I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2013/04/09 / 01:10

先週末、待ちに待った第2巻が発売となった

heromask.jpg
鶴ゆみか「ヒーローマスク」

を購入、読了。最近ハマりネタの1作である。

内容は・・・

転校早々、不良にからまれたアン・ラッキーな高校2年生・渋谷未来の大ピンチをすくってくれたのは、ヒーロー部の美少女・佐々木リリコだった――。ヒーローになろうとして奮闘する女の子に、途惑いながらも惹かれていく少年が、不思議な「マスク」を手に入れて、やがて本物のヒーローになっていく

・・・というもの。

今時珍しい直球ど真ん中な「学園&ヒーロー」物である。故に、とても新鮮に感じる。特に昨今は線の細い作画が多い中、鶴先生の絵は昔ながらの「少年漫画」の系譜に連なる力強い線で描かれており、とても懐かしい。

そして面白いのが、読後の感覚がマーヴェル・コミック、特に「スパイダーマン」に近い事である。敵味方共に学校及び地域コミュニティの住民と顔見知りという舞台設定、そして関係者各位の中で殆ど唯一、未来が特殊能力を持っている事を知らないリリコとの関係性もピーターとメリージェーン・ワトソンのそれを髣髴とさせる。

加えて惹きつけられるのが、月刊「HEROES」の連載を読んでいて、毎号「次は多分こういう展開になるのだろう」という此方の読みを尽く裏切っていくストーリー展開の上手さである。「突然空から降ってきたマスクによって特殊能力を得た」とか「更に第2第3のマスクマンが現れる」「敵だと思っていた奴がいつしか味方になっている」「突然、新たな刺客が現れる」といった転換のスピード感は読んでいて飽きない。「空から降ってきたマスク」「どうしてそれぞれマスクの形が違うのか」についての詳細な説明が一切ないところも良い。例えばムアコックの「エターナル・チャンピオン」ではないが何か途轍もなく大きな因果律の中で動かされているのだろうか、等々疑問のタネは尽きない。

個人的にはヒロインのリリコよりも、美形のジャスティス・エンジェルが大好きなので今後はもっと活躍の場が増えればいいな・・・と思ったりする。

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