシリーズ「デュマレスト・サーガ」みたいに自分の身体を低代謝状態に置くか、はたまた冷凍冬眠等で宇宙船に乗って、銀河の中心に向かって飛んでいきたくなる。

そんなわけで、今週も食い物の話。BULLDOZERのデモCDとかANTiSEENのアナログ・ライヴ盤、7SECONDSの新譜等々の話はまた気が向いたら・・・向かないかもしれないが・・・・・

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金曜夜。御徒町「アーンドラ・キッチン」にて。インドのスパイス料理を5日間も食べていなかったので、ガツンとくるものが食べたかった。ココナッツ・ライスとアーンドラ・マトン・クルマ。オーダーしたら「今までココナッツライス、食べた事ありますか?」と聞かれたので「えぇ、ありますよ」と答えたところ、厨房と何やら現地語で話をした後、注文が通った。多分、いきなり頼んでココナッツの香りが苦手だったとか、ゴロゴロ入ってる豆類がダメだとか、コリアンダー(パクチー)が臭いだとかブーブー文句を垂れるクソ共が居たのだろう。何時も言ってるように、ココナッツとコリアンダー(パクチー)が嫌いなら、インドやタイ料理なんか食わなけりゃいいじゃねぇか、と思うわけですよ。

でもって写真の2品。ココナッツライスは濃厚なココナッツの香りと豆の食感が堪らなく美味。これだけでもイケるが、当然カレーと一緒に食った方が相乗効果で旨味ギア3段上げ。アーンドラ・マトン・クルマは柔らかい羊肉がゴロゴロ入った一口目マイルド、しかし後から汗がドバッと出る辛さがとてもいい感じ。南インドの辛さって、例えば「カシミールVVH」みたいな直線的な辛さでは無くて、内側からもこっと競り上がってくるような辛さなんだな、これが。

続いて御馴染みの「デリー」2店。

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此方「銀座」店。マンスリーカレーの「チキン・ココナッツ・マサラ」とチェイサー代わりのデリーカレー。最近、店名を冠したデリーカレーをスープ代わりに飲むのが気に入ってる。カシミールほど「精」が強くないのでどんな料理にも合う・・・というか味の邪魔をしない。以前はここらへんが「なんとなく物足りない」だったのだけど最近は「そこがいい」に変わってきた。やはり歳は取るものだ。マンスリーはココナッツの濃厚な風味漂うマイルドなカレー。やはり夏は、ココナッツが美味く感じる。

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此方「六本木ミッドタウン」店。今日までのウィークリーカレー「ベイガンブルタ」と同じくチェイサー代わりのデリーカレー。銀座と六本木で同じデリーカレーの色が全然違うが、これは店内の照明の関係であって両者とも同じ色と味わいである。此方のベイガン・ブルタ、本来はヴェジタリアン料理なのだが牛挽肉が入ってベーガンキーマという趣になっている。これまでベイガンブルタというと「美味しいけど、ちょっと腹には溜まらない」というアッサリした感じ(銀座「ナタラジ」のベイガンブルタなんて「これじゃあっさりしすぎてて喰った気がしない」というレベルだった)ではなく、肉の重みがフックになって胃袋と記憶に味を留める役割を果たしている。アッサリしているが非常に美味しい。

続いて新規開拓。

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地下鉄東西線「木場駅」に程近い「カオマンガイ専門店 Pui (プイ)」へ。カオマンガイ専門店なのにカオマンガイをオーダーせずガパオを食べるという性格のヒネた自分である。因みにゲーン・ペッ、ゲェーンキョーワンといったタイカレーは置いてない。

此方はコームーヤーン。豚の喉肉ソテーである。量も多いし安いのが良い。そしてとても丁寧に作られていることがよく分かる味付け。食べていると自然と顔が綻んでくる。

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此方は御馴染み、ガイガパオラーカオ。写真では見えにくいが、ホリー・バジルも沢山入っている。使っている鶏肉は挽肉ではないのだが、こういうガパオも美味しい。なかなか木場まで行く機会って多くないのだが、今度は看板の「カオマンガイ」をオーダーしてみよう。

さて、そして日曜日の午後、小腹が減った俺は日暮里の「シディーク」へ行って軽食のドーサをオーダーした。すぐにサウザン・アイランド・ドレッシングが掛かったサラダが出てきた。なんでインド料理屋でこんなモノ食わなきゃいけないんだ・・・と放置。フロアの男が厨房に行って何やら長々と指示している。あー、ドーサとか南インド料理を作った事が無いのか・・・・かなりの時間が経過して出てきたブツを見て嫌な予感が的中したことが分かった。出てきた形からしてキッチリとした円筒形ではない。この時点で既に士気低下。ココナッツチャットニーと何故か添えられてるグリーン・チャットニー。どちらも味が極めて薄い。上澄み液か、水でも入れたのか、って勢いだ。

そして最低最悪なのがサンバル&ラッサム。どちらも異様に塩辛い(しょっぱい)。そしてドロドロだ。おまけにわざとらしい甘味まで付けてある。吐き気がしてきた。食べるのを途中で止めて席を立つ。会計の時、ちらりと厨房を見るとひとりいる料理人はどう見てもドラヴィダ系(南インド)ではない。フロアスタッフに尋ねてみた。「料理してるのは南インドの人ではないですよね?」「ミナミインドデース」カチンと来たので「That Dosa is NOT REAL SOUTH INDIAN STYLE! 」と言ってやったら憮然とした表情で黙りやがった。どうせレシピだけが残っていて、サンバルもラッサムも食べた事のないパキスタンやネパール人に作らせているのだろうが、だったらレシピを教える前にちゃんとした味を教えろよ。「アジャンタ」にでもつれてきゃいいだろ、と思う。「どうせ日本人なんてランチセットのバターチキンとナンだけ食わせておけば喜んでいるのだろうから、南でも北でもいいだろう」程度にしか考えてないのなら、ずいぶんと舐められたもんだな。

夕刻。

「クソ不味い料理の記憶は、美味い料理を食って上書きしろ」

というわけで、間違いない南インドを食べに八重洲「ダクシン」へ。

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エッグ・バジィ。玉子の天麩羅、である。あつあつふわふわ。スターター・スナックとしては上出来。昼食ったグリーン・チャトニーよりも当然、濃厚で風味も良い。

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カリフラワー・マンチュリオン (揚げカリフラワー)。色見りゃわかると思うが真っ赤である。御馴染みのフロアスタッフが「辛イ方ガ好キデショ?辛ク作ロウカ?」と言ってくれたので「お願いします!」と言って出てきたのがコレ。先日食べた「アーンドラ・キッチン」のゴビ(カリフラワー)65もそうだが、本当に日本でサラダなどに入れて食べるカリフラワーとは全く別物の美味さである。そしてこれがまたジワッと辛くてとてもイイ。代謝が一気に加速しそう。

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メインのカレーは、カッタリカ・カラ・コヤンプ・・・早い話が「南インド式茄子の辛いカレー」とバスマティライス(多分、大盛りだwww)。この週末だけで何回、茄子とココナッツのカレー食べてるんだ、と思う(苦笑) 茄子という野菜は、それ自体の味よりもむしろ、日本なら出汁や味噌といったもので味が変わる食材だと思うのだが、印度のスパイスと混ざる事でオクラ同様、劇的な変化をする。此方はベイガン・ブルタよりも遥かにパンチの効いた(破壊力のある)スパイシーな味わい。これを取皿の上に取ったバスマティライスにかけ、グチャグチャに混ぜて食べる。何度も書いてるようにインド料理は「混ぜてナンボ」である。あー、美味しい!魂のギアがガンガン上がり代謝のスピードが加速する。変身してヒーローにでも成れそうな勢いである・・・・というのは嘘だが、これ食べて、〆にマドラスコーヒー飲んで、漸く記憶が上書きされた。

そんなわけで、今週もごちそうさまでした。

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