I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で

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2013/03/31 / 15:00

昨夜は早稲田ZONE-Bで行われたドイツのDEAN DIRG来日ツアーに行ってきた。

出演は順に ENCROACHED、THE FADAWAYS、YOUR PEST BAND、EYESORE、CRUCIAL SECTION、DEAN DIRG。例によって「Khana」でネパール料理を食し1840に会場に入ると同時にENCROACHEDの演奏が始まった。

20130226_396999.jpg

実を言うと、昨夜もライヴが始まるまでは寝不足で眠かったのだが始まったらやはり眠気は綺麗サッパリ飛んだ。特に昨夜は EYESOREからCRUCIAL SECTION の流れが強烈で、前者の矢継ぎ早に繰り出されるショート、ファスト&ドライなスピード感満点の曲とステージング、後者の気合と貫禄、力強さに打たれた。鋲ジャンなんて誰も着ていないし、派手なトロージャンなんてのも居ない。しかしステージを所狭しと動き回り、ジャンプを決め、血管のブチ切れるような演奏をする速いバンドというのはハードコアという音楽のまさに「コア」なのだな、と改めて思う。

そしてトリはドイツからやってきたDEAN DIRG。ツアーが決まるまで名前すら知らなかったバンド。ハードコアというよりはロリンズ加入前のBLACK FLAGをテクノ風に演奏しました、という感じ。勿論「テクノ風」とはいってもあくまでも音の質感の話。こういう音は初めて聞いたので、自分の好みの方向性ではないものの、結構面白かった。ラストに「この曲は38年前に西海岸のあるバンドが俺達からパクッた曲で」というMCに続いて BLACK FLAG "Wasted" で〆る構成も楽しい。またメンバーの見てくれが個人的に「ドイツのバンド」というとついつい思い出してしまう TANKARD、LIVING DEATH、IRON ANGEL のラインだったのでツボにハマった。

DSC_1150 (4)

帰りに物販で、10月に来日が決定しているオランダのCITIZENS PATROL の新作7インチEP、EYESOREの7インチEPとTシャツを購入して帰宅。

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2013/03/31 / 11:30

代休とって週末は4連休なので年始以来久しぶりに神奈川の実家に戻って正味2日弱だが、のんびりぶらぶらしていた。

埼玉なんてクソ未満の土地に左遷されると海が恋しくて仕方ない。自分にとって海は「いつも近くにあるもの」という感覚がDNAレベルで刷り込まれているので埼玉のような地図を見て何処にも海が記載されていない土地は息が詰まる。これが長野のように山あり湖ありという環境ならまだいいのだが、埼玉にあるのは東京よりも品数を減らしたチェーン店だけだ。そんな土地だから犯罪発生率や交通事故件数があんなに高くなるのだ。

というわけでまったり湘南。

生憎の曇り空だが、風は暖かくTシャツの重ね着だけでもうっすらと汗をかく。藤沢から江ノ電に乗って鎌倉まで。昼は毎度御馴染みの・・・というか鎌倉に来ると此処でしか食事をしないのだが・・・インド料理店「T-SIDE」へ。

注文はマサラ・ドーサとヨーグルト・ライス、〆のチャイ。オーダーして厨房を見遣ると、あまり(南インド料理を)つくった事が無さそうな空気で「ん・・・?!?!?」状態。ヨーグルトライスは美味かったがドーサは「何とか形になりました」という感じ。

Dosa.jpgYogult Rice

なんでも、これまで料理を作っていた南インド出身のシェフ(数年前に話した時、確かチェンナイの出身だと言っていた)の方が高齢の為引退されて、書き残したレシピを受け継いで頑張ってます、との事。だからマドラス・コーヒーがメニューから削られていたのか、と気付く。以前はその南インドのシェフ氏が自分の前で「滝落とし」式でコーヒーを淹れてくれていたものだ。

非常に寂しい話だが、湘南で南インド料理が食べられるのは此処だけだし、ヨーグルト・ライスが食せる店は麹町の「アジャンタ」と「T-SIDE」を含めて非常に少ない事から注文するお客が殆ど居なくても、南インドのメニューを止めないで続けて欲しいな、切に願う。

お店を出て、若宮大路を南下。いつもフォアグラ串を食べる市場の焼鳥屋「秀吉」の前には客が何人かいたのでスルー。校門横の綺麗な桜が印象に残る鎌女からは女生徒の歌声が聞こえてくる。暖かい海風を感じつつ、冬が去りつつあることを認識する。

いつもであれば材木座から逗子マリーナへ抜けるのだが、この日は逆。由比ヶ浜から江の島を目指して134号線をひた歩き。曇天ではあるが渋滞する車を横目にチンタラと海辺を歩いて行くのはとても気持ちがいい。

鎌倉

江の島に着いて、小学生の頃以来、超が付くほど久方ぶりで「エスカー」(要するに、展望台まで上るエスカレーターだ)に乗ってみた。昔は錆びついた鉄骨と踏み板が木製の外部螺旋階段がウルトラ級に怖かった展望台も今じゃすっかりお色直しされていた(当たり前だ!)。最上階から見渡すと、なだらかな弧を描くように茅ヶ崎~大磯に至る西湘の海岸線が伸びている。晴天であれば富士山も見えるのだろう。

江の島

海風に吹かれながら「やはり、海は良いな」と当たり前のような感慨に耽る。しかし現実に目をやれば今年も神奈川への転勤は消えたようで、またしばらくこの景色ともお別れか、と思うと泣けてくる。

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2013/03/28 / 01:17

発売されて2年、購入したまま部屋の隅で積読になって1年。漸く

狼花
  大沢在昌「新宿鮫 Ⅸ 狼花」

を読了。

話の粗筋は・・・

大麻所持で逮捕されたナイジェリア人の取調べにあたった鮫島は麻薬ルートの捜査に乗り出し、盗品を専門に売買する「泥棒市場」の存在を突き止める。この組織の背後には鮫島の宿敵、仙田がいた。一方、鮫島と同期でキャリアの香田は新設の組織犯罪対策部の理事官へ異動。香田は外国人組織の撲滅のため暴力団と手を組むことを画策していた

・・・というもの。

600ページを超える分量、破綻することなく緻密に入り組んだプロット。個性の立った人物描写。圧巻である。これまでシリーズの中で最高傑作は「風化水脈」だと思っていたが本作もそれに並ぶ傑作である。ただし、「新宿鮫」「毒猿」のような読後の爽快感は無いので評価が真っ二つに分かれたという理由もわからないではない。

長期のシリーズにおいて、特にその初期においてセンセーショナル且つ圧倒的な注目を集めた作品が時の流れと共に変わらざるを得ない状況に置かれる、というのは宿命なのかもしれない。ロス・マクドナルド「リュウ・アーチャー」然り、ロバート・B・パーカーの「スペンサー」然り、アンドリュー・ヴァクスの「アウトロー探偵バーク」然りである。それは単純に「主人公が歳を取る」という現実のみならず、それに絡む環境設定や人間関係の変化であり、「現実世界における」世相、或いは犯罪の多様化に負う部分が大きい。

1巻2巻では「個人」を的にかけていた鮫島だが、次第にその対象は巨大化し、今や高度に組織化されたヤクザ及び外国人犯罪組織と勝ち目の殆ど無いに等しい戦いを強いられている。この巻ではその苦闘がこれでもかとばかりに描かれている。本作で香田が暴力団を「利用する」設定は飽くまでもフィクションだが、実際に警察の知人からは「外国人犯罪者が小僧のギャングが跋扈するよりは日本のヤクザ者に盛り場を押さえさせておいた方がいい」という話を聞かされると、あながち夢物語というわけでもないのではないかと思ってしまう。

そんなギリギリの世界で、鮫島も香田も、元公安のテロリストである仙田、稜知会の石崎・・・それぞれが己の信条(理想)を貫くために奔走する。各人の立場や視点が非常にうまく書き分けられており、目まぐるしく変わる場面転換と共に飽きさせない手法は流石である。

其処に中国女の呉明蘭という「不確定要素X」・・・それを愛情と呼ぶか欲望と呼ぶか、利用価値と呼ぶかはさて置き・・・が混じる事により事件の展開と力の相関図が一気に不安定になるのも良い。最終的にこの呉明蘭が半ば「勝ち逃げしたような」したたかさを読者に植え付けてしまうのもミソである。

ラスト展開がやや性急すぎる嫌いはあるものの本作で鮫島と香田、そして仙田との関係にも一応の決着がつけられた。恋人である晶との関係はますます希薄になり、次巻「絆回廊」において遂に・・・・が・・・・してしまうと作者自身、もうそろそろこのシリーズの「落としどころ」を決めているのではないか、と思のだが、それはまた先のお話。

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2013/03/25 / 00:46

週末の釣果を3枚。

Darkthrone TUR
DARKTHRONE "The Underground Resistance"CD

ノルウェイジャン・ブラック・メタル・バンドの・・・って最近の彼等を「ブラック・メタル」とカテゴライズしていいものなのかどうかはさて置き・・・新譜。

"The Cult Is Alive" 以降、一般に「パンク/ハードコアに接近した路線」に音楽性をシフトさせてきたと言われる彼等だが、個人的には「あ~、ん~・・・悪くは無いけど何かが足りない。複数回聴きなおそうとは思わない」作品が続いていたので本作を店頭で見つけた時は買おうかどうしようか迷った。買った理由は単にジャケの絵が好みだったから(笑)しかし結果は・・・起死回生の走者一掃タイムリー3ベースヒットだった。

簡単に言うと「CELTIC FROST と80年代ユーロ・アンダーグランド・メタルのクロスオーヴァーを凄く上質なサウンド・プロダクションでやってる」。ただし面白いのが、音楽性も目指しているであろう方向性も完全にメタルなのだろうが、醸し出しているオーラがメタルじゃない(笑)ことである。かといって完全なハードコアの路線でもない。言ってみればUKのSACRILEGE とか ENGLISH DOGS のような感じ。疾走感溢れるソング・ライティングと"Valkyrie" 等で聞けるFenriz のハイトーン気味のVo.もかなりいい味を出している。収録は全6曲で5曲目は8分半、ラストは14分弱の大作だがこれを飽きさせることなく一気に聴かせる手腕も素晴らしい。個人的には「例の3部作」以降では最高傑作だと思う。

そしてこれを聞いたなら2枚目の "Pagan Winter" や "Kathaarian Life Code" を聴いてみて欲しい。表層的な変化はあるが新譜もまた同じ数直線上にある事が分かる筈だから。

2枚目。

Anatomia democd
ANATOMIA "Dead Bodies In The Morgue"CD

2003年と2009年のDemo2本にライヴ&リハーサル・テイクを加えたレア音源集。アルバムの方が多少、音質が良いというだけで基本的にはライヴもスタジオも変化なし。ズルッと引き摺るようなデス・メタル。

デス・メタルというジャンルにブラスト・ビートを持ち込んでメジャーなデス・メタルを確立させた張本人がMORBID ANGELとするなら、此方はAUTOPSY 等と並んでブラストを使わない「本来のアンダーグラウンド」デス・メタルを更に深化させたスタイル。速い曲をやっても速く聞こえない、という独特の逆転現象。殺しの現場から血液足跡を残しながら全力で逃げているような不思議な感覚が乙。

3枚目

Gate 希望絶望
GATE "希望=絶望"CD

先日購入した BROB とのスプリットCDがとてもカッコ良かったので探していた一枚。栃木のベースレス・グラインド・コア・・・つまりドラムとギター&Vo.の2人組。

メタル成分が殆ど混入していないピュア・グラインド。NAPALM DEATH "Scum"A面やDISCORDANCE AXIS に通じるスタイル。素晴らしくキレが良く、バカみたいに速い。7曲のスタジオ音源に加えてライヴ・テイクが2ステージ(7分と9分)分収録。客が「速すぎだよ!速すぎ!」と言ってるのが笑える。機会があったら自分も是非ライヴを見てみたい。

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2013/03/24 / 03:18

まだ3月だというのに、桜が、満開である。

桜が嫌いな日本人は・・・多分、居ない。かく言う自分も、そう。しかし先回述べたように、春という季節は大嫌いである。隅田川の河畔を歩きつつ、なんで佃島なんぞまで観光客が出張って来るんだ、と思ってしまう。

結局、GW明けくらいまで、そのような鬱陶しい気分は続いていくわけだ。だから春なんざさっさと終わって、とっとと夏が来て欲しいものだと切に願う。

そんなわけで季節が変わろうと場所が変わろうと、基本的にいつもスパイスの効いた料理を食べている不肖ワタクシ。

昼は久しぶりに足を向けた神田駅前「東京カオマンガイ」でカオマンガイトー、パクチー&青唐辛子トッピング、自家製ジンジャエール。以前置いてあったウィルキンスンの代わりに現在は自家製のジンジャーを提供しているとのことだが、これが生姜のフレイバーが良く効いた大変美味しいジンジャエールで大満足。猛暑の頃にはさぞ身体がスッキリする一杯になるだろう。カオマンガイトーは以前と変わらぬ安定の美味さ。お客の大半は一見客のようだが、神田の駅前にカオマンガイを提供するお店がある、という情報は定着しているのかもしれない。

夕刻、銀座「ヴァニラ画廊」でホラー漫画の原画展を見た後、月島まで下って隅田川河畔を遡上。中央大橋を渡って夕食は新川「デリー」へ。

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本日の御注文は・・・左からチャンナ・マサラ、タンドーリ・チキン、ティッカ、キーマ・マタール、牛タン・コルマ。ゴハンの上に乗っているのは赤いのは玉ねぎのピクルス、黄色いのは蓮根のバッジ。

やはり何時食べても、美味しい。以前、ストロング・カシミールを食した時にも書いたが、スパイシーな風味の中に宿るまろやかな旨味が堪らない。これは決して「ヤワ」という意味ではない。例えば湯島や銀座の「デリー」の風味が直球だとするならば新川(と浅草)は大きく曲がるスローカーブという感じ。大きな弧を描きつつストライクゾーンにスパッと決まる味わいが堪らない。何よりも、量は大目、お値段手頃な設定が嬉しい。因みに写真のチャンナ・マサラは150円である。

今夜はコンチネンタルを食べたかったのだが売り切れていて残念無念。湯島でも銀座でも「デリー」といえばやはりカシミールとコルマなのだろうが、自分は昔ながらのポークカレー/給食のカレー風味なコンチネンタルも大好きである。

というわけで今回も美味礼賛。

次回は、コンチとバリで行ってみようか、ね。

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2013/03/21 / 02:19

春分の日、である。

昨日に引き続いて今日も、暖かい。今季初めて、革ジャンを着ずに外出する。高円寺でWRETCHEDの再発盤LP等を入手したのち、地下鉄東西線で神楽坂へ。予てから訪問したいと思っていた神楽坂artdishにて開催中の上村一夫原画展「花の輪廻」を見に行く。

上村先生の作品について自分は年代的には被っているものの好きになったのは現在お付き合いしている方の影響で作品を調べていくうち、自分が大好きな梶芽衣子主演の「修羅雪姫」の原作が上村先生である事を知ったという体たらくなので完全に後追いである。

そんなわけでartdish。店内に多数展示された原画とコラージュ作品を見ているうち、次第にその世界に引き込まれていく。カタカナやアルファベットの「セックス」ではなく「情事」「情交」と書きたいドロッと滴り落ちるような男と女の情念と粘膜のせめぎ合い。こういう世界に身を置いたら男も女も行きつく先は廃人か死しかないのではないか、と思いつつ「ふぅっ」と細く長い息を吐く。

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展示を見た後、店内の物販で画集とポストカード、ステッカー購入。これらの商品を入れてくれるビニール袋のデザインも粋である。持っていて嬉しくなる。加えて京都・一乗寺の恵文社で3月26日から開催される「モダニスト 上村一夫の世界」用の素敵な栞を戴いた。此方では漫画家になる以前の作品を多数展示するそうなので久しぶりに訪問したいのは山々なのだがちょっと休みが・・・取れない。残念無念。

というわけで3月下旬には「離婚倶楽部」も再発されるそうなので其方も非常に楽しみである。またその時期になったら再訪しよう、と思う。

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素晴らしい展示の後、湯島「デリー」本店で〆。タンドーリ・チキン・ドライカレー大盛、コルマ・ポークカレー、スワミシェフ特製茄子のピクルス、チャイ。美味礼賛。




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2013/03/21 / 00:35

新譜のアートワークに感化された・・・と言われればそれまでだが、以前から欲しかった VOIVODのドラマーにしてジャケットや歌詞カードのアートワークをすべて手掛けるAway の作品集 "Worlds Away" を遂に購入してしまった。

Worlds Away

昨日の日記に書いた通り、ハッキリ言って自分がVOIVODの音楽を熱心にフォローしていたのは2枚目まで。最大限伸ばしても4枚目までである。しかし音楽とは別の意味で、Awayの描く絵というのは未だに大好きである。個人的には RUDIMENTALY PENI の Nick Blinco と並ぶイラストレーターである。

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では何処が好きなのか・・・デッサンは狂っているし決して「上手い」とは思わない。しかし何かが「圧倒的におかしい」「病んでいる」。その理由が全く理解できない事。どうしたらこんな絵柄だの主張だのが生まれてくるのだろう、とただただ圧倒される。

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あとはAwayとブリンコについては「模倣者が(殆ど)いない」という事も魅力の一つである。例えばパスヘッドやフランク・フラゼッタは模倣者、所謂「フラゼッタ/パスヘッド・スクール」のイラストレーターは沢山いるがAway を真似た人は殆ど居ないのではないかと思う。

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初期の機械と有機体を融合させたような緻密な絵も大好きだが "The Outer Limits" 以降の宇宙・異次元生物をモチーフにして更に記号化が進んだ作品もまた、大好きである。

DSC_1141.jpg Living Death (Deu) - Vengeance of Hell

あと面白かったのはこの上の作品。どう見ても LIVING DEATH "Vengeance Of Hell" の元ネタにしか見えないのだがLDの方にはその記述が一切ない事。その辺の経緯も解説が全てドイツ語なので全く分からないのが残念無念。
そんなわけで資料的な価値も含め非常に楽しい本。惜しむべきは先に挙げたように全てドイツ語で書かれているので何を言っているのか全然わからない事だ。

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2013/03/20 / 03:16

まだ3月の半ばだというのに、都内ではもう桜が咲いている。

春の訪れは、世間様では嬉しいニュースなのだろう。しかし俺は、一年のうちで春が一番嫌いだ。全然似合わないスーツ着て群れて酒飲んじゃ偉そうに社会を語る新卒社畜は本当に反吐が出る。そんな首輪が付けられたのが嬉しいのかと思う。再三言っているように「社会人≠会社員」だという事を理解していない奴が多すぎる。「4月からは社会人!」ってね、お前達はただの「会社員」だよ。

そんなムカつく早春に拾い上げて来たナイスな音源など。

EIEFITS 493
EIEFITS "493"CD

漸く入手。メンバーの経歴は今更書く必要ないだろ?

日本のハードコア・パンクの御家芸・・・といえば個人的にはCONFUSEやGAIのようなノイズコア、GISMやPOISON ARTS のようなメタルコア、そして鉄アレイやFORWARDのような R&Rハードコアだと思っている。本作はこの中で言うならは3番目。ロックでありつつハードコア以外何者でもない強靭な音。ギター、ベース、ドラムによる鉄壁の演奏に乗るパワフルなVo・・・という当たり前のような表現しか出来ない自分が嫌になるのだが、それだけ使い古されたガジェットをこのようにカッコよく料理するのはバンドのセンス。特にShihoさんのVoと歌メロのラインは耳に残る。THE HECKのライヴは何回か見ているが、当時よりも表現力が格段に素晴らしくなってるな、と思う。速い曲ではTHE COMESを思わせる部分もあって堪らない。ライヴ見に行きたい。




続いて

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ANTI-SPECTACLE "Anti-Spectacle"CD

京都の新鋭。

JERRY'S KIDS の曲と同名曲が収録されているから・・・と言うわけでもないのだろうが、ボストン・ハードコアを髣髴とさせるストレート・フォワードな突進力が非常に自分好み。6曲しか収録されていないのであっという間に終わってしまうのが非常に心残り。此方も早くライヴが見たい!




最後

VOIVOD Taregt Earth
VOIVOD "Target Earth"Digi CD

買おうかどうしようか迷っていたのだが、結局買ってしまった。

オリジナル・メンバーのブラッキー復帰作で巷では4th "Dimension Hatross" を髣髴とさせる・・・という噂を聞いていたのだがまぁその辺り"Nothing Face" "The Outer Limits" を絡めたスペーシーで摩訶不思議な音。間違っても初期2枚のようなガッツリしたスラッシュではない・・・って今のVOIVODファンにとって初期2枚ってのはどういう評価になっているのかね・・・と思ったり。

個人的にVOIVODというのは"War And Pain" "RRROOOAAARRR"があれば後はまぁ気が向いた時に取り出して何曲か聞いてみりゃいいや、程度のものなので本作も時間が経てばそうなるのだろう。俺は別にメタルに対して知的な要素なんか求めちゃいないからさ。

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2013/03/18 / 02:27

土曜日の話になるが、京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中の「西部劇の世界 ポスターで見る映画史 Part1」を見に行ってきた。

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以前、此処の前を通った時に見つけて気になっていた展示である。作品のラインナップはウェスタンの創生期から黄金期、マカロニ・ウェスタン隆盛期、ヨーロピアン&和製ウェスタン迄、総数160点にのぼるポスターとパンフレットで、7階にある展示室内所狭しと展示されたブツは好事家であれば1枚と言わず2枚3枚・・・全部欲しくなる逸品揃いである。

自分にとってウェスタンと言うのは、「眠狂四郎」「兵隊やくざ」「さそり」「緋牡丹博徒」等と並んで「TVを付ければいつもやってるもの」であり、幼稚園の頃から日曜午後になると再放送されるこれら作品を父親と一緒に見ていた懐かしい思い出と共にフラッシュバックしてくるものである。であるから此処に展示されている作品の大半は見ているのではないかと思う。尤も「和製ウェスタン」については昔、ポスターで見た覚えはあるものの記憶には全くないのだが。

よく「ウェスタン=時代劇」と例えられるが、時代劇とウェスタンは似ているようで全く違う。乱暴な言い方をすれば、ウェスタンというのはアメリカ人の行動理念の奥底に連綿と受け継がれている精神ではないかと思う。それはアメリカの小説や映像作品、特にハードボイルドから派生したと言われるマック・ボランやデストロイヤーといった所謂「ヒーローペーパーバック」の主人公達の源流がハードボイルドと言うよりはむしろウェスタンにその源流を見出すことが出来る事や、「俺が法律だ」或いは「法で裁けない悪は自分で裁いてやる」というマイク・ハマー、ポール・カージー、ハリー・キャラハン、フランク・キャッスル等に見られる実践型正当行為継承者(笑)の多さ、国際社会における米軍の行動を見ていればわかるだろう。

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それ故、それらの行動規範から逸脱したイタリア製西部劇であるマカロニ・ウェスタンの個性溢れる世界が際立って見えるわけだ。アメリカの映画人であればあの時代に「殺しが静かにやってくる」「情け無用のジャンゴ」のような作品を撮る事は絶対に出来なかった筈であろうから。対して時代劇の主人公たちの行動規範を自らに当てはめている日本人は殆ど居ない・・・筈である。

あと印象に残ったのは小林旭、宍戸錠、高倉健、藤純子を主役に据えた和製西部劇。これは是非見てみたいと思った。特に「日本女侠伝 真赤な度胸花」の藤純子はカッコ良すぎる・・・と書いてここら辺の精神は「渡り鳥シリーズ」を経て「快傑!ズバット」に受け継がれているのかなと思ったり。

そんなわけで楽しいひと時を過ごせた本展示。

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こっちは実家の自室。「ストリートファイター」の下に「殺しが静かに・・・」のイタリア版ポスターが貼ってある。

この後、六本木のギャラリーバー「CROW」にてウィルキンスン・ジンジャエールを啜りながら会話に花を咲かせ気が付けば3時間近くも居座っていたという状態で週末、東京の夜は更けてゆくのであった。めでたしめでたし。

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お店で手に入れた携帯用一本鞭ストラップ。ちゃんと革を編込んで作ってある丁寧な細工が粋。バラ鞭もある。

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2013/03/16 / 14:04

今週は運動週間だったのだが、いつものように走っている時と使う筋肉が全く違うので疲労も溜まる。おまけに受け身と関節技のお蔭で面としての筋肉痛と言うよりは、間接と筋のピンポイント攻撃という感じで未だに両手首と肘に鈍痛が残っているという体たらく。やはり久方ぶりで胴着なんぞを着ると気合は入るが対価もそれなり、だ。

そんなわけで漸く解放されたTGIF。職場や住処の近くには居たくないので、ライヴを見に行ってきた。
御題はコレ↓

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初見のバンドばっかりだったのだが、ジャパニーズ・ハードコア・R&Rからスワンキーズ風、USHCインフルエンストなスラッシュ等個性あるメンツで楽しかった。その中でも特に AKUTARE と SHORT FUSE は印象的だったな。両者ともこれまでライヴを見たかったのだがなかなか都合がつかなかったバンドだけに嬉しさもひとしお。

とはいえ昨夜は眠くて眠くて、セット・チェンジの間は壁に寄りかかってうつらうつらし、終電で帰宅して速攻で眠りに落ちるという状態だったのだが、やはりそんな時でも生で音楽を聞くのは良いもんだ、と改めて思った次第。

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