I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で

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2014/10/30 / 00:42

週末、リミッター外して飲み食いしたら案の定、大腸機能が死んだ。

普段は何気に粗食だったりするので、あれだけ大量の油を体内に入れたらおかしくなるのは自明の理、であるのだが、下痢が止まらないというのに月曜の夜は職場の宴席でバカ盛り台湾料理店へ行き、食べ放題飲み放題のプランでカニの甲羅かと見紛うばかりに巨大な唐揚げを食う羽目になる。そんなボロボロだった体調も漸く昨日の午後から復調し、今日はようやくランニングができるまでに回復した・・・のでマイルスの"Walkin'" CD を聞きながらこれを打っている。

というわけでマイルスとは全然関係ない最近の3枚。

クリッペンズLPCDDVD (1)
DOCTOR AND THE CRIPPENS "Fired From The Circus" 2LP/CD/DVD-R

珍しくLPで買ってしまった。LATE UK ハードコア/UKハードコア・ルネサンス期で最も再発&CD化が遅れたバンドの一つ、クリッペンズ待望の初CD化&再発!

よく「ハードコアやスラッシュにルックスは関係ない!」なんて話を聞くが、その「ルックスの悪さ」が災いしたバンド・・・が何を隠そう、CRIPPENS と INTENSE DEGREE だろう、と思っている。この音源にオマケでついてきたライヴ映像を見ているとVo.なんか「おいおい教」バンドの教祖(Vo)にしてお笑い芸人の元気安にしか見えない。リアルタイムで聞いた時も、HERESY、RIPCORD、ELECTRO HIPPIES、E.N.T.、NAPALM DEATHといった強烈過ぎる面々からすればやはり地味な存在だったことは否めなかった・・・が、JAILCELL RECIPES、UNSEEN TERROR 等と並んで実はかなり通好みのバンドであり一部で熱烈な支持をされていたことは知っている。

そんなわけで久しぶりに聞き直した本作。メタリック且つスラッシーで刻みまくるギターのリフとUSハードコアからの影響大、な抜群のスピード感にファニーなVo、と非常に個性的な音はやはり数十年の時を経てもカッコいい。スタジオ音源は勿論、BBCの"Grind Madness"3CDの選から漏れてしまったPeel Session音源も秀逸である。早くも後期音源集の発売が今から楽しみである。

小人SEXシステム
SEX DWARF "Non-Stop Erotic Noise Cabaret" CD

凄いバンド名とアルバム・タイトルだ。日本にもSEX MESSIAH というバンドがいるがこっちは救世主でなく小人だ。「白雪姫の処女膜には小さな7つの穴が開いてました」というアダルト・パーティ・ジョークではないが、こっちは4人である。

Vo.は元PROTES BENGTだがMOB47に代表される所謂スウェーデンの「マンゲル・スタイル」というよりは完全にノイズコアと化した音階が素晴らしい。CONFUSE "Spending Loud Night" を思い出さずにはいられないギターの音作りには驚かされる。そしてノイズの塊のようなリフでありながらHERESY "Never Healed"Flexiのようなスピード感があるのが乙。アートワークも含め日本のハードコア/ノイズコアの影響の大きさを今更ながらに思い知らされる事請け合いの一枚。

SYSTEMATIC DEATH "Systema Nine"CD

復活後もコンスタントな活動を続けるシステマの最新作。メンバーが名作V.A.LP "アンタにゃ毒でもオイラにゃ薬" 録音時と四半世紀ぶりに同じとなったが音は初期の"腐乱死体" "77 Kids"の頃と全く変わらぬスピード感満点スラッシュ・コアの連発で気持ちがいい。時が流れて見てくれは変わってもこれだけハイテンションのハードコアをやり続けるエネルギーやバイタリティには頭が下がる。MOB47来日時に小林さんがMCで言っていた通り「やっぱ80年代リアル体験組は強いわ!」ということなのだろう。自分も一応リアル体験組の一人として気合い入れなくては!

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2014/10/26 / 21:31

2連休・・・半、である。

本当は金曜は代休をとって休む筈だったのが半日だけ仕事が入ったので仕方なく出勤。終わって解放されたのが14時。結局、半日以上潰れてしまったが取りあえず、休みは休みである。

今週末、さいたまスーパーアリーナで行われた PIERROT のライヴ2daysを見るため、相方が京都から埼玉にやってくる。周辺のホテルが軒並み満室な中、キャンセル狙いで大宮駅前に何とか2連泊で部屋を確保。俺が京都など旅行に行く時もそうだが宿の予約サイトは例え観光トップシーズンで条件に合う宿が無くとも、旅立ちの日ぎりぎりまでキャンセル狙いでドンドンいい条件の宿へ乗り換えていくのが鉄則である。

そんなわけで、埼玉スーパーアリーナ。此処に来るのは4年ほど前に「凛として時雨」を見に来た時以来だ。改札出ると黒服黒服黒服・・・である。別に俺自身がライヴを見るわけではないのだが、圧巻な光景である。

そして3時間後、ライヴが終わって出てきた相方と一緒に大宮まで。西口にあるエスニックだか無国籍だかわからないので以前から気になっていたダイニング・バーで飯。

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フィッシュ&チップス

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ロシアン・ルーレット・シュウマイ。このうち2つにハバネロが仕込んである・・・が難なくクリア。以前書いたように相方も「デリー」のカシミールや「エチオピア」の辛さ70倍カレーを食べられるのでノー・プロブレム。

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ジャーク・チキン。サークル・ジャークスとは関係ない。

そして2日目の土曜日。

この日はライヴの開始時間が16時からだったので19時に新都心へ迎えに行き、そのまま大宮駅前「そごう」のレストランフロアでお好み焼き。

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自分は家の躾が厳しくて東京生まれなのに子供の頃、もんじゃもお好み焼きも食べさせてもらえなかった。初めて食べたのは30歳の時である。故にこういうのはとてもワクワクする。そして粉物は関東より関西風の方が絶対にうまい。

そして本日、日曜日。

ホテルを12時にアウトして新橋まで。折に触れてご一緒させてもらっている相方の友人である女性漫画家さんと連載終了&単行本発売&ライヴ2連荘参戦の打ち上げ兼ねて銀座「HOOTERS」へ。

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此処でも食べる、フィッシュ&チップス。

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コブサラダ w/ハニーマスタード。やはりハニーマスタードってアメリカだよな、と意味もなく納得。米軍基地内に住んでたころ、フードコートのSUBWAYでは必ずハニーマスタードだったな・・・と思い出す。

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ビーフ・何とか・サンド。デカい。そして此処にもフレンチ・フライだ。

このほかにもドリンクをガンガン飲み、例の如くフーターガールズの”YMCA”で盛り上がりまくり、気が付くと4時間も居座っていた。

そんなこんなで東京駅から相方を新幹線に乗せ、俺は帰宅。いやぁ~、楽しかったね。そしていつになく良く食った。腹がキツイ。明日はまた職場の宴席で食べ飲み放題だというのに・・・・まぁ、食った分は走って筋トレして落とせばいいのだ。楽しいことは良いことだ。

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2014/10/22 / 01:23

歳を取れば遊ぶ場所や行動範囲も変わってくるのは当たり前の話。

学生時代、中学~大学が世田谷だったこともあり、遊びに行く先は専ら渋谷、下北沢、新宿だった。当時はまだ渋谷にライヴハウス「屋根裏」があり、センター街にもメタルやパンクスが居た。それから数十年。もう最近は渋谷なんぞには余程のことが無ければ足を向けることは無くなった。長い間通い詰めていた西新宿の輸入レコード店街もかれこれ1年以上、行っていない。自分にとって「音源を買う」行為は最早、それほど魅力のあるものではなくなってしまったのかもしれない。その代り、ライヴを見に行く本数は確実に増えていたりする。

というわけで、最近ぶらぶらしているのは銀座や浅草や湾岸だったりする。物凄く美化していえば「ライフスタイルが永井荷風化した」ということなのだろう。

先週末もライヴに行った他は浅草「天健」で掻き揚げ丼を食し、浅草寺で神籤を引く。

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浅草寺で神籤を引くと1発目は凶と相場は決まっている。凶以外、引いたことが無いからだ。酷い時は3回引いて2回が凶だ。しかし「大凶」が入っている鎌倉の鶴岡八幡宮よりはマシだ。

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当然、凶が出たら良い卦が出るまで引き続けるのが神籤というものだ。2回目で大吉が出た。今日の所はこの辺で勘弁してやろう。

故あって初めて足を向けた江東区の東大島からふと思い立って湾岸の葛西臨海公園まで約10キロ歩いた。その後、新木場の夢の島で第五福竜丸の展示館を見たりとまぁ、いろいろ。

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小松川の閘門跡。パナマ運河みたいに水位の違う運河の水位調節をするための水門らしい。ぱっと見、城門にしか見えない。

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クレーン萌え。

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荒川~中川散歩。サイクリング&ランニングロード。運動服装だったら俺も走りたい。

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やはり海が見えると気分が高揚する。

その後、神保町の古書店でSFマガジンの「増刊号キャプテン・フューチャー特集」を見つけて購ったり、帰りは行きつけの水道橋「海南鶏飯」へ寄ったり。

Future captain
キャプテン・フューチャー。「フラッシュ・ゴードン」「バック・ロジャース」「スターウルフ」と並ぶ俺様的スペースオペラ四天王。

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海南鶏飯。いつもは揚げなのだが珍しく蒸し。肉大盛り、ご飯大盛り。美味礼賛。

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肉みそパクチー。パクチー好きには天国、嫌いな奴には生き地獄。

〆はやはりインド料理。上野(稲荷町)「ハリマ・ケバブ・ビリヤニ」にて。

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ハリヤリ・チキン・ティッカ。肉をミント、コリアンダー、スパイスにつけ込み焼いたブツ。ミントの爽やかさがグー。

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サグ・ラム・カレーとバスマティ・ライス。この日はビリヤニよりもこっちが食べたかった。此処のお店、ほうれん草の旨味が消えないのが素晴らしい・・・と以前も書いたが、生のほうれん草を使っているためらしい。



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2014/10/20 / 01:08

週末に台風が来ないのは、いいことだ。

やはり遊びに行く時には、天気を味方にしなくちゃ楽しくない。遊びに行く・・・と言っても最近は全然映画ってものを見に行ってない。映画、画廊、美術館/博物館、神社仏閣、ライヴ、古本漁り等々、何処かが突出すれば何処かが引っ込むのは世の習いである。

そんなわけで土曜日は西荻窪の Pit Bar で久しぶりに ROSEROSE のライヴを見てきた。

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考えてみれば生まれて初めて「ライヴハウス」という場所に足を踏み入れたとき( 神楽坂のEXPLOSION にJURASSIC JAE を見に行った)トリで出てきたのが彼等で、それから軽く25年余り経過して、途中でライヴを見ていないブランク期間もあったが、今でも足を運んでいるのは驚きである。

目下の最新作 "Fucking Crap, Fucking Chaos" から往年の名曲 "Born to Be A Skate Boy" まで、勢いの全く衰えないスラッシュ/ハードコアは本当にカッコいい。その中で新作の1曲目のように IRON MAIDEN を彷彿とさせるツインギターのハモリがあったりと新しい要素がアルバム毎に加味されてるのも素晴らしい。

あともう一つ考えてみれば、Pit Bar /CRUCIAL SECTION のHiro さんも ROSEROE のHiroさんと同じ名前でしかもHERESY 繋がり、というのも時代が繋がってる感じでとても興味深かった。自分が昔、ROSEROSE のライヴでお客やメンバーが着ていた HERESY の背番号入り "Mosh Team"Tシャツが何処にも売ってなくて手に入れられなかったのが CRUCIAL のCFL から再版されたことで入手できたというのも含めてね。

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2014/10/16 / 00:41

基本的に「愚痴」というのが大嫌いだ。

だから言わない。そんなもの、人に聞かせるものじゃないし、愚痴を言うくらいならその元凶たるクソ野郎に直接ねじ込んだ方が遥かにいい。たとえ、人事上の不利益を被ったところで何年か閑職に追いやられるか左遷されるかってところだろ。

ただ一つ言えるのは、「もうお前の時代は終わったの。だからそろそろ死んだ方がいいんじゃねぇの?」と言いたくなる奴は非常に多い、ということだ。問題なのは自分が消えるべきタイミングが分かっていない奴もまた、多すぎるということだ。「ブレード・ランナー」に出てくるレプリカント、ロイ・バティ(ルトガー・ハウアー)だって"Time to die..." と言って死んでいくというのに、だ。

というわけで最近の音源。

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ELECTRIC WIZARD "Time To Die"

待望の新譜。前作"Black Mass" からもう4年も経過したのか、と改めて思う。加えて考えてみれば、自分も見に行った初来日公演からも既に7年である。時が経つのは早い。しかしどんなに時が流れようと、メンバーが変わろうと、彼らの基本的な音楽は全くブレない。「ドゥーム」というキーワードで括られるバンドは数多いが、此処まで中毒性のあるリフや曲を生み出せるのは彼らとSLEEPくらいなものではないか、と思ってしまう。

毎度の如く(3分台のインストが2曲入ってはいるが)7分越えの長尺曲が並び1曲目からズルズルと息が詰まるような世界に引き摺り込まれていく。病的なリフ、浮遊しているかのようなエフェクトを掛けたVo.、重苦しいのに昔日のハードロックを思わせる独特の音の隙間、そして退廃的な曲のタイトルと魔的なアートワークという全てが一つの「EWワールド」になっている。このアルバムを持って、是非再来日してもらいたい。

もう一枚。

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ACCEPT "Blind Rage"

「貴方の人生を捻じ曲げたメタル・バンドを3つ挙げよ」と言われたら「RAVEN, ACCEPT, MERCYFUL FATE」と即答するだろう。MOTORHEADでもVENOMでもMETALLICAでもないところが俺らしい。

高校生の頃、ほぼリアルタイムで"Restless & Wild" を聞き、とんでもない衝撃を受けてからACCEPTは自分にとって特別な存在だった。だからこそ、"Metal Heart" 以降、アメリカのマーケットを意識してヤワになった姿は本当に嫌だった。伊藤政則のような腐れ業界ゴロが何故 "Metal Heart" みたいな軽い作品を絶賛するのか全く分からなかったし、"Russian Roulette" は2回聞いただけで中古盤屋に売り飛ばした。それから長い間、俺にとってのACCEPTは"Breaker" "Restless" "Balls" の3枚のみを指す存在になってしまった。

それから時は流れに流れて21世紀。ウドが脱退し、後任にTT QUICKのマーク・トーニロに。え・・・TT QUICK・・・?!う~ん・・・と思って聞いた"Blood Of The Nations" は自分好みではなくまた忘却の彼方へ。しかしどういう風の吹き回しか、魔が差したかこの新作、聞いてみたくなり取りあえずようつべで全曲聞いた。驚いた。CD買った。いやぁ~!こりゃカッコいい。卒倒しそうになった。久しぶりに聞いた、まさに「捨て曲なしの」アルバム。

1曲目から凄くイイ。へヴィな2、4曲目。キャッチーな3曲目・・・後半に入っても勢いは衰えず一気にラストまで。歌メロ、リフ、コーラス、ギターソロ。すべてがとてもいい状態で噛みあっている感じがする。ライヴ映像を見ても流石にウド時代の曲については高音部が苦しそうだが、バンドが非常に安定していることが分かる堂々たる演奏で感動した。ラストの"Final Journey"でペールギュント第一「朝」のフレーズを組み込むのもまた、良し。戻って「スターリングラード」も聞いてみたくなった。

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2014/10/13 / 22:59

10月、2つ目の台風直撃。

スポ根野球漫画に出てくる魔球のように途中でカクッと曲がって日本列島を縦断していくのだから堪ったものではない。それでまたこういう異常気象が続くとすぐ「ユダヤ資本に操られたアメリカの気象兵器が~!地震兵器が~!」と騒ぎ出す連中がいるからまた笑える。そんなものがあるのなら北朝鮮も中国もイスラム国もすぐに壊滅させられる筈だろ。俺はそんな事を心配するより、美味いものでも食いに行った方が遥かに楽しい。

というわけで、いつもの店でいつもの料理。

「デリー」六本木ミッドタウン店、先週のウィークリーは、ゴマとナスのチキンカレー。それにプラスしてチェイサー代わりのデリー・ポーク。

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ゴマとナスだけならよくあるヴェジタリアン/ヴィーガン向けメニューなのだが其処に鶏肉とサツマイモを入れてあるのがミソ。このサツマイモが実に良い香りで味にアクセントを与えている。

続いて此方。同じく「デリー」六本木ミッドタウン店で今日から提供されているウィークリー「キノコとポークのカレー」にドライカレーを合わせる。ピントがボケボケだが、またお店のサイトに綺麗な写真が載るであろうからそっちを見てちょうだい。俺、料理が来るといきなりバカでかい一眼レフカメラ取り出して、顔をゆがめながら必死で接写するようなみっともないオヤジにはなりたくないのでね。

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自分はキノコという食材が大好きなのだけど、意外とインド料理店では出会わなかったりする。スライスしたマッシュルームというのは入っているがこれだけドーン!とキノコが入っているカレーというのはあまりないように思う。故に、キノコと豚肉のエキスが染みだしたカレーは非常にエッジの立った味わいで美味。先週のウィークリーと比べれば此方の方が自分好みである。このカレー、今回はドライカレーと共に食したが白米、或いはロティやチャパティで食しても合うと思う。

続いて此方。

実を言うと、先週から天麩羅が食べたくて食べたくて仕方なかった。昨今はコンビニの弁当も一昔前とは比べ物にならぬほど美味くなり、下手な安食堂や手抜きエスニック料理店よりもいい味を出していたりするのだが、それでも天丼や鰻丼を食べて幸福感が全くわいてこないのは、やはりその手の料理はちゃんと丼やお重に盛り付けられて初めて価値が出るのだということに思い至った。

そんなわけで掻き揚げ丼が食べたくなり、日曜夕刻、銀座線に乗って浅草「天健」へ赴くも1730に暖簾をくぐるともう営業終了とのことで泣く泣く引き返す。田原町からまた銀座線に乗り、今度は新橋下車。銀座8丁目の「天國」でいつもの穴子天丼と穴子の煮付けという穴子尽くし。以前も同じようなことを書いてるので写真は使いまわし。

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でも「天國」はテーブル席の感覚が比較的広く、配置も空間に余裕を持たせてあるので、何時行ってもゆっくりと落ち着いた環境で天麩羅を堪能できるのがいい。お店のフロアスタッフの対応も非常に気持ちが良いのも高得点。

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因みに、今回訪問したらポイントカードをくれた(笑) 天國のような老舗でポイントカードという対比が面白い。

あとこちらは番外編。

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近所のスーパーで見つけた新宿中村屋のカレー缶詰なのだが、非常~~~に美味。個人的にはもっと辛くてもいいと思うのだが、これだけ本格的な味/スパイスの風味を殺さずにパッケージできたのは本当に素晴らしい。最近は遂に真打「ヤマモリ」がゲーン・マッサマンのレトルトを出したりと、以前も書いたように日本人のナメたようなエスニック料理店より遥かに質の高い缶詰やレトルトが国内メーカーから売り出されている現状に拍手を送りたい。

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2014/10/12 / 02:52

金曜の夜、西荻Pit Bar にて行われた "United Thrash Night Vol.93" に行ってきた。

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開始が20時過ぎなので仕事終わってからでも余裕で間に合うから嬉しい。

この日は、CRUCIAL SECTION と札幌の SLANG による2マンで先手はSLANG。自分は彼らの音源って"Super Chaos" しか聞いたことが無くてライヴもこれまで一度も見たことが無い。この日が「初SLANG」である。自分と政治的な考えや立ち位置は多分、真逆だと思うのだが音と演奏に宿る真摯な姿勢と力には圧倒され少し PISSCHRIST を思い出してしまった。

続いてCRUCIAL SECTION。何時にもましてVo & Ba がガンガン前に出てくる。大きなサークル・ピットこそできなかったが大盛り上がり。酔っぱらったフルチン男の乱入(サ〇ガ〇テラーのアノ人です(笑))もあり、クラウドサーフでは股間に挟まれないよう客が逃げる姿とかGG Allinのライヴを見ているようで主役のクルーシャルとは別のアピールが面白かった。しかし改めてライヴを何度も見ていると、最近のEPやSIN ORDENとのスプリットに収録されていた新しい曲の数々は本当にライヴ映えするカッコいい曲だなと思う。ラストは御馴染の"Let's Rise Your Hands" "Warning" で〆。楽しかったね。いい汗かいた!!

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2014/10/10 / 00:21

「ファム・ファタール」という言葉がある。

「運命の女」という意味のフランス語だが、言葉から連想される官能的な女・・・黒皮のロングコートの下は全裸の杉本彩・・・・みたいな女など映画の中でしかお目にかかることはないだろう。現実世界に目をやれば、青森の公務員に14億を超える金を横領させたチリ人妻アニータ・アルバラードも、尼崎連続殺人死体遺棄事件の被疑者 角田美代子も、連中と動線が交差した男にとっては立派な「ファム・ファタール」だ。

もうかなり前になるが、

カクテル配達
ジェームズ・M・ケイン
「カクテル・ウェイトレス」 「郵便配達は2度ベルを鳴らす」


を読了。

後者はハードボイルド/ミステリ好きであれば知らぬ者はいないであろう名作の新訳版。前者は本邦初訳の遺作。まさか21世紀になって、それも「翻訳ミステリが圧倒的に売れない」という嘆き声が聞こえて久しい昨今にあって「新作」が翻訳されようなどとは夢にも思っていなかったので嬉しい驚きだ。

さてこの2冊。どちらも「ファム・ファタール」的な役回りの女が鍵となっている。「カクテル・・・」では夫に先立たれ(当然、殺しの疑いが掛かっている)子供を1人抱えて怪しげな飲み屋で働く若い未亡人であり、後者は田舎から都会に出てきたはいいが夢破れ、好きなわけでもないギリシャ男と家庭を持ち、安食堂の女将に収まっている「美人ではないが豊満な」女である。

女がいれば当然、言い寄る男もいるわけで前者はとんでもなく金持ちの老人と貧乏だが野心家の若者の2人、後者は幾つも前科のある風来坊・・・と言えば聞こえはいいが、要するに「住所不定無職」の男。そして当然、前者に絡む男2名はあの世に行き、後者では2人で共同してギリシャ野郎をぶっ殺したはいいが、結局、その後の彼是で男が生き残り女があの世へ行く。別に複雑なプロットがあるわけでも驚きのどんでん返しがあるわけでもない、悪い言いかたをすれば、「ありふれた脳足りん女と脳足りん男のチンチンカモカモ」である。知的な要素は、何も無い。

しかしケインの作品が時を超えて読み継がれ、特に「郵便配達」が7回映画化され、6回邦訳が出版されているという事実は何を意味するのだろう。それは「ありふれた日常」の中で「ごくごく普通の人達」がちょっとした運命の悪戯で道を踏み外す怖さ・・・美男美女が出てくる物語でないだけに「生活環境が違っていれば俺も」という思いが一瞬、誰の頭にも浮かぶからだろう。

前出のアニータにしても角田美代子にしても「なんで、あんなブサイクな女/クソババァに引っ掛かって人生滅茶苦茶になるんだ」とTVを見ながら思う。しかし、実際、あの時、あの場所でこいつらに出会っていたら俺も同じ道を歩まないという保証はどこにもない。北九州の「消された一家」事件でもそうだが、まともに考えれば絶対にありえないような成り行きで人は破滅していく。そんな「もしも」を生々しく見せてくれるからこそ、ケインの小説は21世紀の現代でも人の心に棘を刺すのだろう。

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2014/10/06 / 00:45

此処3週、続けてライヴを見に行っている。いいことだ。

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10月4日(土)大久保EARTHDOM で行われた CAPITALIST CASUALTIES の来日公演初日を見に行ってきた。当日は "East West Fast Blast Festival 12"ということもあり出演は10バンドという盛りだくさんな内容。因みに自分は"EWFBF"は1回しか見に行ったことが無い。火事で焼失してしまった高円寺20000Vで8年とか9年前くらいに見たのだが、1番手のDEEP SLAUGHTER が終わったところで職場から緊急の呼び出しが入って泣く泣く帰った記憶がある。あの頃はパワー・ヴァイオレンスみたいに速いのが流行っていて、会場に入るのにやたら並んでるな、と思ったら企画Tシャツの物販に並んでる客だった、という。

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というわけでアースダム。自分が会場に入ったのは20時過ぎ。6番手、FLIPOUT A.Aの真っ最中。続いて BREAKfAST, JABARA, COMPLETED EXPLOSION, CAPITALIST CASUALTIES の順。この中で一番驚いたのが JABARA でラストで OLHO SECO のカヴァーをやっていた!でもお客の反応はあまりなくて、最近はもうOLHO SECO とか知らない世代になってきてるのかな、とちょっぴり残念な思い。

そしてトリ、Cap Cas .この日は1730開演だったのだが1番手のSLIGHT SLAPPERSの開始時点で既に30分押しという話の中 Cap Cas が登場したのは2300少し前。終演が2330過ぎ。終電の絡みで最初数曲あたりから離脱し始めるお客さん続出。俺はこうなることを予想して都内にホテルとってあったけど、神奈川や埼玉に電車で帰る人にはちょっとキツい時間だと思う。

そんな状況下にあってもライヴは絶品。自分はライヴ見たのは初めてで、これまで彼らの音源って1stからリアルアイムで聞いていた割には決して好きではなかったのだが、実際にライヴ見て目から鱗が落ちた。メタリックで切れ味鋭いギターのリフとドラムのスピード感が堪らない。天井が低くてジャンプできるか心配そうだったVo.もとんでもないテンションでシャウトする。曲名を言うだけで1分余の短い曲を中心にガンガン連射する演奏力と体力にも脱帽。やはり「百聞は一見に如かず」。見に行って本当に良かった。

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因みに今回の物販、ツアー日程入りのシャツ(左)は初日でほぼ完売だそうで、改めて人気の高さがうかがえる。この調子で行くと最終日の横浜では物販が何も残っていないという事態になるのでは・・・と思った次第・・・金正日Tシャツは残ってるかもしれない(笑)会場内、物販&バースペースも滅茶苦茶混んでいてなかなか目的の場所に行きつけなかった。

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裏面ばこんな感じ。

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2014/10/05 / 23:47

「異常気象」という言葉が最早当たり前になってしまった。

異常ってのは、普段(通常)と大きく異なるからこそ「異常」なのであって、異常が当たり前になればそれはすでに「日常」だ。体温を超える最高気温、ゲリラ豪雨、竜巻、季節外れの台風。そのうち、天から神様でも降ってくるんじゃないか、と思ってしまう。

そんな季節外れの台風が関東に接近する週末であっても、俺自身は平常運航である。

先ずは恒例(・・・になったのか?)「今週のデリー」

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木曜夜に訪れた銀座店にてシーク・カバーブと今月のマンスリー、ビーフ・ベンガル・カレー、そして豆が無性に食べたくなったのでチャナ・マサラ、バスマティ・ライス。考えてみると、シーク・カバーブを食べるのはかなり久しぶりだったりする。

ビーフベンガルは湯島の本店や新川でも食しているが銀座も非常に美味。先ず、牛肉はトマトと相性のいい食材だということもあるのだろう。そして肉質がとても良いことも大きな要因だろう。以前にも書いたが、ベンガルもチキン・バリ・カレーと同様、辛くすると別物のように美味くなるので、辛いのが好きな人は是非ホット/ヴェリ・ホットで。

美味い食べ物の記憶というのは下を通じて脳みそのHDに記憶される。故に、それ以降に食べる料理は比較の対象になり、美味ければ記憶は上書きされ、不味ければ「不味い」フォルダーに分類される。偏差値50の料理は上書きされることもフォルダに移されることもなく削除される。比較しては申し訳ないが、今日の昼、「松屋」で牛丼を食したら「デリー」のビーフベンガルで使われている牛肉が如何にレベルの高いものであったか、嫌と言うほど思い知らされた。

チャナ・マサラは時々やたらと食べたくなるんだが、写真の通り豆の上に油が1センチくらい溜まっている。食べたら食べたで結構、胃にドーンとくる。

次は六本木ミッドタウン店。

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先週のウィークリー、チキンと韮のカレーと辛口のドライカレー。ウィークリーは大きな鶏脚が1本ドン!と入った逸品でスープ状のカレーとよく合う。スープをドライカレーにかけ、骨から切り離した鶏肉をライスに乗せてどんどん口に運ぶ。汗がジワッと出る。


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