I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2011/07/31 / 23:29

最近の音源漁りにおける釣果を2枚。

先ず、

PREMONITION 13 "Premonition 13" CD

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SAINT VITUS, THE OBSESSED, SPIRIT CARAVAN, THE HIDDEN HAND ....と参加したバンドを挙げればきりがない Scott "Wino" Weinrich の新バンド、1st アルバム。実をいうと、再結成VITUS とソロでライヴをやっているのは知っていたが、THE HIDDEN HAND の後に自身のバンドをやっていた・・・そして既に7インチEPを1枚リリースしていたのは全く知らなかった。迂闊だ。

デイヴ・チャンドラーが仕切るSAINT VITUS、そしてヴィクター・グリフィンが仕切る PLACE OF SKULLS を除けば基本的にこの人が出している音というのはバンドだろうがソロだろうがアコギの弾き語りだろうが昔から変わらない。ブルージーで塩辛く、そして音圧に頼らない重たい音。メタルというよりは、へヴィ・ロックという言葉が最もしっくりくる。

今度のバンドは、ソロを経由してより根源的なロックに近づいた作風となっている。音楽的には全くと言っていいほど接点はないのだろうが、PAT METHENY や BLACKFOOT(というかリック・メドロックのギター)を聴いた時、だだっ広い荒野の真ん中を地平線に向かって伸びる1本のハイウェイ、そして大地を吹き渡ってくる風、といった風景が心に浮かぶのと同質の感覚。特に1曲目、9分に及ぶ "B.E.A.U.T.Y." そしてラストを〆る "Peyote Road" の音の広がりは本当に素晴らしい。個人的には VITUSとTHE OBSESSED を除くWino のリリースの中で最も好きな一枚・・・になるかもしれない。兎にも角にも、VITUS でもソロでもPREMONITION 13 でもなんでもいいので!祈願、初来日っ!!!



あと一枚。以前からレコード店で面陳されていて気になっていた一枚。

V.A. "Rising Of Yog-Sothoth : Tribute To THERGOTHON" CD

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フィンランド出身、世界で最も(曲のスピードが)遅い、と言われたバンド、THERGOTHON。所謂「フューネラル・ドゥーム」(葬式系)の元祖でもある。特に唯一のアルバム"Stream From The Heavens" はとことんへヴィで徹底的に遅いのに、冬の早朝ランニング、朝日が昇ってくるあたりで使うと何故かドツボにハマり、ドーパミンドパドパ多幸感Maxになる不思議なアルバムで今でも愛聴盤である。

そのTHERGOTHONをカヴァーするASUNDER、EVOKEN、MOURNFUL CONGREGATION, WARSHIP といった錚々たる顔ぶれ、プラス全然知らないバンド多数による寄せ集め盤。同じ曲をカヴァー、例えば "Who Rides the Astral Wings" をやってもASUNDER と INTER ARBORES のアレンジが全然違うのがまた面白い。その中で、初っ端のギターの出音だけですぐにそれとわかるEVOKENはやはり凄い。で、全部聞き終わって改めて思うのが「やっぱTHERGOTHON、最高だねぇ!」だったりする。


此方、本家。


此方、EVOKEN

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