I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で

2010/11/30 / 17:54

昨日、29日は非常に嬉しい日だった。勿論、仕事絡みで無くプライヴェートでの話に決まっている。一年365日の内で「あー、本当に生きていて良かったな」と心から思える日は実際、片手で数えるほどしかないのだが、まさにその1日だった。おめでとう。そして、どうもありがとう。

こんな夜は、心地よいダブがズッポリとハマる。ベースとドラムのうねりに身を任せているうち、自然と眠りに落ち今朝方0600まで目を覚まさなかった。やはり精神状態と音楽は密接な関係があるのだな、と起床して改めて思った。

$I Don't Care About You! Lee Perry & Upsetters "Ape-Ology "2CD。御馴染"Super Ape" "Return Of The Super Ape" に "ROAST FISH, COLLIE WEED & CORNBREAD" を加えた編集盤。なんでも"Super Ape" はジャマイカ原盤 "Scratch the Sper Ape" が使われているらしい・・・というこてゃどうでもよくて・・・兎に角、気持ち良く沈む沈む沈み込む・・・・なアルバム。

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諸々の徒然 / TRACKBACK(0) / COMMENT(0) / PAGETOP

2010/11/29 / 00:49

音源がダウンロードを含めネットで簡単に手に入る時代になってもやはり中古盤屋回りは止められない・・・というわけで、エサ箱からサルベージしてきたブツ。

$I Don't Care About You!ACID EATER "Black Fuzz On Wheels"CD。1st "Virulent Fuzz Punk A.C.I.D." に続く2枚目。相変わらずファズ全開の轟音は痺れる。鍵盤楽器がオルガンなのもいい。1つ前に書いたドアーズにしろバードマンにしろ、あと最近のキノコホテルにしろ、オルガンの音ってのは良いものだな、と思う。


$I Don't Care About You!そんなわけで、久しぶりに D.I. "Team Goon"。このへんてこりんなマスコットで御馴染の(ホントか?)オレンジ・カウンティ・スケート・パンク1st。Vo.はex.SOCIAL DISTORTION, ex. ADOLESCENTS のDr.だったCasey Royer。AGRESSION等と並んで「全然速くないスケート・パンク」なので日本では全く以て人気が無い・・・が、R&Rを基調としたパンク・ロックはとてもカッコイイと思うんだけどね。

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2010/11/28 / 23:38

$I Don't Care About You!

「ドアーズは決して魂を売らなかった。
金で何でも買えるわけじゃないという事実を
我々は心に深く留めておくべきだ。」

監督トム・ディチロ / TOM DICILLO


現在、渋谷の「シアターN」で公開中のドキュメンタリー映画

  「ドアーズ/まぼろしの世界」

を見に行って来た。この作品、当時の映像のみで構成されており、其処にジョニー・デップのナレーションが乗る、というものでジム・モリソン監督主演の短編映画「HWY」も少しだけ挿入されている。何と言ってもこの手の映画によくある新旧ミュージシャンがごちゃっと登場して「如何にTHE DOORSに影響されたか」「ジム・モリソンの思い出」等々を喋るくだらないインタヴューが一切入っていないのが素晴らしい。作品は、THE DOORS結成からジム・モリソンの死までをレコーディングやライヴ風景を中心に、当時のニュース(社会情勢)を絡めて追っている。

しかし本作品で改めて、ジム・モリソンの・・・特にステージで着用している黒の皮パンとコンチョをあしらったベルト、そして白いシャツ姿の余りのカッコ良さに打たれる。細すぎず、さりとてマッチョでもない身体も相俟って、何とも言えない艶めかしい(エロい)オーラ出まくり。因みに俺が一番好きな所謂「ロック・スター」はGlenn Danzig なのだがグレンもジム・モリソンもある意味、同じような男の色気があると思う。大切なのは両者ともゲイでは無いという事で、やはりノンケでないとこういう「男の色気」ってのは出せないのだな、と改めて実感する。

詩人としても有名なモリソンだが、実を言うとドアーズを聴いている時、歌詞は殆ど「詩」として認識していない。神奈川に住んでいた頃は、煮詰まると夜中に車で、江の島~葉山~横須賀~横浜を周って戻ってくるという事をしばしばやっていたのだが、真っ黒な夜の海岸線や工場地帯に浮かび上がり、そして明滅する光に目を遣りながら、"Riders On The Storm" だの "When The Music Is Over" だのを音源に合わせて口ずさんでいてもその言葉はあくまでも俺にとって「記号」であり「詩」では無かった。しかしこの映画を見て、改めてジム・モリソンの「詩」というものを精読してみたくなった。



因みに、初めて THE DOORS を聴いたのは10年くらい前だから、それほど昔というわけではない。切っ掛けは、大好きなバンドであるオーストラリアの RADIO BIRDMAN の Vo.ロブ・ライナーがドアーズの大ファンで云々・・・という話を聞き、音源(1st)を借りてきたのが初体験だった。それからTHE DOORS の音源を色々聞いてみて、バードマンが IGGY & THE STOOGES 譲りの強力なR&R とRAMONES やサーフ・ミュージックのポップ感を絶妙に融合させたスタイルを持ちながら何処か突きぬけない部分、そして "Crying Sun" "Smith & Wesson Blues" 等の歌詞に見られる「暗さ」や「夜の匂い」はTHE DOORS の影響なのだな、と思い至った。バードマン解散後にロブがやっていた(現在進行形?)NEW CHRISTS はよりその影響が顕著に表れている。

とまぁ、THE DOORS 大好きな人も、ちょっとは聴いたことあるよ、という人も興味の深さ、角度によっていろいろな見方、楽しみ方、掘り下げ方ができる作品になっている。

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2010/11/27 / 21:38

昼、新宿中村屋のカレーが無性に食べたくなり、4階「ラコンテ」のバフェへで数種類のカレー、ドライカレー、パロタ、サラダ等々を堪能した後、レコード店を覗いてみるとなんでも今日は古着(新品もアリ)セールだとかでTシャツだの革ジャンだのが掛けられている。

$I Don't Care About You!何の気なしにエサ箱に手を突っ込んで取り出してみると、VERBAL ASSAULT のTシャツだったので購入。しかし件のエサ箱、GAUZE のシャツが何種類もあって笑った。転売野郎がライヴの時に何枚も買いこんでるのだろう。オークションサイトを見ていてもこの手の輩は居るわけだが、「バカじゃねぇの?」と思う。


$I Don't Care About You!あと、店内を物色していたら、

ARTIFICIAL PEACE "Complete Session November 81"CD

があったので併せて購入。活動期間は僅か1年。正規音源は名盤オムニバス"Flex Your Head" に収録されている3曲のみ、というワシントンDCハードコア・バンドの全音源。

個人的にDCハードコアというと件の "Flex..." よりも TEEN IDLES, GOVERNMENT ISSUE, S.O.A., YOUTH BRIGADE のEP を集めた "The Year in 7"s"LP の方が印象に残っており、ハッキリ言って "Flex... " の内容は覚えていない。そればかりか昔は、ARTICLES OF FAITH と ARTIFICIAL PEACE 、VERBAL ASSAULT と VERBAL ABUSE の違いが分からなかったのだから素晴らしい。水野美紀と水野真紀、阿藤快と加藤あい のような関係性は何も芸能界に限った事ではない。

そんなこんなで、ARTICLES OF FAITH ・・・じゃなくて ARTIFICIAL PEACE。全17曲18分という潔さ。纏めて聴いて、こんなにカッコ良かったっけ???と自分の耳と記憶を思い切り疑ってしまった。今更ながらにとても新鮮に聞こえる。本来この手の「速くて軽くて湿りっ気ゼロの乾燥サウンドに荒れ狂うスラム&ダイヴの渦」はUSハードコアの「お家芸」だった筈なのだが、何時からスローで半端なラップ・メタルに合わせて出来そこないのカポエラみたいな踊りをやってるゴミが「ハードコア」になったんだ?


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2010/11/27 / 20:25

毎度のように週末早朝ランに行こうと0430に起床して外へ出ると辺りはまだ真っ暗だった。「明け方」どころではない。まだ完全な「夜」ではないか。はぁーっと息を吐き出しつつ空に目を遣ると、半月からすこし膨らんだ冷たい銀色の月が出ていた。

今朝のコースは、神楽坂経由の神田明神周回~水道橋~北の丸公園~靖国神社周回の12キロ。昨夜はスパイシーなタイ料理を食べた割に身体は軽く、走っていても余り疲労を感じない。子供の頃から一年で一番好きな季節は夏なのだが、気持ちとは裏腹に一番体調が良いのは真冬だったりするのだから皮肉だ。「奥さん、口じゃ嫌だと言っても身体は正直だぜ。」というのと同じ。

$I Don't Care About You!
$I Don't Care About You!

明神様に参拝した後、靖国神社の近くまで行って漸く夜が明けてきた。携帯のディスプレイを見ると0600。最近はもう1630になると真っ暗になってしまう。単純計算で一日の内、13時間半は暗いのだ。冬の訪れを実感する一時。

$I Don't Care About You!

夕刻、予約しておいた新幹線の切符を東京駅で受け取り、アメ横で買い物して晩御飯は毎度の「デリー」上野店へ赴いてストロング・ドライカレーとチキン・バリカレーVVH、〆のチャイ。現在は恒例の20%引きセール期間中なので「スワミシェフの特製ピクルス」が残っているか尋ねたところ、何とっ!まだ2パック残っていた!!やはりダメ元で尋ねてみるものだ。これで年末まで生きていられる。

$I Don't Care About You!
 ラベルは通常のものだが内容物はホットピクルス。これだけでゴハンが何杯もイケる。

今日は電車も街も、何時に無く混んでいる。まだ11月だというのにアメ横は殆ど師走の賑わいだ。不景気だと言われて久しいが、毎年この時期になると界隈が混みあうのは面白い。

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2010/11/27 / 00:03

悲劇は突然やって来る。一昨日まで、12月のスケジュールは年末恒例のやっつけ仕事を除いてほぼ空欄だったのに、飛び込みが続々と入る。その煽りを食って、12月3日は代休取って京都へ行こうと思っていたのに仕事が入ってしまった。

宿の空室が殆ど無いウルトラ・トップシーズンにやっと2泊確保し、新幹線の切符まで手配した直後にこの体たらくなのだから、俺のような育ちの良いお坊ちゃまでも学校に忍び込んで窓ガラス割ったり、盗んだベンツで夜を駆け抜けたり、とグレてやりたくなる。とはいえ、(「特攻野郎Aチーム」風に)何時までも地下でくすぶってる俺じゃぁない。金曜夕方、仕事が終わったらとっとと新幹線に飛び乗って東京からエスケイプだ。

そんなわけで今夜は新宿で買い物してから「ピッチーファー」でタイ料理を食して帰宅。リリースされたばかりの、

・ WEHRMACHT "Fast As Shark Attack" EP
・ TRIPTYKON "Shatter" EP

を聴く。

$I Don't Care About You!前者、再結成&ツアー中の80's クロスオーヴァー・スラッシュ。1st "Shark Attack"LP が「BURRN!誌」のレコード・レヴューで100点満点中一ケタ台の点数を叩きだした神バンド。そもそもRATTだのモトリーだのを喜んで聴いてるクソヘビメタ風情にスラッシュ/ハードコアのカッコ良さがわかるわけ無かろうが。



でもって本作は目下の最新盤で7曲入り・・・とはいえ純粋な新曲は無し。"Shark Attack" "United Shoebrothers" の再録と ACCEPT "Fast As A Shark" の超絶(笑)カヴァー、あとは無音部と効果音、御馴染の(?)嘔吐音という実質3曲入り。だから正規ダウンロード販売価格も$3とお安い。当時から比べれば当然、上手くなっているわけだが基本的にCRYPTIC SLAUGHTER同様、ドタバタドタバタと突っ走るスラッシュな音は変わらない。これをカッコいい!と思うか下手クソ!と思うかは個人の感性だろう。ACCEPTのカヴァーは・・・まぁ御愛嬌という事で。



$I Don't Care About You!続いてTRIPTYKON。言わずと知れたex.HELLHAMMER~ex. CELTIC FROST のTom G. Warrior 率いるバンドの最新5曲入り音源で、うち2曲は "Circle Of The Tyrants" の再録と "Dethroned Emperor" のライヴ・ヴァージョン。基本路線は 1st "Eparistera Daimones" と同じ。つまりCRLTIC FROST のラスト作 "Monotheist" からの流れを汲む、超弩級にへヴィで暗い逃げ場のない音が溢れている。ただ単に音圧がどうのこうの・・・・という重さで無く心のネガティヴな部分に忍び込んで、それを揺り起こそうとするような魔的感覚が堪らない。RUDIMENTARY PENI とは違った意味で、病んでいる。


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2010/11/26 / 00:40

ウェブを徘徊していると何かと貴重なライヴだのデモだのといった音源に出くわす。ハッキリ言って・・・非常に感謝している。

そんなわけで、

・VOID "Time To Die - The Ultimate Collection"
・BAD BRAINS "Live At Max's Kansas City 2/1979"

をガッツリと聴く。

$I Don't Care About You!前者、80年代初頭DCハードコア。デモ・トラックスと未発表に終わったアルバム"Potion For Bad Dreams" の音源にライヴを加えた全51曲。整合感とかテクニックとか一切関係無しに感情の赴くまま、前につんのめりそうになりながら疾走する音、そしてVo.が堪らなくカッコいい。FAITH とのスプリットアルバムでは断然、VOID 再度のプレイ回数が多い。お蔵入りアルバム音源はスローダウンしていて全然ときめかないのだが、それ以外は今聴いても興奮する。



$I Don't Care About You!続いてBAD BRAINS。79年にNYのCBGBで撮られたライヴ映像は広く流布しているので見た人はかなり多いと思うのだが、この音源は初めて聴いた。79年にしてこの速さ。DISCHARGEやDISORDER といったUK勢の比でない疾走感が堪らない。やはりこんな凄いものを血気盛んな時分に間近で見てしまうと人生変わるよな。


これも先日のNA同様、20年位前に蒲田「ROBBY」の御主人にダビングしてもらったブツ。79年、ロワー・イースト・サイドのゲットーっぷりが凄い。南北は全然違うがポール・ニューマンの「アパッチ砦ブロンクス」とか、当時のNYは怖いって印象があったっけ。この頃のHRは「ごついJB」って感じだな。ダンスもいい感じだし。

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2010/11/25 / 20:20

浅田次郎の小説は、努めて人前では読まないようにしている。何故なら、読み進めている過程で突然、鎧通しで甲冑の隙間から心臓を一突きにされたような感覚で落涙してしまう時があるからだ。

初めて読んだ浅田作品は「日輪の遺産」だった。俺は、外食するときも交通機関を利用している時も、人と待ち合わせをしている時も必ずといっていい程、本を読んでいる。その夜も行きつけのインド料理店で活字を追っていたところ、店のスタッフから「いつも何を読んでいらっしゃるのですか?」と声を掛けられた。それが切っ掛けで氏と話すようになり、浅田次郎を勧められた。其処で貸していただいたのが「日輪の遺産」だった。それから約1カ月後に訪れた時、スタッフ氏は既に店を辞めており、本は返しそびれたまま今でも俺の手元にある。

前置きが長くなった。先日「月島慕情」漸く読了。表題作を含めた7つの短編小説を収録。どの作品も大変素晴らしく、心を打つ、えぐる、揺さぶるものばかりなのだが、その中でも特に「雪鰻」が気に入っている。話の粗筋は・・・

$I Don't Care About You!北海道の自衛隊駐屯地。雪降る極寒の夜、酔った師団長・三田村陸将が手に鰻重を持ち一人で駐屯地へやってくる。当直の「私」に迎え入れられた三田村は、問わず語りに昔話を始める。

三田村は旧軍出身で大戦中はソロモン諸島で苛烈な状況と闘っていた。戦う相手は米軍ではなく、飢餓と病魔だった。部隊長の密命で、そんな戦線から離脱(逃走)して友軍の死肉を食し飢えをしのぐ戦友を軍規違反として処刑(射殺)するのが「仕事」である。


或る日三田村は、天皇陛下に戦地の状況を直接伝えるべく派遣された「宮様」が招集した会議にマラリアで動けぬ師団長の代理として出席する事となった。会場となった東カロリン諸島サン・ミゲル環礁という場所まで出向いてみれば其処は戦争とは無縁の南海の楽園であり、集まって来た将校の中で悲惨な状況にあるのは三田村ただ一人。おまけに「連戦連勝の大本営発表を覆すような報告はするな」と釘を刺されてしまう。そして食卓には数千キロを超えて運ばれてきた上野・池之端「伊豆栄」の鰻重が置かれていた。三田村はこの場で、現在戦友達が置かれている過酷な状況、補給線の断たれた南海の孤島でマラリアと熱帯性潰瘍に蝕まれ、飢餓に苦しみながら仲間の死肉を食らっている現状を有態に報告できるのか・・・・

俺は、鰻が大好きだ。子供のころから、地球が滅亡する最後の日には絶対に極上の鰻と肝吸いを食して死ぬと決めている。代々、東京っ子の心意気を受け継いできた人であればわかるだろ?だから、浅田氏が本作中で三田村陸将の口を借りて

「わが国二千年の文化は鰻の蒲焼に凝縮されているといってもいい。」

と言っている意味が手に取るように分かる。そして三田村が「もう俺は鰻を食べるのを止めた。」という気持ちも痛いほどに良く分かる。俺も同じ状況に放り込まれたなら、まちがいなく同じ行動を取るだろう。そして敵の追撃をかわし、命からがらソロモンに戻った三田村に病床の師団長が掛けた言葉に、そして最後の場面における「私」の姿に不覚にも、落涙してしまった。

戦争は悲惨で、不幸しか生み出さない事など、土曜の夕方、新宿西口地下でプラカード持って群れをなしている学生運動、フォークゲリラ、べ平連崩れの「あの楽しかった頃をもう一度!」な安保闘争を境に価値観が凍結してしまった誰からも相手にされないみっともない老害共が声高に叫ばずとも、小学生だって2秒でわかる。作者は、政治的主張や「○○反対!」「○○が悪い」とは一切語らない。描かれているのは行為の是非・善悪でなく「人間」そのものである。だからこそ、それが小説という「フィクション」の世界であっても沢山の読者の胸を打つのだと思う。

しかし生憎と俺は、俗人でしかない。数ヶ月前に食した池之端「伊豆栄」の鰻はあまり満足のいく出来栄えでは無かった。久方ぶりに千住「尾花」の鰻が食べたくなった今日この頃。

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2010/11/25 / 01:00

週末は天候不順で運動出来なかったので、午後は走りに行く。外苑~赤坂御所~豊川稲荷~赤プリ~迎賓館周回の8キロ。外苑も紅葉真っ盛りで246には大型観光バスが横づけになり、虐殺の村から逃れてくる難民の集団のように銀杏並木の下を道いっぱいに広がって歩いてくる観光客が鬱陶しくて仕方ない。そんなに紅葉が見たければこんな排ガスまみれの場所で無く、新宿御苑へ行けよ。

因みに今日のランニングBGMはMANOWAR(笑)。笑っちゃいけない(笑)。俺は1st "Battle Hymn"LP (地獄の鎮魂歌)の頃からの MANOWAR ファンだ。Hail!!

MANOWARの最大の功績とは、CIRITH UNGOLやMANILLA ROAD といったバンドが細々と地下シーンでプレイしていた「エピック・メタル」というジャンルを、確かな演奏力(とVo.の上手さ)、パワー・メタルに通じる強力な、そして憶えやすい曲作り、「コナン・ザ・バーバリアン」「キング・カル」「ブラン・マク・モーン」といった男臭いヒロイック・ファンタジーやアメコミから抜け出してきたような鍛え上げられた強靭な肉体、という前出バンドとは正反対の方法論を以て地上に引き上げた事だろう。初期のころから、ファンとの連帯を歌っていた事も特徴だった。

"Kings Of Metal" 以降は次第にシンプルなへヴィ・メタルになり初期~中期のような「血わき肉躍る」高揚感が薄れているのが少し残念だ。俺は速い曲は勿論の事、昔の"Secret Of Steel" "Each Dawn I Die" "Bridge Of Death" みたいな暗い曲が好きなのだが。


アルバム "Fighting The World" のラストを締めくくる名曲。正規ライヴ盤のVer.よりもこっちの方が遥かにカッコいい!!!


ランニング時の「俺様セレクション」1曲目はいつもコレ・・・若しくは"Blood Of My Enemies"。

因みに、かなり昔から "Hail To England" のTシャツを探していたりする。しかし、その当時からMANOWARのTシャツを着てるのって、OUTRAGE のメンバーくらいなものだったよな。

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2010/11/24 / 22:24

夕刻、「ロック革命! 大進撃300分!!」を見に新宿ロフトへ。部屋で本読んでゴロゴロしていたら何時の間にか1735になっていたので急いでバスに飛び乗り新宿5丁目下車。会場入りするときっかり1800。5分後、幕が上がってキノコホテル、スタート。

見たのは順番に、キノコホテル、ザ・シャロウズ、騒音寺、カルガモネンド。キノコ、「謎の女B」が聞けて良かった。あとギターソロの時に支配人が「ソロ、長すぎよ!」とややキレ気味に(2回も)言っていたのは笑った。しかし今回は何と言っても騒音寺、そしてカルガモネンドが強烈だった。前者、もうVo.のナベさん出てくるだけで会場の空気がガラリと変わる。兎に角、楽しくてノれる。リズムのままに身体を動かして、いい汗かく。

$I Don't Care About You!続いてバー・ステージに移動して間髪入れず、カルガモネンド。初見。AC/DC等とは違った意味でアクが強くて切れ味鋭いVo.の声が曲に馴染んでいて本当にカッコいい。ぐいぐいと引き込まれる。このライヴが見られたのは大きな「当たり」だった。やはりこの手の音は生で見なければ始まらない。物販で音源とTシャツ、買ってしまったよ。あとはブツを持ってとっとと帰宅。俺、学生運動に関わっていた連中とか赤軍のシンパって大嫌いなんだよね。

因みに、騒音寺もカルガモも京都のバンドなのだけど、この1年の間に6回、それも2泊、3泊で上洛してその都度、ライヴハウスのスケジュールを調べているのだが、何故か旅程とハードコアやR&Rのライヴがある日がカチ合わない。一度、磔磔って行ってみたい(散歩してて前は通った事がある)んだけどね。やはり、横浜で見るシステマとか静岡で見る8000とかZONEとかUNDER THE SUN とか地元の雰囲気って違うだろ?

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