I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2013/08/12 / 01:53

土曜日はギャラリー2軒を回った。1か所目が昨日アップした新宿座。

もう1か所が銀座「ヴァニラ画廊」にて開催中の 

art_201308120147161f9.jpg
   沙村広明「無限の住人」原画展「剣人輸贏の回廊

へお邪魔してきた。

考えてみると、ヴァニラ画廊で「無限の住人」というのは意外な組み合わせなのかもしれない。自分がこれまでに沙村先生作品展を同画廊で見たのは2008年「娘達への謝罪」と2012年「蹂躙史エピトマイザ」の2回。どちらもサディズム&フェティシズム溢れる企画であり、「無限」の読者層とは必ずしも一致しない世界だと思っていたからだ。

そんなわけで、35℃を超える炎天下の元、銀座8丁目へ。

展示室1の方は主としてカラーの作品、展示室2が漫画原稿という構成になっている。カラー作品の方は、画集に収録されているものも多数展示されているのだが、やはり印刷されたものと実際の原画では色の感じと躍動感、迫力が全く違う。漫画、イラストではなくまさに「絵画」という趣。画集の中で沙村先生は「今までカラー原稿を気に入った事は1度も無い」と仰っていたが、私はとても素晴らしい目の保養をさせていただいたと思っておりますよ、ハイ。

あと廊内の1角で、原稿執筆中の動画が流れていたのだが、鉛筆で塗った黒い背景から、濡れティッシュで絵を仕上げていく技法は驚いた。これは是非、現地で見てください、としか言いようが無い。

続いて展示室2。此方は床から天井まで、漫画原稿で埋め尽くされた圧巻の部屋。30巻の蒔絵Vs 偽一の戦いが、表紙カヴァーを取って現れる万次と凛の子孫の姿が・・・と後半の名場面が所狭しと貼られている。

そして注目すべきはプロデヴューの切っ掛けとなった、谷崎潤一郎「刺青」を漫画化した作品が展示されている事。この当時で既に絵が途轍もなく上手いに驚くが、同時に「当時から足フェチ全開だったんだなぁ」と変な感動を覚える。

そして

「谷崎で足フェチなら『刺青』と並んで『富美子の足』なんだけど・・・これは作品にしていないのだろうか・・・・あっ!『久世院家最大のショウ』ってもしかすると、オマージュなんだろうか!」

と思ったり。と暑い夏の午後、濃密なひと時を過ごせること請け合いの素晴らしい展示である。

因みに、自分は沙村先生が描くフェティシズム溢れまくりな女性の姿が大好きで、「無限」なら百琳、「おひっこし」なら赤木さん、「ベアゲルター」なら忍の路線(?)はリビドーを直撃する。特に「無限」においては百琳が逸刀流の副将に毒を飲ませて射殺す場面、そして敵に捕まり拷問される場面はとても興奮した。(でもやはり、吉乃瞳阿も大好きで捨てがたい)

これは自分(性癖/性的傾向)が犬属性の女性崇拝者だということも大きいのだろうが、やはり作中でもその手の姉御肌には惚れてしまう。反面、本来はヒロインである筈の凛が何故か全く自分のフェチセンサーに引っ掛からない、というのも面白い。

余談だが「無限」の男キャラでは、八苑狼夷作 が一番のお気に入りである。瞳阿との関係性も含め、俺だったら多分、同じことを言い、同じ行動を取るのだろうな、と思ったからである。

そんなこんなで、「無限の住人」画集の第2弾も是非とも発売していただきたいところである。

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