I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2012/09/05 / 23:52

懐かしの特撮物「マイティ・ジャック」を見ていた。

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これが放送されていたのは自分がまだ幼稚園年少クラスの頃だったのだが、一度も見たことが無かった。何故なら当時の小僧は基本的に20時には寝るようになっており、「マイティ・ジャック」は20時から1時間枠の放映だったためである。当時は「キカイダー」「キューティ・ハニー」等20時から始まるアニメや特撮があり見られない時が非常に多かった。

「マイティ・ジャック」にしても近所の兄ちゃんが同じ幼稚園(逗子の延命寺幼稚園)の年長組で、毎週のように内容を話してくれていたので期待ばかり膨らんだ。当然、イマイのプラモデルも作った。

それから時は流れに流れまくって21世紀。漸く見ることが出来た「マイティ・ジャック」。風俗誌に掲載されている社交の写真を見て妄想で頭をパンパンに膨らまして店に行く男のようにディスプレイの前に座り、再生ボタンを押す。

この時代としては特撮は素晴らしい。ミニチュアのディテール等円谷プロが総力を結集して作り上げた感がありありで実に魅せる。個人的には後年の「スターウルフ」と並ぶ素晴らしさだと思う・・・・が、その他の部分、「大人向け」を意識したにしてはストーリーが陳腐で「え”え”え”っ・・・」と思う箇所が非常に多い。

悪の組織「Q」にしても親玉がお約束のように車椅子に乗っている、という設定も含め、全体的に「半端だなぁ」と感じてしまう。ちょうど「サンダーバード」のジェリー・アンダーソンが「より人間に近いスーパーマリオネットを」と満を持して放った「キャプテン・スカーレット」が特撮の素晴らしさを打ち消すストーリーの退屈さから結局「サンダーバード」の方が今でも評価が高くなっているのと同じなのだろう。

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そしてこの作品、「やるきまんまん」で御馴染みの横田まさみち氏による漫画版も存在する。此方はMJ隊員・源田明を主人公に据え、テレビ版とは打って変わったハードボイルド且つアクション満載な描写が非常に面白い。60年代~70年代の「良者も悪者も男は黙ってスーツにソフト帽、グラサンに拳銃」なセンスも大好きだ。


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