I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


Entries.

2012/01/30 / 00:16

ふと思い立って、映画を見に渋谷のシアターNへ。作品は「ゾンビ大陸アフリカン」。同じ劇場で公開中の「月光ノ仮面」も予告編を見た時から石原さとみが堪らなく色っぽくて気になっていたのだが、今回に限っては「死者が生者を駆逐する」というわけでゾンビ。

   Zombie.jpg

話の内容や解説は例によって説明するのが面倒なので 劇場の解説を参照 の事。

しかしながら・・・そして当たり前の事とはいえ、出てくるゾンビが全員黒人というのは凄い。色が黒いから、夜になると尚更何処に居るか分からない。夜中にニューヨークのロワー・イーストサイドを一人で歩いてて、「セサミストリート」のセットみたいなアパートの陰からいきなり黒人が目の前にぬーっと出てきて「Yo!25セントくれよ」「タバコ持ってないか?」と言われるのと同じくらいビックリする。おまけにいきなり噛みついてきたりするのだから余計に性質が悪い。

そしてこの作品、久しぶりに見る「真っ当な」ゾンビ映画である。つまり死者はあくまでも意思のない死者であり、ゆっくり、ゆっくりと動きながら、何時の間にか集団になって迫ってくるという恐怖を正面から描いている。広大なアフリカの大地で、車がオーバーヒートし、ガス欠になり、泥濘にハマる度に迫ってくるゾンビの群れ。水は底をつき、銃弾は次第に少なくなり、夜もおちおち寝ていられないという過酷な状況下、死中に活を求め一路、軍の基地を目指す主人公。そんな境遇にあって、陽が沈む砂漠地帯に立つゾンビたちの姿は実に絵になっており、ある種の美しさすら感じさせてくれるのがまた、乙。さて、彼等は生きのびて家族と再会することが出来るのであろうか・・・・(結末は書かないよ)



よくよく考えてみると、ゾンビというのは本当に不思議な「生き物」だ。日本の場合も江戸の頃までは土葬だったわけだが、死者はあくまでも「幽霊」という形をとって「化けて」でてくるのであって、実体の備わったホトケのまま蘇ったりはしない。そして「牡丹燈籠」のようにあくまでも霊体のまま憑依するのであって、物体として襲い掛かったりはしない。そして死んでいる筈なのに生者が居ると何故か気付いて集まってくるのだから面白い。

基本的にゾンビ映画の結末は「地球はやがて死者の惑星になる」って所に落ち着くと思うのだけど・・・どうなんだろうね。人民解放軍や北朝鮮軍が丸ごとゾンビ化したらこれほど怖いものが無いよね。そうなったらやはり「バタリオン」みたいに核爆弾使うしかないんじゃないかな・・・・まぁいずれにしても先行き暗いな。だから今のうち、ホトケは火葬にするよう変えていかないとさ。

余談だけど、このポスター、何処から読んでも「ゾンビ大陸 アフリカ『ソ』」だよな。あと、ポスターにはアフリカをアピールするためか、キリンが映っているけど、野生動物なんか出て来ないから!

加えて面白かったのがエンドロール。撮影はガーナとブルキナファソでやったらしいのだが、ちゃんとエキストラとしてゾンビ役の人達の名前が出てくるのだが・・・・殆ど同じ苗字・・・つまり同族。一族郎党総出でゾンビ映画のエキストラやってんのかよ!みたいなね(笑)


スポンサーサイト

映画 / TRACKBACK(0) / COMMENT(0) / PAGETOP

ブレないカッコよさ / ホーム / インドにも麺類はありますか?


コメント:


コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する 


トラックバック:

ホーム