I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で

2011/08/31 / 00:01

昨日は代休だったので例によって中古盤音源物色したり本屋行ったりカレー食べたりとまぁ、変わり映えしないいつもの休日。最近はCDを聴く人・・・というよりCDやレコードといった「形としての音源作品」に愛着を持つ人が少なくなっているせいもあるのだろうが中古盤コーナーに行くと買い逃していたあんなブツ、こんなブツが並んでいたりするので楽しい。

そんなわけで昨日の釣果など。

        Olho+Seco+Haverá+Futuro+300x300

       OLHO SECO "Havera Futuro?"

最近は此処の日記に度々登場するブラジリアン・ハードコア伝説 OLHO SECO。本作、詳細は不明ながら2008年再結成後にリリースされた過去音源再録ベスト盤・・・らしい。2009年ユーロ・ツアーのライヴテイクを聴くとかなりラフ&ワイルドな演奏をしているのだが此方のスタジオ盤ではキッチリ、カッチリとしたスラッシュ、という感じに仕上がっている。当然、プレイは上手くなっているし音質もクリアなので、後期(?)の"Fome Nuclear"EP、"Eye For An Eye"LP 辺りのノイズぐっちゃぐちゃな音とは全く違うが、これはこれでカッコいいんじゃないか、と思う。


ビフォー


& アフター


そして中間退化(爆笑) 同じバンドとは思えないグッチャグッチャな音塊が凄すぎ!


あと1枚、此方もブラジル物で、

mukeka di rato

MUKEKA DI RATO "Samba's Not Dead"


名前は知っていたが、音を聴くのは初めて。調べてみたら何枚もアルバムをリリースしているらしい。本作は日本ツアー用のベスト盤。ファストコア寸前のハードコア(?・・・笑)でGAUZEやVIVISICKみたいなスピード感にほんのりユーモアを振りかけた感じでジャケットのファニーさとは裏腹にとてもカッコいい。来日公演、見たかったな・・・と思いつつも後の祭り。

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2011/08/30 / 00:19

先週の話だが・・・レコード店で見つけたCD2枚

THE ACCUSED 

"The Return Of Martha Splatterhead"
"More Fun Than An Open Casket Funeral"


ACCUSED

画像を見てわかる通り "REMASTERED" の文字。
リリース元は先の再リリース先と同じ UNREST REC. なので

  「だったら初手からデジタル・リマスターでリリースしろよ!!」 

と言いたくなるのだが 「でもお客さん、これ、限定1000枚ですぜ、うへへへ」 と言われれば「買います!」と即答してしまうファン心理の悲しさよ・・・・

そんなわけで彼等の名盤 1st & 2nd アルバム。リマスターによってギターの音は更に硬く鋭く、重低音が効き、Voの音像もクッキリして結果 「やっぱ買ってよかったよ!」という事に相成った。





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2011/08/29 / 22:50

日曜まで静岡の御殿場に出張していた。

かつての任地でなんやかんやで10年近く住んだ土地であるが4年ぶりくらいで訪問するとこんな田舎町でもかなり様変わりしている事に気付く。行きつけていた定食屋が無くなって第二東名高速の橋脚になっていたり、ボウリング場が無くなってショッピング・センターになっていたり等々。あとは何処の地方都市でもそうなのだろうがコンビニとファミレス・チェーンがやたらと増えた。そんな中で、ラーメンを滅多に食べない俺が足繁く通っていた超激辛ラーメンで有名な「大龍飯店」が未だ健在なのは嬉しい。

仕事に関しては久しぶりに会う懐かしい顔が多く、とてもやり易かった。しかし俺がまだ新人で入りたての頃、仕事のイロハを教えてくれたり美味い飯屋に連れて行ってくれたりした先輩や上司があと数年のうちに相次いで定年退職していくのはやはり淋しいものだ。尤も、それだけ俺が歳を取った・・・という事なのだろうが。しかしながら、未だに俺を静岡の出身だと思っている人が多いのは驚く。尤も、埼玉なんぞの出身だと思われるよりは400倍マシだが。

最終の日曜日は毎年恒例、テレ朝のニュースで久米や古館が「今回は○億円分の弾薬が使われました」と苦虫噛み潰したような面で語る例のイヴェント・・・の入場チケットは持っていないので会場周辺を車で流してみました、と。毎年毎年、凄い数の人達が見に来るのだが、こんな交通手段皆無に等しいとこまで全国から見に来るというのには驚く。

東富士2
なんかすごく、PAT METHENY GROUP 的景色だよね(笑)

東富士1
一面の緑・・・だが近くの牧場やら畑の肥料のフレイヴァーでかなり臭い。この臭いを伝えられないのが本当に残念だ(涙)


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2011/08/21 / 07:02

今日から次の日曜までまるまる1週間、静岡出張なのでカレー料理とはしばらくお別れ・・・になるので昼は毎度御馴染み、行きつけの神保町「共栄堂」でタンカレーを食し、夜は大宮駅前「サワディ」へ。「プーケット」と並んでこんなド田舎で大久保のディープなタイ料理店と全く変わらない味を提供してくれるありがたいお店。

げーんマッサン外

本日のご注文は、クィッテイオ・ヘーン(汁なし米麺)、ゲェーン・マッサン・ガーイ(ジャワ風イエローカリー)、カーオスワイ(ごはん)、あとタイのファンタ・メロンとフィリピンのルートビア。因みに米麺の種類はセンミー(極細)。こってり、そして激辛のカレーに舌鼓を打ち、軽く2人前はありそうなクィッティオを平らげると流石に腹いっぱいになる。タイ料理と南インド料理は美味しい代わりについつい食べ過ぎてしまうのが、玉に瑕。

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2011/08/21 / 06:48

日曜からまるまる1週間、静岡出張なのでその準備兼ねて(?)少々散財。とはいえ別段、ブランド物買い漁ったりパチンコしたりするわけもないので費消先は音源と本と食事なのだが。

そんなわけで、本日の釣果から2枚。

AA NWB

ATTITUDE ADJUSTMENT "No "Way Back" CD

再結成AA、91年の"Out Of Hand"以来12年ぶりのアルバム。Vo. はAAの初代&3代目でDEFACEでも歌っていたケヴィン・リード、ドラムもオリジナルメンバーのクリス・コントス。結構ライヴはやっているみたいなのである程度期待はしていたのだが、それを大きく上回る走者一掃のクリーンヒットな出来に驚いた。

音は、彼らの "No More Mr. Nicde Guy" "Out Of Hands" 期の直線突撃型ハードコアが好きならば聞いて損はない・・・どころか過去音源以上に重く、切れ味鋭くハードな仕上がりになっているし何と言っても手数の多いドラムが叩き出すキレのあるリズムが堪らない。ハッキリ言ってクリス・コントスが在籍していたMACHINE HEADなんて全然カッコいいと思わなかったのだがね。



因みに聞きながら、POISON IDEA "Kings Of Punk" に音の録り方が似ているな、と思っていたら、そのアルバムの1曲目"Lifestyles" のカヴァーも入っていた。そうか・・・ある意味、POISON IDEA 的でもあったわけか・・・
というわけで、興味のある方はDEFACEの音源も探してみてね、・・・と。

defaace.jpeg




あと一枚、

VATN.jpg

VIOLENT ARREST "Tooth & Nail"CD

ex. RIPCORDのメンバー3人在籍、現行のUKハードコア。ex. HERESY のGERIATRIC UNIT 同様、当時をリアルタイムで知っている者には懐かしいと共に非常に頼もしい存在。何が凄いといってRIPCORD時代とテンションが全然変わらないこと。US/ボストンハードコア影響下の"Short, Fast & Furious"なハードコアの基本が忠実に守られている。祈!来日!!




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2011/08/20 / 11:38

昨日降った局地的豪雨のおかげで連日、真夏の太陽に焼かれ続けていたコンクリートの温度も漸く下がり、久しぶりにぐっすりと眠る事が出来た。既に空気の中に秋の気配が漂い始めているのだが、また9月になれば残暑がぶり返すのだろう。とはいうものの「夏は忍び足でやってきて駆け足で去っていく」ものなのでそろそろスリーヴレスの革ジャンを引っ張り出さなくてはいけない時期が近付いているのもまた、事実。

そんなわけで、先日届いた

       OLHO SECO

    OLHO SECO "European Tour 1999" CD

てっきりツアーに合わせたベスト/編集盤かと思っていたのだが何と!ライヴアルバムだった。以前にも書いたが、20世紀も終わろうとするこの時期、未だ80年代同様の生硬でスピーディーなハードコア・パンクをやっている様はとてもカッコいい。ベースのぶりぶりする出音がすごく好き。


やはり "灘" は名曲だ!



これは以前にも貼った動画だけど、もうたまんないね!! この客の中に混じりたい!!!

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2011/08/19 / 00:59

基本的に夏大好きの俺だが、流石に今年の夏は少々キツい。おまけに何処かのキチガイ極左政権がバカのお題目のように「節電しろ、節電しろ」と五月蠅くて仕方ない。お陰様でこっちは室温30度以上もある事務所で悶々としながら仕事をしているわけで、こんな環境で仕事していても効率が上がるわけがない。子供手当なんかばら撒くんならいっそのこと、8月は丸ごと有給休暇に決めて7「長期バカンス手当」でもくれた方が遥かに国の経済はうまく回る。

というわけで暑い夏、日本人ならやはり素麺だ・・・と書きたいところだが、タイの人達も素麺を食べる。尤もアチラでいう「カノムチーン」と日本の「素麺」はイコールではないのだが、日本の素麺を使っても十分美味しい。大久保「タイ・カントリー」のように、魚風味のイエローカレーソースと共に食べる素麺も絶品だが、レッドカレーと併せてもイケる。一瞬、暑さを忘れる。

カノムチーン

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2011/08/19 / 00:00

何故か京都旅行中に突然もよおして、河原町OPAのタワレコで買ってしまった

          BF Live

      BLACK FLAG "Live 1984" DVD

彼等唯一の正式映像集・・・とレコード屋の告知等には書かれているが、ハードコアやパンクで商売してるくせに TARGET VIDEO からリリースされていた初期映像集(VHS)のことは知らないらしい。

そんなわけで本作。かなり昔からVHSで出回ってる作品なので既に見た人も多いだろうが今回の国内盤は何と!歌詞はおろかMCに至るまで全て対訳が(テロップで)出るという

    「いい仕事しましたね、キングレコードさん!」

な作品。対訳の内容もイイ線いっており、7 SECONDSの国内盤みたいな

    「お前、偉そうに翻訳やる前にまず日本語を勉強しろよ。
     まさかこんな翻訳ソフトレベルの仕事で金貰ってんじゃないだろうな?」

と言いたくなる適当な訳詩とは雲泥の差。

内容の素晴らしさについてはもう言わずもがな・・・なのだが個人的にはやはり "My War" B面収録のへヴィ・ナンバー、そしてラストの "Rat's Eyes" に惹かれる。いや、俺も昔は "Nervous Breakdown" "Black Coffee" "My War" のようなノリの良い曲が好きで、先述のへヴィで陰鬱な曲は飛ばして見ていたのだが、ある時期、それらナンバーの凄味が理解できるようになってから次第に好みが変化していった。

それは職場などで湧き上がる

    「あー、こいつ、本当に殺してやりたい・・・ぶっ殺してやりたい!
                      首の骨、ねじり折ってやりたい!!」

という激情を含め、社会や人と対峙しつつ怒りや感情をコントロールするというのが己の内面と対峙することと同義であることが本当の意味で理解し得るようになってから、と言い換えてもいい。

    「盲目的な"反戦!" "System Shit!!"」
    「週末はブーツとサスペンダーで街に繰り出し酒を飲んで騒ごうぜ Oi Oi Oi!!」

という幼稚な感情の発露(外的要因)ではなく、自分の内側をえぐりこむような、弱さとそしてそれを乗り越える強靭さとのせめぎあい、葛藤だったりする。

故に、"My War" に収められてるへヴィナンバー、そして "Loose Nut" 収録の "This Is Good" のような歌詞は心に刺さる。実際、右の拳がつぶれて半年くらい真っ当に「結んで開いて」が出来ない時期もあったしな。ライヴの最後、客席からヤジに対してロリンズが

    「俺達を笑いものにするってのは、お前が自分自身を笑いものにするって事だ」

と答えてるのがいい例だ。結局、神社の本殿に置いてある鏡と同じで、常に戦う相手、見据えなくてはいけない相手は「社会」や「あいつ」じゃなく自分だという事なのだろう。

そして自分の場合、これらの曲の良さ、凄味が上記のような自分の心情とシンクロすることによって理解できるようになったのは ROLLINS BAND "Hard Volume"、そしてライヴ盤 "Turned On" を頻繁に聴くようになってからだった。今、久しぶりにこのDVDを見返してみて、アルバム"End Of Silence" 以前の、己の肉体と精神を極限まで追い込むような曲、歌詞、パフォーマンスの原点はやはり、この時期のBLACK FLAG なのだな、と改めて思う次第。


本作と同じイギリス・ツアーの映像。こんな凄いパフォーマンスを近場で見る事が出来た客は本当に羨ましい。

加えて、BLACK FLAG や CIRCLE JERKS といったバンドを見聞きしていて思うのが「普段着の過激さ」だ。凄いスパイキー/トロージャンヘアをしてるわけでも数百個の鋲を打った革ジャンを着てるわけでもなければ、Marle Allin (GG の実兄)みたいに「ユダヤ教徒のモミアゲとヒトラー口髭」といった特異な風貌をしてるわけでもなんでもない。本作におけるグレッグ・ギンなど襟付きのシャツ着てる。何処からどう見ても「普通」だ。

こんな「普通」の人があんな摩訶不思議で変態的、前衛的であると同時に攻撃的かつへヴィなギターフレーズを一心不乱に弾きまくり、時に客に唾を吐きかける。こういう普通の見てくれ人達の方が、DOOMやDEVIATED INSTINCT の真似して人よりボロボロで汚らしい服着てる方がより「クラスト度」が高いとか言ってる脳足りん似非パンクなんかよりも遥かに危険である。

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2011/08/16 / 00:53

休暇明け、灰色の月曜日。おまけにこのうだるようなキジガイじみた暑さでは仕事する気など起きようはずもない。適当に残務整理して日が落ちたらとっととランニングに行こうと思っていた矢先に飛び込みの仕事が入って結局8時半まで残業。

そんなわけで昨日見ていた

   "The Slog Movie" DVD

の感想など。

           SLOG.jpg

本作、81年~82年頃のロス~サウスベイ~オレンジ・カウンティ(O.C.) のパンク/ハードコア・シーンのドキュメンタリーである。CIRCLE JERKS, WASTED YOUTH, CIRCLE ONE, RED KROSS, FEAR, T.S.O.L. といった御馴染さんから SIN 34 といった通好みまで網羅されている。しかし出てくる奴等、みんな若いな・・・というか殆どガキンチョだ。10代前半~後半くらいだろうか。元気で威勢がいい(笑)ので思わず微笑んなしくなってしまう。要するに俺も年寄になったということなのだろう。



でもって本作、初っ端の WASTED YOUTH (以下動画2分10秒辺り)のぶっちぎりのカッコ良さに震える。アルバム "Reagan's Inn" はあまりカッコいいとは思わないのだがライヴは鳥肌もの。あと、CIRCLE ONE が大きく取り上げられているのがミソ。日本では「Vo.がギャングの抗争に巻き込まれて警官に射殺された」とか「あの武闘派(でもゲイ)で有名なMDCのデイヴ・ディクターもビビりが入るほど怖かった」という音楽以外の面で有名な彼等。レコード店等で話題を振っても反応が鈍いCIRCLE ONE。編集盤のCDは一応持っているが1回か2回聞いたっきり、今じゃラックの中で腐葉土と化しているCIRCLE ONE・・・要するに、音源聴く限り全然カッコいいと思わないのだが、アチラでは人気があったらしい。



そして、客の暴れっぷりを見ているとやはりLAのシーンで如何にCIRCLE JERKS の人気が高かったかがハッキリわかる。面白いのはオーラスに出てくる BLACK FLAG。いや、バンドは紛れもなくBFなのだがクレジットは "Rollins, Dukowski, Robo & Dez" 要するにリーダーのグレッグ銀センセイ、また権利関係でもめたのだろう・・・多分。

まだ左腕に黒旗の刺青が入ってるだけの「真っさらな」ロリンズの映像も貴重だがこの時期は個人的にドラムのロボ、そしてVo.からサイドギターになったデズ・カデナのカッコよさに止めを刺す。実際アチラではデズがVo.だった時代が最もライヴで集客力があったと何処ぞで読んだことがあるのだが、やはり「パンク・ロック」としてのBFはキース~チャボ~デズまでなのだろうな、と改めて思う。



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2011/08/15 / 00:39

80年代ハードコアの名盤が次々と正規再発され嬉しい悲鳴を上げっ放しの昨今だが、

  CRUDE S.S. "Who'll Survive" 7"EP

も遂にオフィシャル再発。かつて LOST & FOUND がリリースしていた編集盤 "The System You Hate ... Is The System You Support" CD でその音に触れた人も多いのではなかろうか、と思うのだがそのCDも既に廃盤となりプレミアがついている御時世、まさに待望の・・・と言うべき再発。

CRUDE SS 1
CRUDE SS 2
CRUDE SS 3CRUDE SS 4

音は一般に"D-Beat"と言われるがDISCHARGE影響下の音・・・と言うよりは更にリズムが性急で重低音が効いており、改めて聴きなおすとVoの乗せ方も含め、日本の DEATH SIDE 的だったりするのが実に面白い。

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