I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2014/02/19 / 00:14

相変わらず、寒い日が続いている。

1月初旬まで「今年は暖冬だろう」なんてタカを括っていたら2月に入ってドーンと冷え込みが厳しくなった。やはり何処かで帳尻を合わせるように出来てるのだろう。

そんなわけで最近の2枚。

behemoth satanist cd
BEHEMOTH "The Satanist" CD+DVD

ポーランドのブラック・メタル・バンドBHEMOTH通算10作目・・・とはいえ俺は"Demigod" と"Apostasy" しか聴いてない。当然、初期の頃は全然知らないので比較対象は出来ないのだが、ほぼ予備知識ゼロの状態で聴いて、本作が非常に素晴らしい出来だと確信する。デス・メタルではなく、飽くまでもブラック・メタルとしての「黒さ」が濃厚に渦巻いている。重いとか速いという物理的/表面的な問題ではなく、何かが物凄く歪んでいる。そして歪んでいるのに、高貴である。とても。

自分はクリスチャンでは無いし、一神教の精神論なんてものも理解していない。そういう文化を背負ってないのだから、欧米の宗教観には理解しがたい領域が存在するのは当たり前の話。ただ、この音源から聞き取れるのは表面的な反キリスト、悪魔崇拝、オカルト等、チープなレヴュー用単語で言うところの「邪悪さ」(笑)ではなく、先述の通り非常に高貴な魂の鼓動を感じるという事。あとは、是非、聴いてみてください、としか言いようがない。

あとジャケの絵は、リーダーのネルガルの血を混ぜて描かれている、という平清盛の血曼荼羅を地で行くエピソードも興味深い。

抱き合わせのDVDは2012年のロシア公演の模様をワンステージまるごと収録した "Live Barbarossa" で、此方も音質、画質共に素晴らしく、これだけ単品で販売してもいいのではないか、という出来でブート紛いの「付録」とは大違い。このライヴ映像に加えて "The Satanist" 制作に纏わるドキュメンタリー(インタヴュー&コメンタリー)が字幕付きで収録されているのだが、自分はライヴ映像よりも此方の方が興味深く、且つ面白かった。

国内盤2枚組で3700円は高いかな、と一瞬思うのだが、それだけの金を払う価値は十分ある作品である。SIGHの川嶋未来さんが書いているライナーも的確な内容で、本当に腐れBURRN! の業界ゴロがライナーを書かなくて良かったと思う。

もう1枚。

sunn200printadvert0114.jpg
SUNN O))) & ULVER "Terrestrials" 2CD

アメリカの「太陽」とノルウェーの「狼」共演作。

SUNN O)))といえばすぐにイメージできるのが延々と反復される轟音の重低音ドローン(アースダムでライヴを見て、睫毛が振動したのには驚いた!)だが、本作ではドローンは無し。作風的には ULVER の "Lyckantropen Themes" ~"Shadows Of The Sun" にSUNN O)))が乗っかった印象を受ける。ダークでエクスペリメンタルなアンビエント・ミュージックである。SUNN O)))でいえば"White 1&2" に近い。とてもゆったりした気分で聞ける良作だと思う。

日本盤のみのボーナス・ディスクは本編収録 "Eternal Return" のラフ・ミックスとアッティラ参加の1曲の計2曲約30分。オーケストレーション等加工される前のラフ・ミックスの方が音が尖っていない分、よりゆったりとした気分で聞ける。アッティラのVo・・・というか声の参加については自分は特にSUNN O)))でのアッティラにそれほど大きな価値を見出していないので「曲としてとてもいい感じだね」という事。

万人向けではないのだろうが、自分はこういう音も大好きだ。

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