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I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で

2015/03/06 / 00:31

いよいよ引っ越し準備である。

水曜日と木曜日は代休を取って、仕事の引継ぎと住処&駐車場の下見と申し込みに行っていた。今度の部署は関東一円・・・いや、全国で一二を争うくらい忙しいところである。先日、上級組織のお歴々からも「御愁傷様(笑)」とはなむけの言葉をいただいたばかりだが、それはともかく、8年ぶりで神奈川に帰れるのは何よりも嬉しい。

そんなわけで、当然、飯は昔の行きつけ店へ。

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久里浜駅前「ナーガラジャ」の昼飯。選べるカレー3種(マトン・トマト、レンズマメ、ジンガー(海老))、カボチャのサブジ、バトゥーラ、ターメリック・ライス、骨付きチキン。

此処のお店、南インド、北インドというよりは「ナーガラジャ流にアレンジしたインド料理」という感じの個性的な味わいが乙。ただし決して「日本人に迎合した味」ではないので念のため。キッチリとスパイスの香りは生きているし、ジンガーにはしかりカレーリーフも投入されている。ハッキリ言って、最近やたらと増えてきたインドの国旗を出して料理人はネパール人なんて店の「インド」料理より遥かに美味い。そして丁寧に作られている。

帰り際、「雰囲気がかなり変わられたのであれ、と思ったのですけど・・・スーツ着て見えられたのは初めてですよね?」と8年ぶりでも覚えていていただけるのは嬉しい限り。

続いて本日の昼。

横須賀中央の「タイエラワン」で飯。

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センヤイ・パッキーマオ。「辛さはどうしますか?」と尋ねられたので「タイで出しているのと同じ辛さでお願いします。」と言ったらコレが来た。唐辛子の絨毯爆撃である。センヤイ(太麺)をめくると下はもっとすごい状態になってる。以前から変わらぬ、日本人に対して全く妥協しない姿勢に感動。でもタイ料理はこのくらい辛くないと、美味くない。

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此方は比較的マイルドなゲーン・マッサマン・カレー。パッキーマオの辛さを打ち消すコッテリマイルドなイスラム教徒のカレー。最近はレッドカレーとならんでお気に入りの一品。

しかし相変わらずこの店、昼に入っても夜に入っても米軍人、軍属、基地職員率がとんでもなく高い。この日も奥の席でピーピー騒いでたクソッタレママ友ランチ(Fuck Off!)以外は黒いの白いの黄色いの・・・・と人種に関係なく全員、軍人&基地関係者で使用言語の日本語と英語のチャンポンという実に横須賀らしい客層は素晴らしい。なんたって普通のタイ料理店のようにメニューが「日本語/タイ語」表記でなく「日本語/英語」なのだから。

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食事の後、アパートの下見に行くまで時間があったのでぶらりと三笠公園へ。戦艦三笠(現在、改修工事中)の直近まできたのはかれこれ20年ぶりだったりする。

夕刻、東京に戻り御茶ノ水駅前で書店とレコード屋でも・・・と思っていた矢先に携帯が鳴動。午後に提出したアパートの審査が、当初言われていた1日~2日を待たず僅か3時間で終了。契約できます・・・との事。

よかった・・・・では取り敢えず、晩飯だ!というわけで「サイアム・セラドン」でタイ料理・・・って昼もタイ料理だろ!

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ヌァ・ヤーン(牛肉焼き)。

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カオソーイ・ガーイ。

帰宅ラッシュが始まり、鬱陶しい酔っぱらいや舞い上がったバカが群れて乗り込んでくる直前、平日夜の静かなひと時を美味い料理と共に堪能する。

とはいうものの、実家で母親が作る、或いは俺が作る「おうちカレー」は何時だって最高なのである。

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2015/03/03 / 01:24

先週も今週も週末出勤である。

あと3週間後には転勤しなくてはいけないのに、全然休んでいる暇が無い。住処と駐車場を決めなくてはいけないし、仕事の申し受けもしなくてはいけない。車の名義変更と修理もしなくてはいけないし、その前に今住んでいる部屋の片づけと荷造りをしなくてはいけない。引っ越しの日と車の手配は完了したのに、荷造りが出来ていないのでは洒落にならない・・・・とはいうものの、夜は美味いインド料理を食べに行く程度の暇はあるわけだ・・・というか暇ってのは作るもんだろ、と自分で自分に言い聞かせる。

というわけで金曜の夜は毎度おなじみ、六本木「デリー」東京ミッドタウン店。

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デリーのターリというのは初めて食べた。週替わりのカレーにお好みのカレー1種、ダールのカレー、ライスにチャパティ2枚、サブジ2種という、盛りだくさんな内容で1200円はかなりお得。お好みカレーはカシミール・ポークをVVHで。

カレー3種が美味いのはデリーなら当然「想定の範囲内」として、キーマとインゲンのサブジ2種が非常に美味しかったことは嬉しい驚きである。いまでこそカレースタンド風の店構えになっているが、赤坂時代からスワミ・シェフを要する「レストラン」としてのプライドと面目躍如といったところか。個人的には、ターリのみならず、このようなレベルの高いアラカルトをもっと出していただきたのだが・・・やはりそれは贅沢な注文というものだろうか・・・

続いて土曜の夜、

此方も毎度おなじみ行きつけの東銀座「ダルマサーガラ」で南インド料理。

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カード(ヨーグルト)ライス。見た通り。日本で「ライスとヨーグルトを混ぜる」というと「えええっつ!!」と気持ち悪そうな顔をされるのだが、百聞は一見に如かず。こんなに美味くてスッキリアッサリ食べられる料理があることを知らず、「バターチキンとナン」がインド料理の本質だと思ってるような連中は損をしているとしか言いようがない。

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プレーン・ラヴァ・ドーサ。

ラヴァ・ドーサにもいろいろ形があって、昔のアジャンタで出していたもの、或いは現在のアーンドラ・キッチン/ダイニングで出してるラヴァ・ドーサがカリカリに焼いてあるのに対し、此方は「シリバラジ」のマイソール・ドーサに近いしっとりとした仕上がり。先日、アーンドラ・キッチンで教えていただいたように、ドーサの上にサンバルとココナッツ・チャットニーを全部かけて、手指でこねくり回しつつ、触感の変化を楽しみつつ、その食感を堪能する。改めて料理を味わうのは「触感」も含めた五感の作用なのだな、と実感した次第。

ラスト。雨が降りしきる日曜夜の有楽町。

此方も開度御馴染み、「デリー」銀座店で晩飯。

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ジェンガー・ブナー・フワー(大海老のスパイス焼き)

大きな海老2尾とソテーした野菜に合わさるマサラ(ライム風味)ソースが絶品。バルワベーガンといいタンドーリ・チキン・ティッカといい、デリーのシースはこれだけでご飯がガンガン食べられるほどおいしい。海老は臭みも全くなく、ぷりぷりの食感と巻き付けられたベーコンの風味が堪らない。「インド料理=カレー=B級グルメ」のように思ってる連中も多いのだろうが、さっきのカードライス同様、カレーだけでなくこういう料理もあることを知っておかないと損をする。

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此方がメイン。ストロング・ドライカレーの大盛り、ラッサム、サーグ・マトン・カレー。光の反射がおかしくて中国の汚染された河川のような緑色になってしまったがこんな色ではないので御心配なく。ラッサムはドライカレーにかけ、サーグ・マトンはチェイサー代わりにスプーンで掬って口へ運ぶ。毎度のことながら、デリーのドライカレーは味もさることながら炒め方が絶妙で唸ってしまう。これが素人ではできないから、ペーストを買って帰って家で作っても絶対、お店と同じ味にならないのだ。

しかし店内、5人くらいで来てた「会社のカレー部」だか何だかのクソ女と連れのリーマン、本当にうるさくて最低だったな。偉そうに語るくせにプーリもチャパティも知らず、カシミールのような液状カレーに対して「なんか私、ナン的なものが欲しくてぇ~」とかバカじゃねぇかと思ってしまう。何だよ、ナン「的」ってのは。「辛いか辛くないか」しか判断基準が無いのかよ。加えて、なにかというと「~的」「~系」ってのも止めろよ。再三書いているけど、本当に最近この手の「バターチキンとナンとランチ」みたいな奴が付け焼刃の浅い知識を大声で御開帳遊ばしている場面によく遭遇するのだが、そういうのって昔、レコード屋で

「NYハードコアのルーツってやっぱビースティ・ボーイズっしょ!」

とデカい声で語ってた小僧と同じレベルで失笑ものだ。

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