I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2012/01/18 / 01:05

流行り物にはリアルタイムで手を出さないので読んでいる本の傾向も当然、レイドバックしたようなブツが多くなるのは致し方ないところ。であるから、神保町のミステリーやSF専門の古書店が無ければ俺は、キルマスターにも、モンティ・ナッシュにも、ハニー・ウェストにも、ナポレオン・ソロにも出会う事はなかっただろう。 

というわけで年明けに拾い上げてきた一冊。

   Travis.jpg
ジョン・D・マクドナルド「レモン色の戦慄」

読了。
かなり昔から名前だけは知っていたが読んだことの無かったトラヴィス・マッギー・シリーズである。

トラヴィスは所謂「無免許探偵」の草分け的存在である。無免許探偵というと近年はアンドリュー・ヴァクスの「アウトロー探偵バーク」物が有名だがバークがNYという大都会を根城にしているのと対象に、マッギーはフロリダの海に浮かべたハウスボート「バステッド・フラッシュ(フラッシュ崩れ)」号で生活している海の男・・・といえば聞こえがいいが要するに"Beach Bum" である。そこへ転がり込んでくる人間、そして事件から上がりをもらって生きている、というわけだ。日本では、絶対ありえない設定である。逗子マリーナに係留したクルーザーに住み暮らして探偵やってるなんて・・・リアリティなさすぎる(笑)

とは言うものの自分にとっての小説というのは現実逃避の手段だから、下北沢あたりの辛気臭いビルに事務所構えてマーロウみたいなセリフをつぶやく探偵なんぞよりも此方のほうが遥かに読んでいて面白いし痛快である。そういえば80年代末期から90年代初頭に放送されていた、バート・レイノルズ主演のTVドラマ「B.L.ストライカー」シリーズって今思えば完全にトラヴィス・マッギーだよね。



このシリーズ、古書店に行くとポケミス版が多数売られているので、ちょっとまとめて読んでみようか、と思う。因みに本書の表紙絵、生頼範義さんかと思ったら谷口ジローさんだった。


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コメント:

『Re Comments : 大人の嗜み』 珈琲男さん
8tJ3r78v
大人の嗜み、してますか?
やはり、女遊びはこうでなければ…面白くない
http://8qk0Q254.a.uukyc.com/8qk0Q254/


2012/01/22(Sun) 10:26:13 | URL | [ Edit.]


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