I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2012/03/14 / 01:39

先日、ユニオンの30%オフのコーナーで引き揚げてきたC級メタル音源2枚。

    Gotham City
GOTHAM CITY "The Legend of Gotham City"CD

80年代スウェーデン出身。NWOBHM~パワー・メタル寄りの音でかなりカッコいい。この当時の所謂「北欧メタル」バンド・・・HEAVY LORD, 220V, OZ, GLORY BELL'S BAND, TORCH・・・等々数はいたのだが、「一般的には」有名どころのEUROPEを除いてマニアックなファン以外、聴いていなかったのではないか、と思う。これらのバンドは今でも時々無性に聴きたくなったりするのだが、2~3曲聴くと飽きてしまう。まぁ結局のところ「その程度のバンド」だったという事なのだろうがこの GOTHAM CITY 前出のバンド群と比べると知名度はかなり低かったものの曲のセンスはかなり良くアルバム1枚聴いても飽きない数少ないバンドだった。

本作はデモを除く2枚のEPと1枚のアルバムを収録したディスコグラフィ音源。以前、1度だけ新宿NATに入荷したのだが瞬時に売り切れてしまい以来、探していた音源なので安価で入手できたのは嬉しい。




    Cirith-Ungol-Servants-of-Chaos-.jpg
  CIRITH UNGOL "Servants of Chaos"CD

俺はこのバンド、ずーーーっと「サイリス・アンゴール」と読むものだと思っていたのだが最近になって日本では「キリス・ウンゴル」と表記されている事に気付いた。どうやら「指輪物語」(ロード・オブ・ザ・リング)に出てくる地名らしいのだが、基本的に俺のようにコナンやケイン、ファファード&グレイマウザーに代表される「ヒロイック・ファンタジー」のファンは、それ以前、つまり「指輪」を筆頭とする所謂「ハイ・ファンタジー」(いつも仲間がいてその中に必ず戦士と魔法使いが混じってます、みたいなやつね)のファン層とは一線を画している。だから「指輪」って全然面白いと思わないんだよね・・・

などという話はさておいて、CIRITH UNGOL である。バンド名が「指輪」なのに歌詞とアートワークは「ランクマーへの帰還」「ランクマーの夏枯れ時」「闇がつむぐあまたの影」ヒロイック・ファンタジー全開である。そして「永遠のチャンピオン」・・・エルリック、コルム、エレコーゼ、ホークムーンの各シリーズ・・・の原作者であるマイケル・ムアコックが参加したHAWKWINDのコンセプトアルバよりも遥かにレベルが高いのが乙。ただし「エピック・メタル」と言われるほど仰々しくもMANOWARテイストでもなく、「ハードロックを拗らせちゃいました」という風情のマニラ・ロードを凌駕するC級感がマニア心のツボを突いてくるのがまた、堪らなくカッコいい。今回は寄せ集め盤ということでインストが多数収録されているのだが、これがまたいい味わいを出している。

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