I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2012/10/09 / 00:45

本日より銀座「ヴァニラ画廊」にて開催中の

  「人造乙女博覧会Ⅲ」

の初日に御邪魔してきた。

初めて実物のラヴドールをこの目で見、そして触れ、その表情や肌の質感に衝撃を受けた2010年GW開催の「人造乙女博覧会Ⅱ」以来、約2年半ぶりの「逢瀬」である。

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今回は、ラヴドールの制作販売会社であるオリエント工業の35周年記念という事で「愛玩人形家具」が展示されるのが大きな見どころとなっている。この「愛玩人形家具」とはフライヤー画像右端に写っているバーカウンターと一体化した人形に代表される「人形と家具との融合」である。因みにこの作品、背中にチューブが取り付けられ足下に置かれたサーバーからドリンクをくみ上げて左の乳首から注ぐ、という作りになっているようだ。

この他にもフライヤーの表面にある天使の羽を装着した人形が2体、しどけなく椅子に座った人形1体、触感を確かめるための人形1体、そして書棚と一体化した人形1体の計6体が展示されており、加えてテーブルと一体化した人形のポスター等で構成されている。「書棚」については蛇腹式カメラや「ロビンソン・クルーソー」「白鯨」「宝島」等の背表紙が一緒に並んでいるのが楽しい。そしてどの人形も、人形とは思えぬほどに美しい。

しかし、彼女達は「ラヴ・ドール」である。基本的に、男の性欲の対象として抱かれるために生まれてきた。であるから当然、その体型や頭部は「男の性欲を刺激する形」になっている。性欲の対象としての形の好みは千差万別十人十色である。

個人的な話をすれば、自分が最も性欲を刺激される女性の顔はズバリ、井川遥と石原さとみである。加えて自分は唇フェチなので唇を含めた口の造形は勿論、目鼻立ちとのバランスも大切で「ただ唇がぽってりしてればいい」というものでもない。こういう「こだわり」は誰にでもあると思う。

何が言いたいかというと、千差万別な性欲の対象を商品として売り出すための具現化・最大公約数化のレベルがオリエント工業の人形の場合、非常に高い、という事である。前回の「Ⅱ」では頭部のみが幾つも展示されてたのだが、必ずその中に自分好みの(やりたくなる)「顔」がある。

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以前にも書いたが、もし部屋を開けて自分好みの顔を持った等身大のラヴドールが置いてあり、誰も居なければ、俺は自分の性欲を抑えておける自信が無い。人形(ひとがた)には、時として魔が宿る。人形を抱くという後ろめたさ。そして人形だからこそ「己の欲しいまま、何でもできる」という好奇心や悪戯心。余談だが、うちの職場には検視・解剖用の人形があるのだが、そのチンコを取り外して人形の口に無理やり突っ込み、「マフィアの処刑!」と言って喜んでいる自分と同種のやんちゃ感。感情が無いからこそ、どんな無茶な要求にでも応えてくれる(そりゃそうだ!)というNG無しを公言するM女を前にしたときのようなドキドキ感。そのくらい、男の感情と性欲を刺激するように作られている、ある種「芸術品」であると言えよう。

多分「男の性欲を刺激する顔、身体」の膨大なデータを収集し、研究し尽くした結果「あの造形」が生まれてきたのだろうが、人の好みというのは時代に連れて移り変わる。それはオリエント工業のカタログでラヴドールの変遷を見れば直ぐに分かる。であるから移り変わる「性欲のトレンド」に合わせてどのような商品開発を行っているのか、その会議や研究の現場を是非とも見学してみたいものだと思った次第。

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とお堅いことを書き連ねたが、前回の展示と同様、「あ~、一度ヤッてみたい」というのは男であれば誰しも思う筈。オリエント工業さんにはこれからも末永く、男の性欲を刺激し続ける素晴らしい人形を作り続けて頂きたいと切に願うばかりである。

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