I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2014/06/10 / 21:59

最近、天気が悪かったり、優先順位の高い予定があったり、仕事が中途半端に入ったりとなかなかライヴに行く時間が無い。

そんな合間にも音源は彼是チェックしているのだが、買ってくるのは古いモノ・・・再発物ばかりで新しいバンドの音源ってのは殆ど買ってないのではないか、と思う。そう考えるとやはり現代社会においてハードコアってのは最早、最もラジカルで刺激に満ちた音楽としての役割を担ってはいないという事なのだろう。多分、あと20年もすれば熱心に音楽聴く奴なんてのは激減して、一日中ゲームやってる廃人だらけの世の中になるのだろうよ。

というわけで最近聞いた3枚。

final conflict ata2cd
FINAL CONFLICT "Ashes To Ashes" 2CD

言わずと知れた名盤、デジタル・リマスターの2枚組仕様で再発。Pusmortから出たオリジナルLP盤もCDも持っているが今回は、去年か一昨年にアナログだけでリリースされていたデモ音源が漸くCD化されて抱き合わせ2枚組になっているところが売りである。

音の方は言わずもがな、だろう。UKポリティカル・ハードコアとUSHCのいいとこどり、である。CRUCIFIXほどUKHCの影響が強くなく、リフの流れるような軽さが実にアメリカン。緑のスパイクヘアーでミッキーマウスのシャツ、というセンスも実にアメリカン。それで革ジャンにDESCENDENTSのペイントがあったりするのもまた、アメリカン。

日本ではこの1st以外、殆どスルーされているが、2nd "Rebirth" 3rd "No Peace On Earth - No Rest In Hell" も基本のラインは変わらない。機会があったら聴いてみて損は無いと思う。

次。

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PSYCHO "Chainsaw Priest"CD

ボストン・ハードコアの仇花・・・というか「ボストン」というイメージから入るとコケる事間違いなし、なPSYCHOのオリジナル最新盤。アルバムとしては約30年ぶり・・・の筈。自分は編集盤CD2枚・・・初期音源集"82-86"と"Grind Years" しか持っていないのだが、本作はそれまでの「スカスカなくせにバカっぽい速さでスカムな臭いもプンプンする」変なバンド、というイメージを覆すソリッドでシャープなグラインドコア半歩手前のファストコアという感じでとてもカッコいい。

デスメタルにならず、ギリギリのところでハードコアのフィールドに留まっているのも良い。17曲中1曲を除いて全て1分台、若しくはそれ未満という短さがまた乙。無駄で冗長な展開とか長いギターソロとか無し。速い部分だけを抜き出して突っ走る音は爽快痛快。

Cancerouth growth
CANCEROUS GROWTH "Cancer Causing Agents : Discography" CD&DVD

そのPSYCHOのドラム&Vo.チャーリー・インフェクションがやっていたバンドの全音源集。ロゴは昔々見た事あるが、ダサそうなのでスルーして何十年、というバンド。

"Psycho" の音を期待するとコケる。GONKULATORの音を期待してもやはりコケる。後にダメダメになっていく(褒め言葉)才能の片りんは見え隠れしているがこの音だけけ聴いていると、ボストンなのに中西部辺りの冴えない田舎者がバタバタやってる野暮なハードコア・バンドという香ばしさがプンプンする音。

DVDには85~86年のライヴが収録されていて此方も「あ~、昔は居たよね。こういう『速いんだけどなんか半端に野暮な』バンド」という感じ。まぁよっぽどのマニアでなければ「絶対買わないと損しますよ!」って音源ではないと思う。こういうのより、個人的には N.O.T.A. の1stをいい加減、再発&CD化して欲しい。

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