I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


Entries.

2012/07/25 / 02:36

別に、DOOM "Rush Hour Of Gods"(教組ラッシュ)CD を買い直しました、という話ではない。

最近は新譜よりも再発モノの方が売れる、と以前某店等で聞いた事があるが実際、昔の音源を聴く頻度の方が高いし、以前にも書いたように、CHAOS IN TEJASのようなフェスを見てもメインを取るのは80年代の再結成組だったりするわけで、とどのつまり皆、昔の音が好きなのだろう、と思う。

というわけで先日、ボーナス・トラックス満載で再発された

Smell my finger
HARD-ONS "Smell My Finger"2CD

メンバーチェンジをして復活以降、かなりハードコア寄りの音にシフトした彼等だが、自分が一番熱心に聞いていたのがこの "Smell My Finger" から "Dickcheese" を経て "Love Is The Batttlefield Of Wounded Hearts" の頃まで。日本でも人気が出た"Yammy!"はどうも甘ったるすぎてダメだった。

基本はRAMONES影響下のポップなパンク・ロックなのだが其処はRADIO BIRDMAN、DEAD CAN DANCE、SADISTIK EXEKUTION, RUPTURE といった常道から外れるエキセントリックなカッコよさをぶちまける数々の変種を産んできたオーストラリアだけあって、ただのラモーン・パンクにならないところがミソ。

バンド名(ギンギンちんこ共)や"Dickcheese"(ちんかす)といったお下劣全開のバンド・コンセプトに加え黒、白、黄の人種の異なる3人から生まれるパンクもハードロックもサーフも飲み込んだ音はポップでありつつも不思議なヒネリとフックが耳に着く特徴あるものだった。今更ながらだがSPAZZYSにもかなり影響与えているのでは、と思ったり。

本作は、1st "Smell My Finger" 2nd "Hot For Your Love, Baby"(というかこの2枚はミニLPだが)に初期全7インチEP、VA収録曲等々満載の2枚組全60曲。これを皮切りに次々と再発されるそうなのでとても楽しみ。




ヘンリー・ロリンズとAC/DCのカヴァー "Let There Be Rock" 12'EP も出していたっけね。


再発といえば最近、LAMA, BASTARDS, APPENDIX、RIISTETYTといったフィンランド勢の再発も相次いでいるのだが満を持して・・・と言うべきか

prop_1202_f38.jpg
Terveet Kädet "Terveet Kädet"CD

も遂に再発。

フィンランドは言わずと知れたスウェーデンの隣国であるがハードコア勢の出している音はかなり違う。もっとルーズなパンク・ロック寄りというか、スウェーデンが釘バット持ってバイクに跨った不良とするならフィンランドはピンポンダッシュやって遠くから「バ~カ!」と叫ぶ小僧・・・といったら語弊がありすぎるかもしれないが、個人的にはそんな感じ(笑)

あとフィンランドといえばブラジル、というくらいで、SARCOFAGOがTerveet Kädetをカヴァーし、OLHO SECOのVo,ファビオの革ジャンにはTEMPERE SS のロゴがペイントしてあったり・・・と情報が今より極端に伝わりづらかった80年代にして気脈を通じる部分があったのだろう。

でもって本作。全曲1分台若しくはそれ未満の短い曲が全18曲。ファスト&ノイジーでありつつも覚えやすいポップな味わい(決してヤワな、という意味ではない)があるのがミソ。これに続いて"The Horse"も是非再発してもらいたいところ。





スポンサーサイト

音楽 / TRACKBACK(0) / COMMENT(0) / PAGETOP

せっかく来たんだから、蕎麦くらい食わせてくれぃ! / ホーム / おフランスから来たアイツ


コメント:


コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する 


トラックバック:

ホーム