I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2012/12/31 / 02:34

28日から30日まで此処数年来同様、都内神保町のホテルに投宿してひねもすのたりのたりとした年末を過ごしていた。

28日夜は、銀座のバー「ヴァニラ・マニア」で開催中の

宮西計三個展「ペンと鉛筆と毒-Pen, Pencil, and Poison-」

を見に行っていた。

宮西先生はパンク/ハードコアが好きな人であれば THE STALIN "Trash" "スターリニズム" といった作品のジャケット・イラストを手掛けた方、と言えば分かるだろう。

  Stalin trash

宮西先生の原画を見るのは今年6月に系列の「ヴァニラ画廊」にて開催された個展「ペニス主義」以来だが、鉛筆の線によって描き出された繊細な造形は昼間の画廊で見るのとはまた一味違った感覚を抱かせる。個人的にはピカソ頭部の鉛筆画がとても気に入っている。

丁度、在廊(在バー)していらした宮西先生ともお話することが出来、加えて他のお客さんやスタッフの方とのディープな音楽やフェティシズム等々に纏わる話も非常に楽しく、あっという間に閉店時間になってしまった。前回、赤絵かふおさんの個展開催時と同様、酒を飲まない自分が銀座のバーで看板まで居座っているという「現象」は我ながら面白いものだな、と思う。

この日は銀座を出てから神保町に戻って遅すぎる夕食を取っていたのだが、宿の近くに深夜3時まで営業しているナイスな居酒屋がある事は全く知らなかった。

30日は古書店巡りをしようかと画策していたのだが、この時期、殆どの書店が既に年末年始休暇に入っている事を失念していた。その代わりと言ってはアレだが、遅い昼飯を三省堂地階のビアホール「放心亭」で取る。考えてみると自分は中学生の頃からこの界隈でぶらぶらと遊んでいたわけだが、三省堂の地下にドイツ料理のレストランがある事は昔から知っていたが、入ったのは今回が初めてだった。

DSC_0999.jpg

注文は牛タンのシチュー、カキフライ盛り合わせ、激辛ソーセージ、ジャーマン・ポテト・オムレツ。牛タンのシチュー、とろとろに煮込まれた肉が柔らかく大変美味である。これだけでこの日の幸せの半分くらいは占めている。

DSC_1000.jpg

因みに当店は「ビアレストラン」である。当然「売り」はドイツ・ビールである。自分がビーフシチューを食している向かいで相方はカキフライを口に運びつつ、ゲーテが愛飲したと言われるドイツ黒ビール「ケストリッツァー・シュヴァルツ」を美味そうに飲んでいるわけだが、このような場所やアイリッシュ・パブへ足を運ぶ度、酒が飲めない自分は人生の何割かを確実に損しているのではないか、という思いに捕らわれる。まぁ酒が飲めない故に職場のクソみたいな宴席に出なくていいという利点もあるにはあるのだが。

そんなわけで、今年もあっという間に大晦日になってしまった。

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