I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2014/05/15 / 00:44

此処数日、やたらと気温が上がって暑い。考えてみればもう5月も半ばなのだから当たり前だ。ついこの間まで革ジャンのフロント・ジッパーを上げて歩いていたのが嘘のようだ。

というわけで熱い季節に先駆けてリリースされたアツい2枚。

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RAW POWER "Tired & Furious" CD

結成33年目を迎えるイタリアのベテラン・ハードコア・バンド RAW POWERの新譜。傑作だった前作"Resuscitate" に負けず劣らずの疾走感と緊張感。1分、2分台の曲が大半を占める。切れ味の鋭いリフに弾きまくりのギターが堪らなくカッコいい。

今回のリリースを機に初期のアルバムから音源を彼是聴いていたのだが、マウロの声が年取ってより渋みを増した(若い頃よりも今の声の方が好きだ)以外は基本的に変わっていない。中には"Fight" のようにスローダウンした作品(その前作"Too Tough To Burn"は未聴)もあるが、98年の"Reptile House" 以降はレベルの高いハードコア/スラッシュ・アルバムをリリースし続けている。もう再三書いているが、日本では "Screams From The Gutter" までの初期だけ押さえておけばいい、という扱いをされている彼等だが是非、「今」のカッコ良さを体感してもらいたい。

まさに本作収録の "Reunions" の歌詞にある♪俺達は一度も解散していない 俺達は疲弊なんかしていない 俺達は決して諦めたりしなかった それを誇りに思ってる♪ のとおりである。



もう一枚。


kinoko jyubaku
キノコホテル"マリアンヌの呪縛"CD

今回は限定BOX仕様を買い逃してしまったので通常盤。

前作のミニアルバム"マリアンヌの逆襲" から矢継ぎ早にリリースされたフルアルバム。既にライヴでやってる曲が・・・半分くらい、か。1曲目のインストに続いて始まる "冷たい街" が凄く良い。ちょっと懐かしい歌謡ポップスの歌メロに乗るギターソロとオルガンが堪らない。続いてライヴで見て「あ、これ凄い!」と思った"Fの巡回" マイルスの"In A Silent Way"のように延々とループされ続ける単調なベースとオルガンのリフが次第に昂揚感を煽っていく。それに続く"ばら・ばら" 以降も良い曲つるべ打ちで一気にラストまで持っていく。

今回、歌詞の乗せ方や言葉の選び方も今までにない感じで新鮮に感じた。そして音源を聞いて改めて思うのが新加入のベース、ジュリエッタ霧島嬢の超絶な上手さで前出 "Fの巡回" での演奏はかなり凄い。ケメ嬢のギターと並んで「ビックリしてバカになって座り小便漏らしちゃいそうなくらい」カッコいい。

しかし毎回新譜を出す度、前作を上回る作品を出してくる彼女達は本当に素晴らしい。バンドが売れてくると往々にして「初期の頃の方が良かった」という人が出てくるものだが、自分は昔の "静かな森で" "真っ赤なゼリー" "夜の花びら" よりも今のアルバムの曲がライヴで聴きたいと思ってしまう。あ、でもたまには"ネオンの泪" やってください!!

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