I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で

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2013/04/30 / 01:28

え~っと・・・「昭和の日」か、今日は。

もうすっかり日にちと曜日の感覚が消え失せてしまっている今日この頃。気が付けばもう、4月も終わりではないか。あと数日で5月になり、5月になったら6月の事を考えねばならず・・・結局、あっという間に夏が来て、誕生日が過ぎ、秋になり、年末がやってくるのだろう。子供の頃に読んだ「21世紀の未来世界」といった類の本によれば人類はもっと平和な世界で繁栄と幸福を享受している筈だったのだがな。

というわけで、僅かな幸せを探すためにもレコード屋と本屋とインド料理屋の巡礼は欠かせないわけだよ。

YDL CD
YOUTH DEFENSE LEAGUE "American History" CD

超名盤オムニバス "New York Hardcore : The Way It Is" に収録されていたYDLの87年~88年のライヴ盤。中古盤でサルヴェージ。右翼だのナショナリストだの言われている彼等だが、そんなことを言ったら当時のNYHCの多くが当てはまるだろう。

WARZONE Skinhead Security なんて頭文字がナチと同じロゴの「SS」だし、Youth Of Today だって初期の頃はドラムセットの後ろに大きな星条旗を貼り付けて「アメリカの若者よ、立ち上がれ!」なんてやってたわけでね。まぁこのCDを出しているのがVulture Rock って日本の鉄槌(SLEGDEHAMMER)等が収録されたコンピを出しているところなので思想的にはRAC系なのだろうがな。

でもってYDL、音の方は所謂NYHCユースクルーではないし、かといってキャッチーなOi!とも違う。どちらかと言うとSHEER TERRORとかSFAみたいな感じでミッドテンポ中心にグイグイ押してくる音はかなりイイ線行っている。内ジャケの写真、ブレイシーズ姿のVo.がMADNESS(UKのスカ・グループね)のメンバーに見えるのが笑える。



あと一枚。

AC4.jpg
AC4 "Burn The World" CD

スウェーデンのハードコア・バンドAC4 の2nd・・・とはいえ1stは未聴。

彼方此方でレヴューが書かれており、ひねくれ者の自分はあえてスルーしていたのだが結局、買ってしまった。聴いてビックリ。とてもカッコいい。メンバーがかつてやっていたバンド・・・REFUSEDにしろD.S.-13 にしろ全く心に響かなかったので「どうせライターの提灯記事だろ」と思っていたのだが、これは掛け値なしに良い作品である。

80年代のUS/ユーロ・ハードコアのスピード感、キャッチーなフックといった美味しい部分が全て網羅されている。ハッキリ言ってハードコアはかつてのように一番尖った音楽ではないかもしれない。しかし手垢が付いたようなオールドスクールのハードコアであってもそれを生かすも殺すも演者のセンスであって、彼等であるとか以前に此処で書いた THE BOSTON STRANGLER のようなバンドが出て来るかぎり、ハードコアは死なないと思いたい。



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2013/04/29 / 03:05

世間様では昨日からGW突入なのだろが、此方は毎度の如く休みなんだか休みでないのかわからないような状態で「貧乏暇なし」とはよく言ったものだなと思う。ロクに働きもしないで経産省前だの辺野古だのでテント張って平日の昼日中から反体制気取ってって日がな一日新聞読んで生きて行けるような生活に憧れる今日この頃である(嘲笑)

そんな中でも欲しい音源は買いに行くわけで・・・

WAR PAINTED CITY INDIAN

2.jpg
"Complete Discography" CD

Dynamite.jpg
"W.P.C.I. Dynamite Years"CD&DVD

入手。

CITY INDIANを初めて聞いたのは、1986にリリースされたHold Up Rec.の"Devil Must be Driven Out With Devil"LP だった。このアルバム、メタル3バンド、ハーコア3バンドを収録したアルバムなのだが、必ず飛ばす UNITED と SABER TIGER(笑)以外はLIP CREAM、GHOUL、CASBAHという強力な布陣のなかでR&Rをベースに持つWPCIの音はかなり耳に残った・・・が、その時は単独音源が出ているとは知らなくて(今みたいにネットとかないからさ!)、
バンドが一旦解散して89年に再結成してリリースしたアルバム"Howling On Fire"CD の頃になって神保町の「JANIS」に行き、"W.P.C.I.Warning" EPと"Terror Boogie"12EPを借りてきてテープに落とした、と言う体たらくだった。

当然、ライヴは一度も見たことが無いのだが写真を見るたびに、「Sinさんのモヒカンとエンジニア・ブーツの履き方、カッコいいな」と思っていた。

そんなわけで "Complete Discography"。既発の音源3種に加えて未発表だったデモ・トラックスが9曲加えられ全21曲。自分が好きな声質だという事もあるのだろうが今聞いてもメロディのセンスに痺れる。"8・9・3" "Desperate Cowards" "Saturday Night Trap" "One Way Eager""Drunky Boxer" 等々カッコいい曲のオンパレード。これで漸く、伸びきったカセットテープともオサラバできる。

続いて "Dynamite Years"。活動期間が正味1年しかなかったのにこれだけ多くの映像とライヴ録音が残っていたのは驚く。音質は決して良くないが当然の如くスタジオ盤よりも荒々しく力漲る演奏と歌は臨場感満点。この当時、ライヴが見られなかったことが悔やまれる。

尚、7月には"Howling On Fire"の再発と再結成後のライヴ映像を収録したDVDもリリースされるそうなので期待、大!


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2013/04/25 / 07:02

GWが間近に迫っているというのに全然先の予定が立たない昨今だが金と暇は相変わらず無いのだが、無ければ無いなりの楽しみはある、と言うわけで・・・

先週末の釣果など。

RDP No MOney
Ratos de Porão "No Money No English" CD

80年代から未だ現役のブラジリアン・ハードコア/スラッシャーR.D.P.のDemoだのカヴァーだのアウトテイクらのライヴだのを集めた編集盤。アナログは2枚組でCDよりも曲が多いのだが、実家に戻らないとLPが聞けないのでCDを購入。まぁ曲数は少ないとはいえ22曲も入ってるのだから不満は無い。

聴いての感想は、「全然変わらないなぁ」という事。初期の2枚こそバリバリのハードコア・パンクだったが3rd "Dirty & Aggressive" からクロスオーヴァーし始めて"Brazil"で現在の音を確立して(と俺は思ってる)以降は基本的に全然変わってない。カッチリした演奏と疾走感溢れる2ビートのスラッシュ・コア。それでいて生硬さや攻撃性を失わないのは南米故の土地柄だろうか。

デモ・トラックスの荒っぽさも魅力だが、MOTORHEAD "Stone Dead Forever"、SEPTIC DEATH "Thow" のカヴァーが個人的にはドツボ。滅茶苦茶カッコいい。

もう一枚。

Free beer
FREE BEER "The Only Beer That Matters"CD

中古盤で未開封新品をサルヴェージ。要するに、売れ残りの安価放出作品である。

プロ・スケーターであり現在はソロ・アーティストとして活躍するトミー・ゲレロが80年代前半に自身の兄貴とやっていたスケート・ロック・バンドの音源集。テンタクルズからリリースされていた "Skate Punk Series" の一環。

スケート・ロック/パンクとは言ってもJFAや80年代にTHRASHER誌がリリースしていたコンピに収録されていた速いバンドを想像すると見事にコケるミッド・テンポ主体の楽曲。一番近いのは、AGRESSIONや同じくテンタクルズのスケート・パンク・シリーズでリリースされたLOS OLVIDADOSのよな音。もう聞く気が失せただろ?(笑)つまりは「日本では全然売れない音」だという事なのだが、先に挙げたAGRESSION同様、自分は好きな音。

映画「ロード・オブ・ドッグタウン」なんかを見ると70年代末期~80年代初頭のヴェニスではテッド・ニュージェントやブラック・サバス聴きながらスケボーをやっていたことが語られているのだが、そういう流れで行けばスケートのBGMって速い音ばかりではないのだなと思い至る。音に宿る西海岸っぽい緩さもとてもいい感じである。

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2013/04/25 / 00:39

日曜日、神保町画廊で開催中の

syoujoroid_fryerdeta_800.jpg
口枷屋モイラ・村田タマ二人展「少女ロイド -Girl's Fiction-」

へ行ってきた。

土曜日の夜から降り続いていた雨も漸く上がり、気持ちの良い冷風が吹き抜ける神保町。画廊の前まで行くと、セーラー服コスの女子が何人か出て来るところだった。いい感じじゃないか。

因みに今回の2人展におけるコンセプトは・・・

2XXX年、人類はゆるやかに滅んでいった。人類の減少に伴い、学校制度や社会は機能しなくなった。はるか昔に従来の結婚制度は殆ど崩壊し、家族も共に暮らすことはなく、人々は好みのアンドロイドと生活していた。その中でも最も愛されたのが「少女ロイド」。 好きな年齢に設定でき、マスターの好みをインプットし、アンドロイドたちはどんな要望にも答えた。
――そして人類が滅びた数百年後の世界、2体の「少女ロイド」がぱちりと目を覚ます。

・・・というもの。

自作の口枷や各種個展、「ヴァニラ画廊」の「お嬢学」等、最近は彼方此方で作品を目にするモイラさんだが、これまで「村田謙一氏の写真モデル」という印象だったタマさん共々今までのイメージとは異なる世界観で面白い。そして御二方共に自分の「見せ方」「魅せ方」のツボを理解したうえで作り出している作品なのだな、と改めて思った次第。非常に高いセルフ・プロデュース能力をもったレイヤーさんという感じでカッコいい。女性のお客さんが男よりも遥かに多いのも頷ける。

少女ロイド、というコンセプトがセクサロイドを連想させること(というかズバリの暗喩だ)もあるのだろうが、オリエント工業のラブ・ドールを生身の人間が演じているような不思議な感覚。無機的であるのにエロさが漂ってくるのがミソ。

DSC_1170.jpg

因みに自分は写真集 "Upskirt Voyeur" を持っているのだが、そのモデルさんがセーラーコスで在廊している、というのは年甲斐もなくドキドキする。物販で買ったロムにサインを戴いて帰宅。

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2013/04/22 / 02:00

新宿武蔵野館にてレイトショー公開中の 

 cronenberg.jpg
デヴィッド・クローネンバーグ監督「スキャナーズ」

を見て来た。これまで何度もビデオ等で見ている作品だが、やはり映画館で見るのは格別である。

話の粗筋は・・・「スキャナー」と呼ばれる超能力者達の戦いである。以上。だけだと味も素っ気も無いので・・・スキャナーを集めて世界征服を企図するレボックという強力な超能力者に戦いを挑む「正義の」スキャナー、ベイルの話である・・・やはり素っ気無い(笑)

この作品に出て来る「スキャナー」或いは「スキャンする」という能力は簡単に言えば非常に強力なテレパシーである。他人の心を読み、精神と肉体をコントロールすることで意のままに操ると同時に、相手の生体組織を破壊したり念動放火したりもできる、というとんでもない力である。

終盤、公衆電話回線を通じて敵のコンピューターをスキャンし、これを破壊する場面が出て来るがここまでくればもう何でもアリではないか、と突っ込みたくなる。そんな凄い力があるならホワイトハウスに電話すればいいだけじゃないか・・・ついでに北朝鮮とか社民党にも電話してくれねぇかな・・・なんて野暮な突っ込みはしちゃいけないのだろう(笑)

そして、決してド派手なアクションが連続するわけではないのに、目が離せないのは相手を倒すために互いをスキャンしあう超能力者たちの素晴らしすぎる「顔芸」である。特にレボック役のマイケル・アイアンサイドの顔!子供が見たら夢に出てきて寝小便漏らしてしまうこと請け合いの怖さで「シャイニング」のジャック・ニコルソンや「北国の帝王」のアーネスト・ボーグナイン等と並ぶ破壊力。

ラスト、ベイルとの直接対決においては互いの皮膚に血管が浮かび上がり、それが弾けて血が飛び出る、目が潰れて血だまりになる、身体が発火するという映像美に感嘆する。今なら全てCGで作り出せるのだろうが本作は1981年の作品であることを考えればその描写が当時如何に衝撃的だったか想像に難くない。自分も昔、この映像を初めて見た時は驚いたものだ。

決して安易なハッピーエンドにせず観客に疑問を持たせたまま終わる構成もいい。個人的には、コンピューター画面の描写が「マトリックス」のような緑色の文字だった事に時代を感じてしまった。

余談だが「超能力」と聞いていつも思い出すのがSFシリーズ「ペリー・ローダン・シリーズ」に出て来る「ミュータント部隊」である。要するに念動力、瞬間移動、念動核爆発能力(!!!)、テレパシーといった能力を持つ者たちで編成された部隊なのだが、この中にグッキーと言う名の身長1mでネズミとビーバーの中間のような見てくれの異星人がいる。当然、人語を解すわけだが、地球の宇宙船がロクな兵器を持っていなかったシリーズの初期段階においてコイツの得意技は小型の核爆弾を持って敵戦艦にテレポートし、それを置いて逃げてくるというものだった。こんなことやられたら防ぎようがない。やはり超能力はエゲツない(笑)

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2013/04/20 / 10:56

最近、生業の方が忙しすぎてなかなかゆっくりと爆音に浸る時間が取れないのだが、それでもやはり音楽を聞く行為は止められない・・・と言うわけで最近の釣果。

outcold.png
OUT COLD "A Heated Display" 

1993年の1st EPからOUT COLDは大好きなバンドだった。

エモだのニュースクールだのモダン・へヴィネスだのといったハードコア/パンクとは名ばかりの腐れた音に飽き飽きしていた90年代中期、LOS CRUDOS と共にかつてのハードコアが持っていたスピード感や攻撃性を継承する姿に興奮した。

99年の初来日公演はメンバーの身内で不幸があったとかで土壇場でキャンセルになり残念無念だったが、音源はリリースされるたびに買い集めた。その後、Vo.のマイク・シーンが他界して解散状態だったのだが生前に録音されたバックトラックに初代Voを参加させて7年越しで完成された新譜が届けられた。

購入して既に何度も繰り返して聴いているが、以前と全く変わらない。他のアルバムと一緒に流していてもVoの音域が若干高い程度で全く違和感が無い。"Short, Fast & Furious" というハードコアの基本に忠実でブレない音はやはり何時聞いても燃える。このまま活動を続けてくれたらこれほど嬉しい事は無い。


ちょびっと GG Allin 風味が残っている1stから。Vo.は"Heated..." と同一。


あと一枚。

Iron reagan
IRON REAGAN "Worse Than Dead"

リッチモンド・クロスオーヴァー・スラッシャー1stアルバム。

一聴して「MUNICIPAL WASTEによく似てるな・・・」と思うのもその筈。Vo.はMWのマイク・フォンタナである。MUNICIPAL WASTEとDARKEST HOUR(って全然知らないんだけど!)のメンバーによるサイド・プロジェクトらしい。では何故此方でもクロスオーヴァーをやる必要があるのか・・・と問われても俺には分からないが(当然だ!)ハッキリ言って2nd "Hazardous Mutation" 以降、アルバムを出す度につまらなくなっていくMWよりも、此方の方が個人的には断然好みだったりする。このまま本家以上にガツンと突っ走ってもらいたものだ。





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2013/04/16 / 02:20

先週末の釣果など。

negazione wild bunch
NEGAZIONE "The Wild Bunch / Early Days"CD

御存知イタリアン・ハードコアNEGAZIONE 初期音源編集盤CD。

何故か最近「デッドストック」という名目で各地の輸入盤音源店に入荷しているブツ。元々は旧西ドイツのWe Bite Rec. (JINGO DE LUNCH等で御馴染み)から80年代末期にリリースされていたものなのだがどういう経緯で大量発掘されたのか皆目見当がつかない。しかしこれまでレア盤と化していた本音源をCDという「形」で聞くことが出来るのは大変うれしい。

内容は言わずもがな。1st アルバム以降は次第にハードコア色を薄め、ロックな音に変わってしまう彼等だがこの頃はドタバタなスピード感に喉から血が出そうな金切り声シャウトが乗る滅茶苦茶カッコいいスラッシュ/パンクを聴かせる。WRETCHED やDECLINO 等と並んでイタリア語の語感が持つ独特のカッコよさは本当に堪らない。

続いて中古盤で見つけた此方。

TWTD2CD.jpeg
New York City Hardcore - Those Were The Days Volume II

ラジオで放送されたライヴ音源を集めたものらしい。

収録されているのは NIHILIITICS、TOKEN ENTRY、NOMAN BATES & THE SHOWERHEADS、KRAKDOWN、WARZONE の5バンド。NIHILISTICSとNOMAN GATES...は全く興味無いのだが、その他3バンドについては87年頃の最も脂が乗りきった時期の録音なのでとてもカッコいい。

自分はWARZONE が昔から大好きなのだがやはり彼等の場合、"Lower East Side Crew"EP~"Don't Forget The Struggle"LP までが一番カッコ良かったのだな、と改めて認識した次第。加えて正規単独音源はEP1枚しか出ていないKRAKDOWNが収録されているのも嬉しい。

因みにこの音源、タイトルの通り"1"も存在し、此方には SIDE BY SIDE、UNDERDOG、LIFE'S BLOOD、SUPERTOUCH、RADICTS というヨダレ物のメンツ(Radicsは聴いた事が無いけど)なのでちょっと中古で探してみようか、と思う。

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2013/04/16 / 01:15

先週は特に大きな仕事も入っていなかったのでガッツリ運動して残務整理してのんびり過ごそうと思っていたのだが、そうは問屋が卸さない。結局いつもの4倍くらい忙しい1週間となってしまい、金曜と土曜に行こうと思っていたライヴは行けず仕舞いで涙を飲んだ。

結局、土曜日は完徹となってしまい、日曜は午後から休みとなったものの一睡もできぬまま夕刻、ライヴを見に行く。

     namagorosi.jpg

出演は出番順に

SQUARE THE CIRCLE
KOLA
突撃戦車
BROILER
DUSTPAN


の5バンド。

会場となった鶯谷 WHAT'S UP は初めて行くの場所なのだが基本的にはバー。そのスペース奥にドラムを据えてライヴをやる。20人も入れば一杯になってしまうほどのキャパなのだが、よく写真や動画で見るアメリカやヨーロッパでのライヴみたいな距離感が凄くいい。鶯谷のようなハードコア風俗/ラヴホ街にハードコアが出られるハコがあるとは全く知らなかった。

この日は全てのバンドが「速い」バンドだったのでテンションも上がる。どのバンドも甲乙つけがたいくらいカッコ良かった。

あと1730開始の2030終わりという時間は次の日が仕事だととても有難い。もっとCBGBのサンデー・マチネーみたいな昼間若しくは夕方~早晩のライヴが増えればいいのに、と思う。

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2013/04/09 / 01:10

先週末、待ちに待った第2巻が発売となった

heromask.jpg
鶴ゆみか「ヒーローマスク」

を購入、読了。最近ハマりネタの1作である。

内容は・・・

転校早々、不良にからまれたアン・ラッキーな高校2年生・渋谷未来の大ピンチをすくってくれたのは、ヒーロー部の美少女・佐々木リリコだった――。ヒーローになろうとして奮闘する女の子に、途惑いながらも惹かれていく少年が、不思議な「マスク」を手に入れて、やがて本物のヒーローになっていく

・・・というもの。

今時珍しい直球ど真ん中な「学園&ヒーロー」物である。故に、とても新鮮に感じる。特に昨今は線の細い作画が多い中、鶴先生の絵は昔ながらの「少年漫画」の系譜に連なる力強い線で描かれており、とても懐かしい。

そして面白いのが、読後の感覚がマーヴェル・コミック、特に「スパイダーマン」に近い事である。敵味方共に学校及び地域コミュニティの住民と顔見知りという舞台設定、そして関係者各位の中で殆ど唯一、未来が特殊能力を持っている事を知らないリリコとの関係性もピーターとメリージェーン・ワトソンのそれを髣髴とさせる。

加えて惹きつけられるのが、月刊「HEROES」の連載を読んでいて、毎号「次は多分こういう展開になるのだろう」という此方の読みを尽く裏切っていくストーリー展開の上手さである。「突然空から降ってきたマスクによって特殊能力を得た」とか「更に第2第3のマスクマンが現れる」「敵だと思っていた奴がいつしか味方になっている」「突然、新たな刺客が現れる」といった転換のスピード感は読んでいて飽きない。「空から降ってきたマスク」「どうしてそれぞれマスクの形が違うのか」についての詳細な説明が一切ないところも良い。例えばムアコックの「エターナル・チャンピオン」ではないが何か途轍もなく大きな因果律の中で動かされているのだろうか、等々疑問のタネは尽きない。

個人的にはヒロインのリリコよりも、美形のジャスティス・エンジェルが大好きなので今後はもっと活躍の場が増えればいいな・・・と思ったりする。

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2013/04/09 / 00:27

読書のスピードについては完全に遅読であるので読む冊数は決して多いとは言えないが、自分は所謂「本の虫」だと自認している。

パソコンやスマホが無い環境に順応するのは容易いが、本が無い環境に置かれるのは考えただけでも心が折れそうになる。無人島や山奥に置き去りにされるのであれば、聖書でも共産党宣言でもイーリアスでもいいから、兎に角、読む物を置いて行ってくれよ!と思う。

自分にとって「食事」という行為が単なる栄養の摂取手段ではなく、ある種「神聖な儀式」であるのと同様、「読書」も単に「時間つぶしのため活字を目で追う」事ではなく、「書店に足を運ぶ」ところが刑法的表現で言うところの「行為の着手」に相当する。故に、その取っ掛かりとなる「書店」の存在は大変重要な位置づけとなる。
先週末に購入した

kinokuniya.jpg
永江朗「新宿で85年、本を売ること
 ~紀伊國屋書店新宿本店 その歴史と矜持」


読了。

内容は、副題の通り。自分にとって、新宿の書店といえば紀伊國屋である。他の選択肢は無い。中学生以降、新宿で雑誌や漫画を除く「読み物」を買った事がある書店は紀伊國屋だけである。その理由は何か、と問われれば答えは簡単だ。本書にも客の声として書かれている通り「紀伊國屋で手に入らない本は無い」と思っていたからに他ならない。今でこそ、本を買うのは神保町の「書泉グランデ/ブックマート」「東京堂」「三省堂」になってしまったが基本的に「紀伊國屋と三省堂で手に入らない本は古書店を回るかウェブで探す他は無い」という思いは変わらない。

本書は、そんな客の勝手な思い込みに応えるべく奔走する紀伊國屋書店の姿/矜持を創業者である田辺茂一氏の人生と共に振り返ると同時に書店業界或いは新宿という街の変遷を追った力作である。

特にこの田辺茂一氏という方のバイタリティには脱帽する。こういう言い方は失礼かもしれないが、やはり政治にしろ文化にしろ、時代を切り開き作っていくのは豊かな財力、高い教育レベルを持つと共に大人の遊びの出来る「いいところの坊ちゃん」なのではないか、と思った次第。死の病床にあって見舞いに訪れた故・立川談志師匠との粋な会話は感動すら覚える。時代背景もあるのだろが、もうこのような生き方の出来る人は出て来ないのではないかとすら思える。

加えて本書は「本屋をやってみたい」人や現在書店で勤務している人にとって、接客や仕入れ、在庫の管理等大きな指針を与える作品になっている。個人的には「例え売れなくとも、置いておくべき本は置いておく」という姿勢だ。これは超大型店であるからこそ言えるのだ、という事は重々承知の上だが、そのような姿勢は非常に「書店として」大切だと思っている。

因みに現在、自分自身は先ほども書いたように紀伊國屋や三省堂といった超大型店には殆ど行っていない。オールラウンダーであるが故の広すぎる店内と混み方がじっくりと本を選ぶ上で自分の妨げになっているからである。「選択肢が増えすぎると人は却って決断できなくなる」という例えではないが、神保町の「書泉」や「東京堂」のようなある種のジャンルに特化した書店の方が「居心地が良い」からだ。

何れにせよ、読書人口の減少や活字離れが叫ばれる中、「書籍」「読書」を心から愛する者の一人として紀伊国屋のような書店には是非とも100年、200年先まで生き残ってもらいたいと祈るばかりである。

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