I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2013/02/20 / 00:29

先週、17日の日曜日、両国RRR(楽園部屋)にて開催中だった

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根本敬「臨機応変」展

の最終日に行ってきた。

根本先生の作品を初めて読んだのは大学生の時で「平凡パンチ」に連載されていた「生きる」だったのだが、あの絵と徹底的に虐められる村田藤吉の情けなさ、そしていびり役である吉田の傲慢無礼な態度の凄まじいコントラストと不条理感には大きな笑劇/衝撃を受けた。

例えば

「風邪ひいた。『コルゲン・エイト』買ってこい!」という命令に村田が歯磨きの「コルゲート」を買ってきて「テメー、コルゲートなんか買ってきやがって!」とボコボコにされる場面とか、病院の待合室で吉田が村田に

「車輪が2つある乗り物は・・・チャリンコだったかオマンコだったか先生に聞いてこい!」

と難題を吹っかける場面、ブルース・スプリングスティーンのライヴで客が♪Born In The U.S.A~♪と盛り上がってると突然ブルースが「おい、そこ!死んでるぞ!」と客席を指さすと観客の中で踏み殺されてる男の死体があって翌日の新聞い「お手柄!ブルースさん」という記事が出る・・・等々、滅茶苦茶で完全に「向こう側」へ突き抜けた話が兎に角、最高だった。

そしてやってきた両国。以前も中野ブロードウェイの「タコシェ」で直筆イラスト入りTシャツが売られていたりしたのだが今回のような多量の原画が展示されているのは初めて見た。万国旗が張り巡らされた会場内、デスクの上に散乱している紙片が「イヴェントのフライヤーかな」と手に取れば作品だったり、壁にも所狭しと原画が貼られていたりで非常にカオスな空間になっていた。

漫画作品というよりはほとんどがイラスト・・・それもヤク中がハイになりながらマヤ文明の壁画をトレースしたような凄いパワーに圧倒される。RUPTURE "Corrupture" のアートワークに村田と吉田の顔を埋め込んでチンコを生やしたようなキメキメな感覚が自分の感性に揺さぶりをかける。

加えて、マイルスだの 影山莉菜(一世を風靡したアイドル・ストリッパー)だのの切り抜きを使ったコラージュ作品や佐川一政や戸川純に宛てたと思しき手紙まで展示されており全部を細かく見ていると頭の中でポンっと脳味噌がはじけたような感覚に陥る。いやいや、ホントに素晴らしい。そして原画のどれもが高くても3万円台で大半が1万~2万円の範囲で売られていたのも驚いた。

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そして会場内物販で売られていた「生きる2010」と動かない「時計もどき」を物販で購入し、在廊していらした根本先生のサインもいただくことが出来た。感謝、感激雨あられ。どうもありがとうございます!!!

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DSC_1115_20130220002245.jpg
この「時計」の文字盤!(笑)

あと余談だが、「生きる」で吉田が時々口にする「まぁ、さすけねぇか・・・」という言葉があり、何十年も「s何処の言葉だろう・・・どういう意味だろう」と思っていたのだが、先日、現在放送中のNHK大河ドラマ「八重の桜」で綾瀬はるかが「さすけねぇ」と言った時は「会津の言葉だったのか!!おまけに根本作品以外では初めて聞いたぞ、使ってるとこ!!」と感動したものだ。


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