I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2014/03/20 / 01:14

CRUCIFIX を初めて聞いたのは・・・多分、1984年か85年頃だったと思う。

アルバム "Dehumanization" LP を高円寺のBOYで買い求めた。当時は、スラッシュメタルであろうとハードコア・パンクであろうと兎に角、「速くてアツい音」を探して貪欲に音源を聴き漁っていた時代で、今のようにネットも無ければ情報の伝達手段も極々限られた選択肢しかなく、ファンジンなどから得られた僅かな情報・・・というか言及されたバンド名のみ、という場合も多々あった・・・と店でLPを見た時の感働きのみを頼りに少ない小遣いの中から音源を買っていた。

そんな中で出会った彼等の1stLPにして唯一のアルバム "Dehumanization" は衝撃的だった。サンフランシスコ出身でありながらUKハードコアの影響を受けたその音とファッション、そしてアジア人らしい小柄なVo.ソシラのアジテーションに近い叫び。ポスター・スリーヴに印刷されていた歌詞を読み、後に(確かMRR誌だったと思うが)雑誌のインタヴューでソシラがクメール・ルージュの支配から逃れてアメリカに亡命した外交官を父に持つ家に育ったことを知り、その付け焼刃ではない現実の体験としての歌詞の凄味に再度打たれた。

1984-crucifix - dehumanization 30 year anniversary insert-full

そんな彼等の「1984年から」30周年記念ライヴの映像と音源がアップされていたので見聞きしていた。PROUDFLESH でバンド活動は継続し、自分は行けなかったが来日も果たしたソシラの姿は84年当時のライヴを収めたターゲット・ビデオ(W/ MDC) でのパフォーマンスと比べいい意味で「大人になったなぁ」と思わせる貫録十分なものだった。



しかし84年から30年。自分がハードコアという音楽を聴き始めてからの年月にほぼ等しい。こういう事を言うと年寄りみたいだが本当に、今振り返って30年なんてアッという間だったな、と思う。まさに光陰矢のごとし、である。とはいえ其処には当然、人生の紆余曲折があるわけで色んな事象を通り抜け、潜り抜け、或いは強行突破して此処まで自分は歩いて来た。バンドでも仕事でも自分の信念でも熱情でも何でもいい。30年間、何かを継続するというのは実際、簡単な事ではない。

自分は過去を振り返って「あの頃は良かった」なんて事を言う人間だけにはなりたくないと思っていたし、実際、そういう発言はしていない筈だ。例え、高校生や大学生だった当時に戻ることが出来、ハードコアやスラッシュの勃興期を再体験できるとしても、過去に生きるなんて真っ平御免だし、俺は現在の自分が大好きだ。そんな郷愁に浸る暇があったら、前に進んだ方がいい。

そんな事を考えつつ、現代のCRUCIFIXの音を聞いていた。とても、カッコいいじゃないか。今度は CRUCIFIX として是非、来日て欲しい。



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