I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で

2016/04/04 / 00:19

天気予報は曇りの筈だったのだが、朝から雨・・・いや、夜中から降っていたのかもしれない。

おかげさまで外に干しておいたバスタオルはぐっしょり濡れている。雨の週末は気が重い。しかしそんなことも言ってられないので、気を取り直して外へ出る。時は4月。桜の季節である。俺も市井一般の人々のように、桜の写真でも撮ってアップしてみようじゃないか、と柄にもない事を考え、電車に乗って県立大学前まで。此処、今でこそ「県立大学」なんて如何にもな地名になっているが、ちょっと前までは「安浦」・・・横須賀最強の赤線地帯である。俺が今の職に就いた平成4年頃にして「安浦に行けば5000円で○○○が出来る」と言われていたものだ。

そんな県立大学駅の高台に海上自衛隊田戸台分庁舎はある。旧帝国海軍横須賀鎮守府司令長官官舎・・・である。此処が桜の季節、約10日間だけ一般開放になるので行ってきた。

駅から歩くこと約10分、立派な門構えの前で冬制服を着たWAVEが笑顔で出迎えてくれる。いい感じじゃないか。

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桜は暖かな気候のせいか、ほぼ満開状態。邸内に入ると入り口にずらりと並んだ日の丸と旭日旗。内部は司令の執務室、会議室、居間、応接室、そして舞踏場となっているのだが、人が彼方此方にいるので舞踏室しか写真は撮っていない。しかし調度品等を見るとやはり帝国海軍、只者ではないと感心させられる。陸軍ではこうはいかない。良いものを見せてもらった。

官舎を出て京急に乗り、能見台下車。昼飯は南インド料理店「ガネーシュ」で久しぶりにミールスとマドラス・コーヒー。

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日本人が料理するミールスとしては間違いなく最高の地位を要求できるであろう逸品。美味礼賛。

店を出ると雲間から薄日が差している。当初はこのまま横須賀中央まで戻るつもりだったのだが少し予定を変えて金沢八景で下車。シーサイドラインで八景島へ。仕事の時、車で近くは通ったことはあるが、自分の足で来たのは初めてだ。特に珍しいものがあるわけではないのだが、海辺を歩いていると風が心地よいのでそのままブラブラ。

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こんな穏やかな日に、並んでまで水族館の切符を買って入りたいとは思わない。

その後、京急で汐入まで戻り、どぶ板をぶらっとして諏訪神社へ。

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此処も桜のポイントではあるのだが、いい具合に客は誰もいない。基本的に「海軍カレー」で有名な魚籃亭より上、諏訪神社とか聖ヨゼフ病院の辺りまで観光客は来ないからだ。

というわけで、午後はのんびりぶらぶら桜と海を見て戻って来ただけ。まぁこんな週末があっても良い。

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2016/04/03 / 11:13

奥様は川崎までライヴを見に行ったので、ワタクシは横須賀で映画。

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「仮面ライダー1号」

巷では「昭和ライダーVs平成ライダー」なんてことが取り沙汰されているが、自分は昭和の人なので当然、前者への思い入れはかなり強い。しかし俺がライダーを最初に見たのは第36話「よみがえったミイラ怪人エジプタス」からなので厳密に言うと1号(本郷猛)ではなく2号(一文字隼人)が原体験なのだが、やはり「ライダー」といえば自分の中では「1号」そして「V3」なのである。

そして本作、約45年の時を経て1号復活。主演は70歳になった藤岡弘、である。予告編映像を見た時からその迫力と重量感にワクワクしていたのだが、現在放映中の平成ライダー「仮面ライダー・ゴースト」との共演については一抹の不安感もあった。実際、冒頭、タイで戦う本郷猛の映像から変わってゴーストと仲間が出てくると一気にチャラい空気になってしまい、「あぁ、やっぱりか・・・」と思ったのも事実。しかし物語が進んでいくにつれ、それが苦にならなくなってくる。本郷猛の・・・いや、藤岡弘、の圧倒的なパワー、オーラにすべてが巻き込まれていく。飛び道具や刃物等、彼是と武器を出して戦うゴーストが、基本的には「ライダーパンチ」「ライダーキック」しか技の無い1号に完全に迫力負けしている。

悪役にしても旧態依然とした「ショッカー」と、ショッカーから抜け出し所謂「経済ヤクザ」を目指す「ノヴァ・ショッカー」の新旧対立という図式も現代風でいい。考えてみると冷戦が終わり西側(資本主義陣営)Vs東側(共産主義陣営)という図式が崩れて以降「世界征服を企図する悪の組織」という「悪役」がフィクションの世界でも成り立たなくなった。ライダーにしても群雄割拠ではないが「1人のヒーロー対巨大組織」という構図はもう「古い」のだろう。

そんな現代にあって本郷猛がゴーストに問う「何故命を守ることが大切なのか?」という問いに対する答え同様、その原案(回答)が「古い」ものであっても「目的のために結集して一つになる」ことの意味を本作では問うているのかもしれない。例えそれが仇敵(旧敵)であったとしても。地獄大使(大杉蓮、熱演!)にかける本郷猛の言葉にもそれが滲み出しているように思えてならない。

また、これは原作で、一文字隼人と、脳だけになって身体は死んでしまった本郷猛が互いに「繋がっている」という設定にもリンクするのかもしれないが、例え一人であっても見えないところで同じ意志を持って戦う同志、仲間がいるという関係性。「ジャンプ」的安易な「仲間」「友情」・・・・嫌味な言い方をすれば「群れてるだけの安易な関係性」ではなく、もっと深い部分で通じ合える「熱い魂」の繋がりに感動する。そういった意味で、本作は世代間の橋渡しも上手くいっていたのではないか、と思う。

そんなこんなで、本作、自分はとても感動してしまった。子供騙しと言うなかれ。傑作である。

ありがとう、本郷猛。ありがとう、藤岡弘、! 熱い男達に乾杯!!!
俺もまたオートバイ、気合入れて乗るよ!!!

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2016/04/03 / 00:25

4月1日、エイプリル・フール

横浜マリンタワーへ。今月、神奈川住民は半額で展望台まで登れるのでラッキー。午後4時の展望台は俺達の他に客は1名しかおらず貸し切り状態。曇ってはいたが、おなじみの横浜港がやたらくっきりと見えている。

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横浜でいつも中華とかシンガポール料理では能がないので、たまにはちょっと気取ってイタリアン。マリンタワー4階のレストランで晩飯。

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此方もほぼ貸し切り状態。ゆっくり夜の帳が降り始めた横浜港の夜景を肴に料理をいただくのは至福の時である。

というわけで、この度、めでたく入籍いたしました。

おめでとう。

そして・・・・ありがとう。

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