I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で

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2012/01/31 / 23:55

レコード店に行くと未だ新しいバンドがドンドン出てくる近年のスラッシュ・メタル・リバイバルだが音源は色々聞いてみるものの、本当に繰り返し繰り返し長期にわたって愛聴する音源は実は殆ど無かったりする。MUNICIPAL WASTE 2nd とFUELED BY FIRE 1st くらいなものだろうか。WARBRINGER とか MERCILESS DEATH 、VIOLATOR なんて全然面白いと思わない。やはりスラッシュ実体験世代としては、POSSESSED、初期SARCOFAGO、初期SEPULTURA、初期SODOM、3rdまでのSLAYERのような凄まじいバンドはもう2度と出て来ない事を心のどこかで確信しているからなのだろう。

そんな中にあってもやはり此方の興味を掻き立てるバンドは居るわけで・・・・

298693.jpg
consPiracy "Hope Over Board"

ギリシャの海賊スラッシャー1st CD。ロゴがDRIのパクリだが、ちゃんと義足&手フックでスカンクしてるのがミソ。音は期待したDRI、WEHRMACHT 等のクロスオーヴァー・スラッシュでなく所謂「ベイエリア・スタイル」(この言葉、大嫌いだ)の切れ味鋭いリフが売り。自分の場合、スラッシュの好き嫌いは、リフの刻みが気に入るか否か、なのだがその点でもこのバンドはかなり気に入り。



もう一枚。

307982.jpg
THRASH OR DIE"Poser Holocaust"

フロリダの若手スラッシャー1st CD。フロリダなのにDEATHにならずEXODUSになったというのがミソ。何と言ってもポール・バーロフ系のVo.がとてもカッコいい。特にコレ!というものがあるわけではないのだがEXODUSの1stを髣髴させるバンドっていそうでいなかったのでこれはかなりツボ。まぁ個人的に「EXODUSのVo.はバーロフ以外ありえない!!」と思ってるだけに高評価になるのは致し方ないところ。この先どうなるか・・・は分からないがね。



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2012/01/30 / 23:36

久しぶりに、しょっぱい話など。

日本は、自由の国である。「自己責任の範囲内」であれば基本的に何を発言しても構わない。皇族や政府を非難しても、その事自体で身柄を拘束されることは無いし法の罰則規定も無い。だから反戦だろうが反原発だろうが反日の丸・君が代だろうが、正々堂々と持論を展開すればいい。それが「権利」というものだからな。

俺が一番許せないのは其処に子供や身障者、女性という「社会的弱者」を担ぎ出し、盾にしてその陰から石を投げてくる卑怯な連中だ。

以前にも書いたかもしれないが、昨年の或る雨の日、俺は新橋駅前で交差点向かいのヤマダ電機へ行くため信号待ちをしていた。すると土橋方向から20台くらいの車椅子がやって来た。皆、一様に麻痺していると思しき不自由な手に「国労の解体は違法だ」等と書かれたプラカードを「持たされ」、雨に濡れながら虚ろな目で明後日の方向を見つめたまま車椅子で行進してくる姿は異様としか言いようがない。その後からまた手拭いとサングラスで顔を隠したテロリストが20人ばかり、同様の幟や横断幕を掲げつつ歩いてくる。どうせ時代に取り残されたこの哀れな極左共が身障者の人たちに日当を払う条件で担ぎ出してきたのだろうが本当に虫唾が走る思いだった。

また、デモ等の示威(自慰)行為に連れて来られ「原発いらない」「せんそうはんたい」など書かれたシャツを「着せられている」子供達の姿はもはや定番である。子供を自分達のゆがんだプロパガンダに利用する奴等は絶対に許さない。

昨年の福島原発の事故以降、この国は「反原発」「脱原発」を叫ぶ連中の巣窟である。それはそれで構わない。好きなだけ叫んで、そして「建設的な」議論をするのは大いに結構。しかし其処に子供を使いあたかも「私達は弱者の味方です」いう演出をするな、と思う。

動画サイトで見つけたこれ。「原発かるた」だそうな。

「天下り 原発法人 いくつある」
「ママのおっぱい ぼくのおしっこから セシウム」
「リスク伝えず 保障少なく 労働者」
「誘致して 原発くるぞ オッカネー」
「モー嫌だ 稲藁食べて 被ばくした」




こんな幼稚なものを子供にやらせて、被災地に対する差別や放射能の恐怖を徒に刷込もうとするやり方には反吐が出る。この子たちは「福島」と聞くだけで「放射能」「怖い」と瞬時に考えるようになるだろう。それが無意識の差別を拡散させていく。これこそ「風評テロ」以外の何物でもない。

子供の心は純粋だ。洗脳するのは簡単である。中学の時、日教組の社会科教師から「感想文を書くように」と渡された本多勝一「中国の旅」を読んだ時の驚きと衝撃。それから長い間、俺は所謂「自虐史観」にとり付かれていた。そしてそれがすべて中国政府と朝日新聞社による「ねつ造」だと知った時に燃え上がった怒り。本当に、汚らしい奴等だ。学生運動以降、この国はこんなクズ共のためにいいように操られてきた。

本当に「子供を守りたい」と思っているのであれば、こういう奴等は社会全体で糾弾して、徹底的に排除して行かなくてはならない。この動画に映っている大人共の気色悪い笑顔は本当に不愉快極まりない。こんな吐き気を催すような「笑顔」、そうそうお目に掛かれるもんじゃないからある意味、貴重ではあるのだろうがな。

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2012/01/30 / 01:50

CRUCIAL SECTION "United Thrash Night Euro Tour 2009" DVD

   Crucial Section

イギリスとイタリア、2か所でのライヴを丸ごと収録しているのだが特に後者、イタリアでのライヴはお客も大暴れで本当にカッコいい。今は80年代と違ってネット時代だから、かつてのように外国のバンドをやたら有難がったりする風潮もかなり後退し、つまらなければそれなりの反応をするようになったと思うのだけど、その分、曲や演奏を見聞きして気に入れば音楽に国境なんて無い時代が本当の意味でやって来たのだなぁ・・・なんてことを考えたりもする。



まぁ偉そうな事を言ってはみたけど、毎回足繁く通うほど"UxTxNx"には参戦していないわけでね・・・しかしCRUCIALのライヴって見るたびに気合が入るしブレないことのカッコ良さを見せつけてくれるから凄く気持ちがいい。これを見るとまた、ライヴに行きたくなる。

因みに、DVDのレーベル面、JAILCELL RECIPESとCRUCIALのフラッグが並んでいるのが乙。

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2012/01/30 / 00:16

ふと思い立って、映画を見に渋谷のシアターNへ。作品は「ゾンビ大陸アフリカン」。同じ劇場で公開中の「月光ノ仮面」も予告編を見た時から石原さとみが堪らなく色っぽくて気になっていたのだが、今回に限っては「死者が生者を駆逐する」というわけでゾンビ。

   Zombie.jpg

話の内容や解説は例によって説明するのが面倒なので 劇場の解説を参照 の事。

しかしながら・・・そして当たり前の事とはいえ、出てくるゾンビが全員黒人というのは凄い。色が黒いから、夜になると尚更何処に居るか分からない。夜中にニューヨークのロワー・イーストサイドを一人で歩いてて、「セサミストリート」のセットみたいなアパートの陰からいきなり黒人が目の前にぬーっと出てきて「Yo!25セントくれよ」「タバコ持ってないか?」と言われるのと同じくらいビックリする。おまけにいきなり噛みついてきたりするのだから余計に性質が悪い。

そしてこの作品、久しぶりに見る「真っ当な」ゾンビ映画である。つまり死者はあくまでも意思のない死者であり、ゆっくり、ゆっくりと動きながら、何時の間にか集団になって迫ってくるという恐怖を正面から描いている。広大なアフリカの大地で、車がオーバーヒートし、ガス欠になり、泥濘にハマる度に迫ってくるゾンビの群れ。水は底をつき、銃弾は次第に少なくなり、夜もおちおち寝ていられないという過酷な状況下、死中に活を求め一路、軍の基地を目指す主人公。そんな境遇にあって、陽が沈む砂漠地帯に立つゾンビたちの姿は実に絵になっており、ある種の美しさすら感じさせてくれるのがまた、乙。さて、彼等は生きのびて家族と再会することが出来るのであろうか・・・・(結末は書かないよ)



よくよく考えてみると、ゾンビというのは本当に不思議な「生き物」だ。日本の場合も江戸の頃までは土葬だったわけだが、死者はあくまでも「幽霊」という形をとって「化けて」でてくるのであって、実体の備わったホトケのまま蘇ったりはしない。そして「牡丹燈籠」のようにあくまでも霊体のまま憑依するのであって、物体として襲い掛かったりはしない。そして死んでいる筈なのに生者が居ると何故か気付いて集まってくるのだから面白い。

基本的にゾンビ映画の結末は「地球はやがて死者の惑星になる」って所に落ち着くと思うのだけど・・・どうなんだろうね。人民解放軍や北朝鮮軍が丸ごとゾンビ化したらこれほど怖いものが無いよね。そうなったらやはり「バタリオン」みたいに核爆弾使うしかないんじゃないかな・・・・まぁいずれにしても先行き暗いな。だから今のうち、ホトケは火葬にするよう変えていかないとさ。

余談だけど、このポスター、何処から読んでも「ゾンビ大陸 アフリカ『ソ』」だよな。あと、ポスターにはアフリカをアピールするためか、キリンが映っているけど、野生動物なんか出て来ないから!

加えて面白かったのがエンドロール。撮影はガーナとブルキナファソでやったらしいのだが、ちゃんとエキストラとしてゾンビ役の人達の名前が出てくるのだが・・・・殆ど同じ苗字・・・つまり同族。一族郎党総出でゾンビ映画のエキストラやってんのかよ!みたいなね(笑)


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2012/01/29 / 00:30

先日、ウェブを見ていたら

 「インドに麺料理や餃子に似た料理はありますか?」

という質問が掲載されていた。それに対して「ベストアンサー」に選ばれている回答者が答えて曰く
 
 「麺料理はインド料理としてではなく、たぶん外国料理なんだろうと思いますが、ヌードルスープみたいな感じでみることはあります。」

 「インド料理ってどちらかというと汁に浸けるというより、ナンなどに乗せて食べるというイメージだし、元々は手づかみでしょう。だから麺料理みたいな汁に浸かったものをスプーンなどで掬って食べるというスタイルはあまりないのかもしれない。」

なんだ、そりゃ(失笑)

わからないなら黙ってりゃいいじゃないか。
どうしてわからない事や確証が無いのに

 「・・・と思いますが」
 「・・・イメージだし」
 「・・・かもしれない」

なんていい加減な答え方するんだ?「ナンなどに乗せて食べるというイメージ」ってさ、インドの主食がナンだと思い込んでる典型的バカ だ。

というわけで、久しぶりに八重洲の南インド料理店「ダクシン」訪問。浅草橋の本店同様、此処にも何度か顔を出しているのだが最近、都内で南インドというと足が勝手に御徒町「アーンドラ・キッチン」に向いてしまうので此方はかなり御無沙汰である。

ではなぜ、久方ぶりに顔を出したか・・・というとHPでメニューを見ていたら何と、ヌール・プットゥを発見したからである。

Daksin1.jpg

これはインド料理の中でも大変珍しい「麺料理」である。別名、イディヤパン。タイ料理の極細麺(センミー)をより素麺に近い食感にした雰囲気の米麺(ビーフン)である。これをサンバルやチャトニーと合わせていただく。あっさりさっぱり。夏場は勿論、冬場でも美味。これまで炒めたものは東銀座「ダルマサーガラ」でも食べることが出来たが、この形のものは神谷町「ニルヴァナム」(ニルワナム)でしか食べられないと思っていた。それが「ダクシン」でも食べられるようになったのは嬉しい。おまけに量は多いし何と!サンバルとココナツ・チャットニーのお代りも無料である。

Daksin2.jpg

そしてイディヤパンを食べ終わるのとほぼ同時に臨場のラム・チュッカ、そしてチャパティ。ラストはマドラス・コーヒーで〆。今日は前菜としてバッジ(バジー、別名パコラ:インド式精進揚げ)もいただいていたのでガッツリと満腹。12月17日の「アーンドラ・キッチン」でのビリヤニ以来1ヶ月ぶりの純正南インド料理を堪能。

しかし店内15人くらいの団体で来ていたクソッタレ・サラリーマン共は本当に鬱陶しかったな。いつも思うのだけど、10人超える集団の時は店を貸し切るか個室のある店を選ぶか、そうでなければ居酒屋にでも行きやがれ。五月蠅いし、迷惑なんだよ。

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2012/01/26 / 01:16

てっきりボッタくられたものと諦めていた CIRITH UNGOL のTシャツが届いた。どういう手違いか・・・というか業者が間違えてPaypalのBilling Adress たる実家にブツを送っていた、という話なのだが。

しかし今の世の中、それもこの日本で CIRITH UNGOL のシャツが欲しいと思う人間が一体全体何人居るのだろう。加えて、この絵がマイケル・ムアコックの「エターナル・チャンピオン」の一人である「白子のエルリック」であると即答できる人間は極少数であろう。

日本でのムアコック作品というと、天野喜孝画によるヴィジュアル系か女形か、という見てくれのエルリック、コルム、エレコーゼだが、外国人はこういうイメージで見ていた、というわけだ。因みにこの絵を初めて見たのは日本でムアコックが翻訳される遥か前なので、自分の中で「エルリック」と言われればズバリ、これなのだがね。

Cirith.jpgUngol.jpg

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2012/01/24 / 01:10

日曜日に買ってきた、

Vin.jpg
「ヴィンランド・サガ」11巻

を漸く読了。

父親の仇敵であったアシェラッドの死後、デンマークのケティル農場で奴隷として生きてきたトルフィン、そしてイングランドとデンマークの2国を統べ、(後にノルウェーも征服して)北海帝国への覇道を歩み始めるクヌートの動線と運命が再度交錯する・・・直前で寸止めとなる11巻。そして「ヴィンランド」の言い出しっぺでもある懐かしい顔も登場。これまでの比較的「静」だった展開から「動(怒涛)」へとシフトする巻でもある。

新刊が出るたび思うのは、作者が先の先までキチンとしたプロットを練り上げたうえで執筆しているのだろうな、という展開。「ベルセルク」のようにただダラダラと「なんだ、まだワニの化け物と戦ってんのかよ・・・」という退屈さではなく、あくまでも「次への伏線」である事が容易に読み取れるから面白い。

クヌートの側近ウルフ、最近は登場してこないが豪遊無双の戦士トルケル、ケティル農場の警備隊長で凄腕の"蛇"、そしてケティルの息子・戦士トールギル、トルフィンの奴隷仲間エイナル等々、脇役のキャラクターが魅力的である事も面白さの要因。

唯一の不満は・・・次の巻が出るまでまた1年弱、待たねばならないという事。いずれにしても史実でクヌート大王は1035年まで生きることになっている(現在1018年)のでこれから先はまだまだ長い、と。しかしこれも史実ではトルフィンのモデルと思われる「勇者ソルフィン」がレイフ・エリクソンに次ぐ北国人としてアメリカ大陸に移住したのは1004年という事になってるのだけど・・・この点はどうするのかねぇ・・・


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2012/01/24 / 00:21

今季は暖冬だと思っていたのに1月に入って急に冷え込んできた。夏との最高気温差が30度もあるのだから体調だっておかしくなるのは当たり前の話。そろそろ革ジャンの下が半袖シャツでは寒いな・・・と思うものの考えてみてもみなくとも俺は長袖のシャツというのを数枚しか持っていない。というわけで新しいブツを2枚新調。

  Massacre_20120124001214.jpg

USスラッシュ/デス・ゴッド、MASSACRE イラストは Kam Lee の手によるものらしい。


Shark 1 Shark 2

USクロスオーヴァー"鮫"スラッシュ、WEHRMACHT フロントは昔でていた "e!" デザインっぽい感じ。

今回の2枚はオフィシャル・ライセンスなのだけど、これらや或いは$10も出せば買えるブートを「デッドストック」だの「大変珍しいデザインです!」などと言って2倍~4倍の高値で売り捌いている都内のクソ業者が居るけど、良い子はくれぐれもそういう奴等に騙されないでね。

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2012/01/23 / 01:12

別件の仕事がらみで予防接種を打ちに医者に行くと其処はインフルエンザ患者の巣窟で彼方此方で「あ~」だの「う~」だの「ゲホゲホ」だのってぇのが跋扈していた。俺は生まれてから一度も流行性感冒に罹ったことがないのだが、そんな環境に居れば体調だって悪くなる。

そんなわけで土曜日は16時頃まで眠っているという体たらく。目が覚めたら体調はかなり復調。だったら気合の入った音でも聞きましょ、という事で最近の音ネタ2件。

最初の物件。

   300.jpg
MISERY "FROM WHERE THE SUN NEVER SHINES"DL

アメリカはミネアポリス産、メタル・クラスト待望の3rdアルバム。最近、都内のレコード店にアナログが入荷したのを機に調べてみると昨年の段階でDL形式で販売されていたらしい。それならば・・・というわけでちゃんとオフィシャル・サイトで$8払って購入いたしましたよ!

実を言うとMISERY、昔から大好きなバンドで音源は"Your Leaders Were Lying!"7'EP以外は全部持っている・・・筈。同じAMEBIX / ANTISECT 系列の EXTINCTION OF MANKIND (来日公演はカッコ良かった!)よりも俺はMISERYの方が好み。特に彼らの2nd "Who's The Fool"CD はAUS-ROTTENの1stやANTI-PRODUCT のEPと並んで90年代を代表する名作だと思っている。

その2枚目から何と!単独作としては17年ぶり(くらい)の3枚目。復活後のAMEBIXを意識してか多少叙情的な面も見せてはいるが基本的には以前と変わらぬ豪快なメタル・クラストでファンであれば安心して聞ける筈。演奏そのものは極めてメタルに近いのに絶対メタルにはならない漸近線のようなハードコア・パンクが乙。AMEBIX "ICBM" のカヴァーもやっている。




次の物件

  Hellkommander_CoverHigh200.jpg
HELLKOMMANDER"Death To My Enemies"CD

ブラジルのHELLHAMMERクローン1st。FARSCAPEのメンバー在籍・・・らしい。これまでもHELLHAMMERクローンというとWARHAMMER、APOKALYPTIC RAIDS、INCRIMINATED 等があったがこのHELLKOMMANDERはその中で最も「直球勝負のメタル」である。同じHELLHAMMERであってもDemo期というよりは12インチEP~CELTIC FROST "Morbid Tales" に至る「あの」音。もう彼方此方で"The 3rd Of The Storm" "Dethroned Emperor" "Messiah" "Massacra"といった曲の欠片が見受けられるのが実に微笑ましいし、ハードコア的な風味を加えず単純明快に調理してあるので面白い。


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2012/01/18 / 01:05

流行り物にはリアルタイムで手を出さないので読んでいる本の傾向も当然、レイドバックしたようなブツが多くなるのは致し方ないところ。であるから、神保町のミステリーやSF専門の古書店が無ければ俺は、キルマスターにも、モンティ・ナッシュにも、ハニー・ウェストにも、ナポレオン・ソロにも出会う事はなかっただろう。 

というわけで年明けに拾い上げてきた一冊。

   Travis.jpg
ジョン・D・マクドナルド「レモン色の戦慄」

読了。
かなり昔から名前だけは知っていたが読んだことの無かったトラヴィス・マッギー・シリーズである。

トラヴィスは所謂「無免許探偵」の草分け的存在である。無免許探偵というと近年はアンドリュー・ヴァクスの「アウトロー探偵バーク」物が有名だがバークがNYという大都会を根城にしているのと対象に、マッギーはフロリダの海に浮かべたハウスボート「バステッド・フラッシュ(フラッシュ崩れ)」号で生活している海の男・・・といえば聞こえがいいが要するに"Beach Bum" である。そこへ転がり込んでくる人間、そして事件から上がりをもらって生きている、というわけだ。日本では、絶対ありえない設定である。逗子マリーナに係留したクルーザーに住み暮らして探偵やってるなんて・・・リアリティなさすぎる(笑)

とは言うものの自分にとっての小説というのは現実逃避の手段だから、下北沢あたりの辛気臭いビルに事務所構えてマーロウみたいなセリフをつぶやく探偵なんぞよりも此方のほうが遥かに読んでいて面白いし痛快である。そういえば80年代末期から90年代初頭に放送されていた、バート・レイノルズ主演のTVドラマ「B.L.ストライカー」シリーズって今思えば完全にトラヴィス・マッギーだよね。



このシリーズ、古書店に行くとポケミス版が多数売られているので、ちょっとまとめて読んでみようか、と思う。因みに本書の表紙絵、生頼範義さんかと思ったら谷口ジローさんだった。


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