I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で

2015/06/23 / 20:53

京都から相方がやって来たので久しぶりに先週末は都内泊。

先ずは銀座HOOTERSで昼飯!

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毎度おなじみ、ピクルスのフライ。これが滅茶苦茶美味い。

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ムール貝のバター&ガーリック・ソテー。スープ美味美味♪

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ストリップ・チーズ・サンド。すごいボリューム!そして当然、激辛仕様。しかしながら、やはり終盤戦でこの付けあわせのフレンチ・フライはキツイい(苦笑)

しかしながらHOOTERSは何時行っても楽しいね。沢山いるフーターガールズの中に必ず自分の好きなタイプが1人はいる、というのもイイ!そしてやはりこの店は、女の子と一緒に行くからこそ楽しいわけですよ、旦那!

日曜日、「ヴァニラ画廊」主催の能楽講座に行ってから「銀座ライオン」で夕食。実を言うと土曜の夜もヴァニラ画廊での個展終了&搬出の後、打ち上げ兼ねて「ライオン」で飯を食っていたわけだが・・・

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ポーク・スペアリブ。

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大エビのフライ。

ラストオーダーギリギリの時間だったので2人で2品で〆。あとはホテルで引き続き食う・・・と。しかし銀座ライオンは折に触れて利用しているのだが、1階に入ったのは今回が初めてだ。

日曜朝。

久しぶりにホテル飯。バフェスタイルだとついつい食べてしまう。

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豆乳豆腐(左小鉢)が非常に美味で驚いた。此処のホテル、これまでに何度も使っているのだが、非常にCPが良く、広い部屋に全室セミダブルのベッドが2つ入っていて朝食付き。東京駅までバスで一直線、なのもいい。

ホテルをアウトして神保町へ。

毎度おなじみ「BEER膳 放心亭」で昼飯。

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一日10食限定、イベリコ豚のメンチカツカレー大盛。これでたった1000円である。ジューシーで肉汁滴るメンチカツが堪らん!

しかし!此処で不幸の電話が着信!!職場からの呼び出しが掛かったので泣く泣く相方を東京駅まで送って新幹線に乗せ、俺は一路、横須賀へ帰還。折角の代休日、これからゆっくり古本屋を回って靖国神社の遊就館へでも行こうか、と思っていたのに・・・

職場に戻って取り敢えず、当面の仕事の段取りをして、家に戻れば21時。この日の夜は20時から「マッド・マックス 怒りのデスロード」をレイトショーで見ようと映画館のチケットをネットで購入していたのに、それも無駄になってしまった。

仕方ないので横須賀中央まで行って、腹いせにペルー料理をガッツリ食べる。

大滝町のペルー料理店「マチュピチュ」。時々顔を出しているアメリカ南部料理「ナウリンズ」の隣で以前から気になっていた店。メニューはスペイン語で、料理の解説は英語という日本語皆無な店内で、美味そうなブツを見繕ってオーダー。

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ロモ・サルタード。牛肉とポテトと玉ねぎ&野菜の炒めものでライスが付く。

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タマレス。トウモロコシの粉を練って味付けして、中に豚肉が仕込んである蒸し物。

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南米料理と言えばやはり(?)インカコーラ。

というわけでメニューを見ていると他にも美味そうな料理が彼是あるのでまた顔を出してみようか、と思う。

そんなわけで Eat Too Much な週末。



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2015/06/20 / 00:06

入梅で、生きる気力が20%くらい減退した。

一年で最も不快な時期の到来である。雨自体、大嫌いなのだが、加えて湿度の高さ、あとは運動が外で出来なくなるのが兎にも角にも不快である。そんな中でもメシだけは食わないと生きていけない。

横須賀魚市場の「はま蔵」で握りずし。

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大トロなんてのは、たまに食うから美味いと思うわけでしょっちゅう食いたいとは思わない。このひはそんな「たまに」の日。

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こっちはお好みで握ってもらった穴子と玉子。玉子は出来合いを業者から仕入れてるだけだろ、というレベルだが穴子は美味い。結構、玉子ってのは其処の店のレベルが見えてしまうネタなので侮れない。

横須賀中央大滝町の「ロイヤル・キッチン」

よくある「ネパール人のインド料理店」なのだがバスマティライスを使ったズィーラ・ライス(クミン・シードの炊き込みゴハン)が食べられるのが気に入っている。

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件のズイーラ・ライスとシーフードカレー。

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ネパール式焼きそば「チョウミン」。これとモモがある店はインド国旗を掲げていてもネパール人の店と思って間違いない。

続いて新規開拓。これまた横須賀は三春町・・・京急堀之内駅前の「シタール」へ。

全く期待してなかったのだが、まさに予想通りの結果。これもネパール人のインド料理店。

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トマト・スープ。酸味が強く、味が薄い。

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ベイガン(茄子)・パコラ。チャットニーでなくケチャップを使ってる時点で手抜きの証明。

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マトンと黒コショウのカレー。ベリー・ホットでオーダーしたわりに案の定、全然辛くないというネパールインディアンには良くある話。

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ズイーラ・ライス。前出「ロイヤルキッチン」のブツとは似ても似つかない見てくれだがクミン・シードは仕込まれている。ターメリックとココナッツを加えプラオ(炒めご飯)にしているのが特徴と言えば特徴か。何気にこれが一番美味かったりする。

というわけでまさに「可もなく不可もなく」の典型例で客層の大半は間違いなく「ランチのセットが~!バターチキンとナンが~!」というレベルなのだろう。

しかし本当に横須賀って「インド人料理人の」インド料理店が無いよな・・・・

ラスト。

7週間、左手に装着されていたギプスが漸く外れた!これで漸く両手を使ってエロいことができる・・・というのはさておき、結局今日も雨降りで遠出する気がしないので近所で中華。

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海鮮焼きそばと餃子。いつもと変わらぬ美味さなれど、両手を使ってキチンと食事できる有難さを噛みしめると美味さもいつもの20%増しになる。

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2015/06/15 / 00:38

土曜の夜、久しぶりに "United Thrash Night" 参戦。

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この日は会場となる西荻Pit Bar開業1周年記念という事もあって、素晴らしいバンドばかりだった。

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1発目のSEA MEALは初見。女性Vo.を擁する4人組。後に出てくるWOLFGANG JAPANTOUR 同様クリア・ヴォイスの女性Vo(昔の藤田朋子少し似てる!).とバックのハードな演奏のギャップが良し。

2番目、SLIGHT SLAPPERS。いつもの通り、テンションブチ切れVo.久保田さんの凄まじいパフォーマンス!姿が消えたな・・あっ!何時の間にかバーカウンターの上を移動してるぞ!!みたいな(笑)そして今回、改めてドラムとベースの上手さを再確認。

3番目。PUNK NINJA BRIGADE。今回の目当てはクルーシャルとPNBだった。KenさんのVo.が本当に素晴らしい。日本で此処までDag Nasty 的メロディック且つエモーショナルなフィーリングを出しているバンドは無いのではないか、と思う。新曲とMisfits "Hybrid Moments" のカヴァーを含むセットリストでアッと言う間に時間が過ぎてしまった。物販で新色Tシャツ購入。以前買ったクリーム色のと併せて同じ柄2枚という(笑)

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4番目、新潟のDERIDE。ライヴを見るのは数年ぶり。GAUZEを思わせるハイテンション、ハイスピードの曲連打。実を言うと最近、ガーゼとかああいうハードコアは全然聞いていなかったので、すごく新鮮で刺激的だった。

5番目、札幌のWOLFGANG JAPANTOUR。此処で客が一気に増える(笑)前方のノリ、凄まじい。全くディストーションの無いウルトラ・クリア・ヴォイスと摩訶不思議なメロディ・センスは今のハードコアバンド群のなかでもかなり個性的且つ特異な存在だろう。好き嫌いの分かれる音ではあると思うが、好きに転んだ時のハマり方は凄いのではないかと思う。自分は勿論「好き」ですよ。

トリ、CRUCIAL SECTION。お店の1周年、且つU.T.N.という事もあって、テンション2割り増しくらいの勢い。ツアー日程もかなりつまってきて、加えてスプリット盤のリリースと、数年、非常に活発に動いているバンドの上り調子の勢いがそのままライヴで体現されているように思う。お客のノリも素晴らしく、前方のサークルピットで暴れてる外国人のおねーちゃん(ちょっとサヘル・ローズを思わせる黒髪の美形)に左腕捕まれて今日になって気付いたら爪の痕、ついていたよ。自分はピットには入らないけど、そうやって暴れてるお客を見るのはまさにハードコアのライヴならではの醍醐味で本当に楽しいね。

というわけで、心から満足満足と言うべきライヴでとてもいい気持になった。多謝。そして開店1周年、おめでとうございます!

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2015/06/14 / 23:53

最近、カルディ・ファームでタイ料理の具材を買ってきては家で料理している。

それゆえ、タイ料理店に行く回数が激減した。センヤイを買っておけば、(なんちゃって)パッキーマオやナームが作れることがわかったからである。しかしインド料理はスパイスが手に入りにくいこともあり、家じゃなかなか作れない。それも1人前だけじゃ不経済で仕方ない。

というわけで今週はやたらと、カレーライス、インドカレーが食べたかった。

先ずは御馴染み「今週のデリー」

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東京ミッドタウン店でタンドーリ・チキンと週替わりの「チーズ・チキンカレー」。

自分は最近、タンドーリ・チキンをオーダーするときはご飯の上に乗せてもらうので、こういう絵面になる。何故かというと、あの絶品のマサラソースを一滴残らず味わいたいからだ。別の食器に盛り付けられると、ソースまで全部食べられないから(器を持って舐めるわけにもいかないだろ?)ストレスが溜まるんだな(苦笑)

というわけで、マイルド、コッテリ&クリーミーなチキンカレーはご飯によく合う。

次。

横須賀は米海軍基地三笠ゲートの前に新しく開店した「ゴルカ・キッチン」へ。

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本店は横浜にあるらしいネパール/インド料理店。客の殆どは基地関係のアメリカ人。オーダーは、トマトスープ、チキン・ハリヤリ・ティッカ、ダール・マトン・カレー。

味は、極々平均的で取り立てて「美味い!」と驚くほどじゃない。味で言えば大滝町の「ロイヤル・キッチン」の方が断然美味い。ただ広い店内とバカな日本人客がいないというのが大きな得点なのと、今回は本来の「売り」である筈のネパーリを全然食べていないので、まぁもう1回くらいは来てもいいかな、と思う。

ラスト。

此方も御馴染みの神保町「放心亭 BEER膳」にて昼飯。

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洋食屋ではカレーをあまり食べない俺だが、此処のビーフカレー(ソース大盛)は3回のうち2回は食べている逸品。安くて美味くて量も多い。ハッキリ言って神保町といえば必ず名の上がる「欧風カレー」の有名店某Bや某Gなんぞより遥かに美味い。

そして下はカニクリーム・コロッケ。東京っ子的には「揚げ物はウスターソースで食え」なのだが、このマイルドでやや酸味のあるソースがまた、コロッケによく合う。そして中を割ってみればカニ肉がふんだんに仕込まれているのがすぐわかる筈。こういう洋食も本当に美味しい。このお店は基本的にビアレストランなので、これで俺が酒が飲めればもっと美味く感じるのかもしれないが。

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2015/06/13 / 09:26

最近の移動手段は専ら自転車で、電車に乗る機会が激減した。

電車の中は俺にとって読書空間である。故に、読書量が減るのは致し方ないことなのだが、それでもやはり週末には書店に行き、新刊なり古書なりを買ってくる。環境が変わっても結局、本が無いと退屈なのだろう。

そんなわけで最近の2冊。

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山口猛・著、安藤昇・述 「映画俳優 安藤昇」

安藤組については、数多の書籍、映画等で語りつくされているから、リアルタイム体験世代(!)ではない自分が彼是口を差し挟む必要もないだろう。

自分が安藤昇という人についての話を読み聴いたり、或いはその写真を見る度に感じること。それは一般に言われる「本物のヤクザ者」としてのそれではなく、「死線を越えてきた者」の凄みである。昔、実際に戦争に行った人が「自分はあの戦争で、既に1度死んでいるから。」と語っているのを聞いたことがあるが、特攻隊員として日々、死を目前にした訓練を行い、しかし戦地に行かず終戦を迎えた安藤氏にも同じ気持ちがあったのではないか。

それゆえ、本書の主要部分を占めるインタヴューの受け答えが非常にクール、或いは諦観しているようなトーンになるのだろう。

「役者としての心構えはありますか?」
「別に無いね。」
「役としてこの役が良かったというのはありますか?」
「無いんだな。『無し』でいいよ。」

とこんな感じ。安藤組時代、或いは俳優時代の(とてもじゃないが放送できない)話にしても自分を大きく見せるではなく、自分がやったことについては淡々と語り、聞き手からの所謂「伝聞」「伝説」の部分に関する問いについては「そうだね」「そんなことは言って(して)ないよ」「それについて俺は知らないな」等々、極めて冷徹な受け答えをしているのが非常に印象的である。

そして本書、先述のインタヴューは勿論だが、「安藤昇について」というエッセイが実に良い。インタヴューを補完して余りある内容になっている。加えて巻末に掲載された2015年4月の最新インタヴューもまた、本編と変わらぬ内容となっている。

しかしこの表紙の写真(アラーキー撮影)、本当に素晴らしい。どうすりゃこんな貌になるのだろう、と思う。絶対に喧嘩をしたくない顔、そして目であるのに、人を惹きつける不思議な凄味がある。「女にとても持てた」という話が素直にうなずける。

安藤氏、現在89歳。数多の子分や知人友人が死んでいった時の流れの中で、一度死を覚悟した者が誰よりも長生きであるというのもまた、因果律なのだろう。

もう一冊。

鮫島の貌
大沢在昌「鮫島の貌」

新宿鮫の短編集。文庫になるのを待っていた。

実を言うと大沢在昌作品は「新宿鮫」シリーズと「らんぼう」しか読んだことが無い。しかし本書を読み、改めて多彩な(多芸な)作家だな!と思った。本作は所謂「スピンオフ」であり先ず、「鮫」本編を読んでからというのが基本なのだろうが、それを差し引いても非常に面白い。1作1作が独立した作品として成立している。作品によって「語り部」が変わる手法は本シリーズでも用いられているが、短編においても良い味を出している。自分が好きな作品は「雷鳴」「亡霊」の2編。

加えて本作、漫画の主人公である「こち亀」の両津勘吉、そして「シティ・ハンター」の冴羽涼(・・・でいいの?俺、読んだことないからわからない・・・)と鮫島との「共演」という異色作が2編。これはあくまでも「御遊び」のレベルなのだろうが、改めて「こういう引き出しも持ってるんだな」と驚いた。

しかし最新作「絆回廊」を読み、そして本書を読むと思うわけだよ。「・・・・晶って、もういなくても話の進行になんら影響ないんじゃないの?」って。作者自身、次巻以降の鮫島と晶の関係についてはかなり悩んでいると思うんだけど、ね。どうでしょう???

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2015/06/11 / 23:13

たまには更新してみよう。

夏になれば・・・というわけではなく俺は一年中、Tシャツとデニムなわけだが・・・やはりTシャツが最高のファッションだ。冬場のように上にジャケットやパーカーを着ることを考えてのシャツでなく、シャツそのものがメインディッシュになるから選び方も変わってくる。

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のっけから BLACK SABBATH それも "Live Evil" のブートである(苦笑)。

これがリリースされた当時、サバス・ナンバーを集めたオジーの "Speak Of The Devil" も同時期のリリースで「新旧ブラック・サバス対決」と言われたものだ。高校生だった俺は当然の如くオジーのライヴ盤の方が好きだった・・・が、時が経つにつれ、サバスの盤を好んで聞くようになっていった。やはりアイオミのリフを、ブラッド・ギルスが弾いたんじゃダメなんだよな・・・と思い至ったわけだ。

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ハードコア好きなら知らぬ者はいないボストンのSIEGE。なんと、オフィシャル・ライセンスである。考えてみると今まで、SIEGEのシャツって持っていなかった。欲しい方は此方。

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ひそかに大好きなUS自殺系ブラック・メタル LEVIATHAN。欲しい方は此方。

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This Is METAL ANARCHY!!! の WARFARE。

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ベルギー、スピードメタル ACID。この2枚はHells Headbangers で購入・・・・かなり前だからもWARFAREは売ってないかもしれない。

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先日の横須賀でのライヴで買った「桶川最速」 DUSTPAN のTシャツ。NEOSみたいなスピード感が堪らなくカッコいい。

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ラスト。BOLT THROWER。古着で見つけた。当然、ブートである。正規品なら1500円なんかで手に入るわけがない。調べてみたら案の定、ブートだがまぁ、いい。

因みに入手したシャツがオフィシャルかどうか調べたければ、T Shirt Slayer のサイト を参考にするのがいいかもしれない。オフィシャル、ブートを問わず膨大なデータがアップされている。

というわけで、早く梅雨明けしてくれないかねぇ・・・・

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2015/06/08 / 00:57

本を読むよりも、漫画を読むほうが遅読だったりする。

というわけで、待ちに待った沙村作品が二冊同時刊行。こいつぁ春から縁起がいいぜ。

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先ず、「ベアゲルター」2巻。

第1巻が出たのがかれこれ2年半前。掲載誌が季刊(現在は隔月刊)なので「まぁ2年くらいは待つだろうな」と思ったら本当にその通りになってしまった。前作ではイマイチ分からなかった話の全体像・・・要するに設定が漸く明らかになりトレーネ(ナミ)が何者なのかが理解できた。しかしまさか、忍と行動を共にするとは思わなかった。

当初は「2巻で終わる」と言われていたが当然、終わるわけもなく次巻へ続くわけだが、それでも終わらないのでは・・・という気がしないでもない。ともあれ、これからの展開が益々楽しみである。しかし相変わらず、作品の端々に小ネタ満載で本当に面白い。忍とトレーネの変装、一見「パイレーツ」のジョニー・デップかと思わせて本当はトニー・アイオミとギーザー・バトラーなんだろ?!というサバス好きな沙村先生らしい絵面である。

因みに本作、3人の雌猫の誰に肩入れするかによって読み方も変わるのだろう。2巻でトレーネが身につけている黒の網タイツ&ハイヒールも滅茶苦茶エロいのだが、自分はやはり忍推しで(笑)忍のキャラクターは「無限」で言えば百琳、「おひっこし」で言えば赤木真由と共通する「一見、身持ちの悪そうでいて、実は結構、純情」(ズべ公設定の忍が処女だったという驚きの展開)という作者の女趣味・・・実際、「無限」では百琳が一番好きだ、と言っていた・・・が垣間見られるのもまた、面白い。趣味と言えば、以前にも書いた銀座「ヴァニラ画廊」における「蹂躙史エピトマイザ」等の展示における「隻眼、隻腕」という欠損美少女の趣味が此処に結実しているのか、という見方もできる。また3人目の雌猫でありチャイナドレスを着た凄腕の殺し屋であるジェ・マオの原型がこの「エピトマイザ」のブックレットに描かれてるのも注目したい。

次。「波よ聞いてくれ」

サーフィン物語でなく(Oi Oi Oi !!!)、ラジオの話である。

癖の強い・・・強すぎる沙村作品にあって「普通の人」におススメできる一冊。一応「ラヴコメ」になるのだろうが、其処此処に小ネタの投下はあるものの至極真っ当な作品。個人的には2巻から「涙のランチョン」みたいな急転直下で滅茶苦茶な展開になって終わることを願ってるのだが、まぁそういう風にはならないだろう。

因みに先月、これまた前出、銀座のヴァニラ画廊で沙村先生のデビュー作、谷崎潤一郎「刺青」の漫画化作品を再度見ることが出来たのだが、改めて引き出しの多く、且つ趣味のディープな人だなと思う。ある意味、タランティーノに非常に近い立ち位置にいるのではないか、と思ったりするわけで・・・

ともあれ、両作品、次巻は何時頃出るのだろうね。

あ、そうそう・・・このブログ、何気に「ベアゲルター 意味」という検索ワードで来てくださる方が多いのだが、表紙の説明によると「ゲルマン法に規定された殺人者若しくはその一族が贖罪として被害者遺族に支払う金」とある。本作の作風を考えれば、そしてそれをハードボイルド風に言えば「血の報酬」(ハメット)という事になるのだろうか。


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2015/06/07 / 12:20

新規だったり再発だったり・・・しかし双方とも所謂「オールドスクール」である。

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GRUESOME"Savage Land" DDL

大阪のベテラン・スキンズではなく、アメリカのオールドスクール・デス 1st。完全に初期DEATHウォーシップな曲作りが泣かせる。ヴォーカルもリフもチャック・シュルディナーの完コピレベル。だからどうなんだ?って話なのだけど、逆に大昔はこういうのが「デスメタル」の王道だったわけですよ、奥さん。

まぁ、ノスタルジー以外のものは感じないんだけどね・・・・PVで「食人族」久しぶりに見たなぁ!ってことくらいで。



もう一枚。

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CARBONIZED "For The Security" CD

スウェーデンの初期デス/グラインドによる1st再発盤。当時、リアルタイムでデモとEPは入手していたのだけどこの時期になるともう自分は以前ほど熱心にデスとかグラインドとか聴かなくなっていたのでアルバムは結局買わず仕舞いだった。故に聞いたのは今回の再発盤が初めて。

面白いのは疾走するパートに絡めて4th以降のVOIVODみたいにへんちくりんなプログレっぽいパートが入ること。調べてみると以降のアルバム(出てたのか!!)はプロッグっぽくなってるみたい(聞く気なし)なので、その片鱗がすでに表れているという事なのだろう。しかしこの盤に限って言えば、それがイイ方向に作用していて非常にカッコいい仕上がりになっている。

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2015/06/07 / 11:46

人体の一部を人工的に作り出すことは至難の業である。

6月1日から14日まで、東京大学生産技術研究所S棟1階ギャラリーで開催中の
「Designing Body 美しい義足を作る」展 (詳細はクリック!)
に行ってきた。

以前、パラリンピックで義足をつけて疾走する選手を見て驚いた人は多いと思うが、それらの義足が展示されている。

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下肢を入れるソケットの部分は3Dプリンターを使用して成形の具合を見ているそうだがシンプルなデザインでいて機能的、そして流れるようなフォルムの美しさがある。

会場には疾走用の歴代義足が展示してあったのだが、実際にこれをつけて「走れる」までにはかなりの年月を要したとある。会場で流れていた動画を見るとこのクラウチング・スタート時の画像をみただけで・・・力学的、人間工学的な面等々にただならぬ情熱と信念が込められているのがよくわかる。

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此方は一般歩行用。

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これは子供用なのだが、「子供は義足を隠すよりむしろ見せる傾向にある」とあったのが興味深かった。足の裏がちゃんと靴を履いたような形になっているのがミソ。

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此方は自転車競技用。

どれも非常に洗練された美しさがある。付ける人も、そしてそれを見た人も素直に「カッコいい!」と思えるデザインというのは実を言うととても大事な要素である。ともすると隠しておく、或いは見てみぬふりをしがちな「障害」に対しネガティヴでもなく、そして必要以上にポジティヴでもない、フラットな視線、考えで接し社会全体が共生していくためには避けて通れない事項でもある。

大学の研修室に付く研究費は、論文なり実験なりで認められる、或いは実用化されるという「目に見える成果」で増減するので実際にパラリンピックなどで選手に使って貰って成果が出るまでにはかなりの(研究以外の部分で)苦労もあったのだと思う。しかしこのような義肢を見て、付けてる人もそれを見た人も「美しい、カッコいい」と素直に思える形まで昇華させた情熱、信念には感動する。

世界に誇れる日本の科学技術だよ!

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2015/06/03 / 01:38

先週の日曜日、久しぶりにハードコアのライヴ。

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FUK と FORWARD のツアー以来、超が付くくらい久々の「かぼちゃ屋」である。今住んでる家から自転車で25分程度という近さが嬉しい。

出演はトップから順に

DE-CULTURES
DUSTPAN
CONFRONT
ROSEROSE
SCRUMHALF
我流

・・・ってフライヤーの通りだったな。この日は初めて見る CONFRONT と我流 以外は大好きなバンドばかりなので期待も膨らみまくる。

1番手からデカルチャーズで大盛り上がり。やはり横須賀ハードコアのバンドを横須賀で見る、というのはいいものだ。京浜ハードコアのお家芸ともいえる「アノ音」は本当にカッコいい。

2番手DUSTPAN。「速いからすぐ終わっちゃうぞ!」の言葉に嘘は無くNEOSを思わせる激速ハードコア、そしてそのリズムを叩きだすドラムには驚愕する。Vo.の人が着ていた SO MUCH HATE のシャツ、センス良すぎ!

3番手、三重のCONFRONT。初めて見るのだけど、兎に角、ギターソロがカッコ良すぎる。曲を聞きながら「あ~、早くソロ弾いてくれねぇかなぁ」と思いつつ見ていた。三重のハードコアって全然知らないのだけど、まだまだカッコいいバンドは居るなぁと改めて思った。

4番手 ROSEROSE。彼等の音って時代と共に変化していく面白さがあるのだけど、現在はスラッシュ・メタル色の強い音を出しており、新作アタマに入ってるIRON MAIDEN のようなツインリードの曲と "Born To Be A Skate Boy" "Mosh Of Ass""Rise Above"が同居して違和感全くないのが凄い。



5番手、新潟の SCRUMHALF。「雪スラッシュ」Split Ep のレコ発以来見るの久しぶり。新潟なのに京浜ハードコアの風味をもち、それを更に加速させた印象。ライヴは音源より遥かに重厚な音を出す。良く動くVo.とギターとベースが奏でる重低音が良い感じでブレンドされていて。、客席も大盛り上がりだった。

トリ、我流。名前は知っていたけど初めて見た。"Victim In Pain" の AGNOSTIC FRONT を更に重くした感じ、と言っては褒めすぎだろうか。1曲目はパンク・ロック&ロールだったので2曲目から一気にスピードアップして驚いた。全14曲、あっという間に駆け抜けるアツいステージだった。今夜はこれが最後に見られて本当に良かった!

帰り際、DUSTPAN のシャツを買って自転車で帰宅。やはりハードコアのライヴは良いもんだ。地元の人と思われる俺と同じくらいの年齢の人も何人かいたのだが、ファッションも含めとてもカッコよかったね。

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