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ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2012/11/08 / 19:45

最近読んだ漫画など。

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小池一夫・伊賀和洋「レイザー」1~3巻

小池先生原作の大ヒット作「御用牙」の後日談。

北町奉行所定廻り同心・板見半蔵、通称・剃刀半蔵は奉行所の追っ手をかわし日本を脱出、アメリカのニューヨークに渡っていた、という驚きのスタートから20年に渡る半蔵の生き様・活躍を描くアクション、エロ&ヴァイオレンス満載の痛快作。

1886年、ニューヨークでの労務者のゼネストを切っ掛けに市警の部長刑事マグローの相棒となったのを皮切りに後の大統領セオドア・ローズヴェルト(作中ではローズヴェルト)の初代シークレット・サーヴィス顧問となりマフィアのボスやボクシングの世界チャンピオン、或いは自動車メーカー・フォードの創始者等、実在の人物を絡ませながらドラマを演出していく小池先生の手法は「拳神 海渡勇次郎伝」「哀国戦争」等と並んで本当に読んでいてワクワクする。

勿論、それだけでなく前作「御用牙」における「あの十手」や小具足術を始めとした格闘術を繰り出しながら襲い来る敵を容赦なく倒していくアクション、そして敵味方問わず近づいてくる女は皆、「座禅ころがし」と自慢のイチモツで犯しまくり(流石に「もっこ責め」は出て来ない)、おまけにヤられた女が悉く半蔵に惚れてしまうという「眠狂四郎」な展開、100歳になってもヤリまくりな絶倫っぷりには惚れ惚れする。

そんなエキサイティングな物語を活写する伊賀和洋先生の作画と相俟って、「御用牙」とはまた違った魅力ある、そして面白い作品に仕上がっている。

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コメント:

『Re Comments : どうもはじめまして Two Headed Dogさん。』 流浪牙さん
レイザーは俺も読みましたし、確かに痛快作品なのですが、大統領との戦いへ移行してからは
今ひとつさが、な……と感じてしまったりするのが難点でして。そういうことよりは
単発連作形式で19世紀末~20世紀初頭のアメリカ(&世界)のあれこれと老境に達した板見半蔵との
やり合い絡み合い取っ組み合いの数々をまだまだ魅せて戴きたかったですね、と個人的に。

序でにあのマフィアのボスは一度胸に刀が刺さって明らかに死んだハズなのに
最終回近くで何のフォローも無しに再登場してたのは一体どういうことなんでしょうか。


2013/05/07(Tue) 08:08:33 | URL | [ Edit.]
『Re Comments : どうもありがとうございます!』 Two Headed Dogさん
流浪牙さん、

こちらこそ初めまして。そしてコメントありがとうございます。

私もご指摘のように、相棒だったマグローが死んで、話が対大統領に移行してからはちょっと尻つぼみになってしまったかな、と思います。

しかし原作者の小池一夫先生が「小池一夫伝説」の中で「レイザー」について「あれはめちゃくちゃですわ(笑)でも迫力は凄いでしょ?」と語っている通り、破綻をものともしない爽快感、そして「殺人者は死ななくてはならない」という小池作品の不問律に貫かれた作品だと思います。

私もあんなジジィになっても素っ裸でドラムをたたきながら女を抱きたいものです。

2013/05/08(Wed) 23:39:37 | URL | [ Edit.]


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