I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2012/11/07 / 01:06

月曜日は代休を取って週末三連休。日月は銀座のホテル泊で画廊で展示を見たり色々。その中の1つ。

銀座「ヴァニラ画廊」にて開催中の

Who.jpg
「封 -WHO- みてはいけない」天野行雄、荒井良、山下昇平 3人展 

に足を運ぶ。三者三様の「みてはいけない」オブジェの数々。

山下昇平さんによる石化した少女や面の精緻極まる造形、荒井良さんのH.R.Giger "Landscape XX" を髣髴とさせる有機的でありながら心の奥底にある種の生理的嫌悪感を伴う怖さを植え付ける曲面。そして民間伝承を基に独自の解釈で生み出された天野行雄さんの妖怪や神。どの作品もじっくりと正面から対峙すると日常とは一線を画す「向こう側」を垣間見てしまったかのような感覚にとらわれてしまう。

その中でも天野行雄さんの作品は大変面白かった。

丁度自分達が訪れた際、在廊していらして作品に纏わるお話を色々と伺うことが出来たのだが、人の業や穢れを絵馬という形で背負わされた神馬像や、函の中に収められた蛇(宇賀神)の身体を持つ弁財天像等、神仏であると同時に魔の一面を併せ持つ・・・一神教の国ではありえない「数多くの神」という概念、そして神と魔とのあやふやな境界線から生まれてくる日本各地の民間伝承。

お話を伺いながら

「京都・出町の妙音弁財天(妙音堂)って御堂の中も外も蛇の絵馬だらけだったよな」
「そういえば上賀茂神社とか神田明神に『神馬』いたよな・・・」

といった事に思い至る。

尤も、自分が一番感じたのは、R.E.ハワードの「コナン・シリーズ」に登場する、「太古の神が眠ると言われる地下神殿・墳墓に置かれた石棺の蓋を開けてみると其処に眠っていたのは神などではなく人頭蛇体の魔物であった」というモチーフだったのだが。

というわけで、見てはならない境界線というのは存外、身近にあるのだろうな、と思った一日。

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