I Don't Care About You !

ニヒリズムとナルシズムの狭間で


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2015/10/01 / 23:54

メガネの日・・・らしい。

と、去年も同じ事を書いたような気がするのだが・・・1001で並べると・・・ -o o- ・・・だから、メガネ。
まぁ、こじつけなのは分かっていんだけど。

俺は昔、車を運転する時だけはメガネ着用の限定があったんだけど、中型自動二輪の免許を取った時、免許センターで視力を測ったら、裸眼でもちゃんと見えており、その後、深視力も検査して問題なくパスしたのでメガネ限定を外した。

・・・なんてのは、どうでもいい話だな。

というわけでメガネの日なので、姫咲しゅり姉のメガネ顔を置いておこう。引退して・・・かなり経つけど今でも当ブログを「姫咲しゅり」の検索で訪れてくださる方が実は結構いらっしゃる。非常に嬉しい。

しゅり姉


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2015/05/09 / 10:18

久しぶりに展示会の話題などを・・・・

現在、新宿座ギャラリーで開催中の、「小妻要・小妻容子 一人称二人展」にお邪魔してきた。

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パンフレットにもある通り、刺青美女、緊縛、責め絵の原画100枚が一堂に会す大変貴重な機会である。これだけの展示は滅多に見られるものではないと思う。入って左側展示室の刺青美人画、右側展示室の緊縛、責め絵の展示になっているのだがどちらも圧巻で両展示室を行き来しつつ、その世界が堪能できる。

自分は絵に関しては全くの門外漢なのでその技法についてはわからないが、日本的なモチーフであるのに女性の風貌が、昔風の言い方をすれば「バタ臭い」日本人と言うよりはインド辺りの菩薩像を思い起こさせる目鼻立ちのクッキリした美人であるのが興味深い。

身体に彫られた妖艶な刺青の絵柄もさることながら、個人的に惹かれるのは責め絵の肉感である。以前にも「縄映えする身体」という表現をしたことがあると思うが、豊満な熟女或いは妊婦の緊縛絵における脂肪の躍動感、重力の法則に則った重量感といった触感に近い感覚が絵で表現されているのがとても素晴らしいと思った。

因みに、これは後から気が付いたのだが・・・在廊していたサングラスの男性はひょっとして・・・志摩紫光さんでは?!だとしたら声かければよかった!!!

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2014/11/26 / 01:56

「芸術の秋」・・・である。

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現在、銀座「ヴァニラ画廊」で開催中の、

赤江かふお展「赤江かふおの世界」〜主観と客観の交差〜

初日にお邪魔してきた。 【詳細は此方】クリック!

かふおさんの作品を初めて見たのは2010年南青山のギャラリーで開催されたグループ展「まんがモード」だったが、そのドロッとしつつも爽快に突き抜けた世界観に魅了され、その後、東京、京都、大阪と折に触れて作品を見てきた。

核にあるのは「漫画」なのだろうが、其処から延びる枝葉の広がりが年々、広範囲に伸びて行っていることに気付く。これまでの個展のテーマであった「主観」と「客観」の対比を中心に置きつつ、其処にボディ・ペイントという形で自分自身を登場させたパフォーマンスを行うようになり、より表現が豊かになった・・・というか、赤塚不二夫の葬儀におけるタモリの弔辞(勧進帳)最後のセリフ「私も貴方の作品の一つです」ではないが、自分自身が「作品」となって最後のピースがハマることによってすべての機能が起動する、古代の異星人が残した「Something Beyond」なものを感じさせる凄味が出てきた。

これまで所謂「ライヴ・ペイント」という形で自分がキャンバス、或いは他人の身体に絵を描くパフォーマンス、というのは存在した。しかし作家が「自分で自分の身体に絵を描く」という表現方法はこれまで見たこともなければ聞いたこともない。比較するべき他者が存在しない。比較対象が存在しない・・・カリスマの誕生・・・と言ったら言い過ぎだろうか。

今回の個展はタイトルの通り「世界」であると同時に、これまでの集大成である。

大判の漫画作品、美人画、写真パネル、短冊、ポストカード、そして圧巻なの高さ約3mある画廊の壁一面に貼り付けられた素描(ドローイング)の上に映写されるボディ・ペインティングのスライドショーである。あえて額装していない作品が多いことも含め、小さな枠組みに収まらない作風と存在感の作品たちが広い画廊の空間で息をしていることがわかる。

そしてその作品の中に潜む、知性に裏打ちされたセンス、そしてシニカルな笑いの感覚も含めて感じ取っていただければ幸いである。金曜日の夜には同会場でパフォーマンスも予定されている。帝都に降臨するのは、千年の都・京都から連れてこられた怨霊か、はたまた穴の岩戸を開けて出てきた天照大神か・・・古代において「カミ」という言葉が幸福をもたらすと同時に災厄をも齎す2面性を持っていたことを実感できる夜になるかもしれない。

というわけで本展示、もし時間に余裕があるなら、会期は今秋土曜までなので是非、一度ご覧いただきたいと思う。

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2014/11/20 / 00:35

先週末、ヴァニラ画廊で沙村弘明&森馨展「ティルガング」のブックレットを入手。

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同画廊で9月に行われた展示会の様子はこちらに書いてあるが、このブックレットを見ればより、病んだ世界観にヤラれるはず。

(共産主義)革命によって崩壊した旧王族に対する凄惨な拷問/粛清/処刑を繊細かつ圧倒的な筆致で描いた展示は残暑の9月後半にあって展示室の体感気温を下げさせるに十分な迫力を持っていたが、今回のブックレットではそれら作品に加えて、物語の前後及び背景が書き加えらえれておりまさに「完成形」というべき仕上がりになっている。

処刑を免れたものの、壮絶な拷問の場に立ち会わされることになった王家の少女たちが薄物一枚を身に着けただけの素足と姿であることも、作者のフェティシズムを感じさせる。表紙に描かれた少女の無防備に晒された脚も非常にいい。尤もインタヴューしてみれば「インスピレーションは『アルプスの少女ハイジ』の寝る時の格好で・・・」などとはぐらかされそうな気もするのだが(笑)

そしてラストのページ、沙村流の「結末」も実に良い感じの余韻を残す。

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2014/11/11 / 00:21

結局、なんやかんや言っても、皆、残酷な光景が見たいんだろ?

と思う。口では「私はそのようなもの・・・」と言っても家に帰ればイスラム国による処刑動画や世界各地の紛争や内戦に伴う虐殺写真をワクワクしながら見ている人は数多いだろう。中国等の公開処刑の写真を見ると黒山の人だかりだ。結局南極、人間ってのは野蛮な生き物なんだ。そしてそれを自分が認識しておくことはとても大切だ。

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先週末、
銀座「ヴァニラ画廊」で開催中の「無残美展~残酷百景」
を再訪した。そう、2回目である。

以前「蹂躙史エピトマイザ」でも展示されていた沙村弘明作品「折檻Ⅰ」の眼帯少女、そして伊藤晴雨の肉筆責め絵、「奇譚クラブ」掲載の畔亭数久の切腹絵がもう一度見たかったからだ。繊細な線で描かれた伊藤晴雨の絵は、何時見ても本当にすばらしい。責め絵であるのに、何とも言えない趣があるからだ。これが本人の肉筆原画で拝めるのだから貴重な機会である。

今回の展示、作家陣が兎に角、豪華である。当然のことながら、それぞれの「無残」「残酷」のとらえ方が全く違うのが面白い。その中でも駕籠真太郎作品のグロでありながらポップな感覚が非常に面白く、予てから思っていた「ホラーとギャグは紙一重だな」と改めて思った。お客さんお男女比も、女性の方が多いのは予想通りだった(笑)

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2014/10/02 / 07:24

10月。

とエド・マクベインのような書き口で始めて見たが何のことはない。昨日、10月1日は「メガネの日」だったらしい。「-00-」だろ、横に並べると。だからメガネ。

俺はメガネ使ってないけどさ。そんなわけなんで、姫咲しゅり 嬢のメガネ画像でも貼っておくよ。

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しゅりちゃんが引退して以降、AVというものに対する興味は3割がた、消失したね。



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2014/09/24 / 01:04

現在、銀座「ヴァニラ画廊」にて開催中の沙村弘明×森馨展覧会「ティルガング」の初日にお邪魔してきた。

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このお二方による展示は以前にも「蹂躙史エピトマイザ」のタイトルで行われていた。その時のコンセプトは「ある幻想の娼館」で架空の街にある、片目や片腕等が欠損した異形の美少女が集められた娼館での折檻の場面を描いたものだったが、今回の「ティルガング」は「ある栄華を誇った王朝が革命によって崩壊し、その王家の血を引く者たちが拷問、虐殺される」という世界を描いている・・・らしい。

今回は会場内のレイアウトも含め前回とはガラッと変わった西欧風のつくりとなっておりグレゴリオ聖歌のようなBGMが流れる場内は雰囲気もいい感じに決まっており「HOOTERS」で昼飯を食った直後に会場入りした俺はあまりの落差に驚いてしまった。作品もこれまで以上にキレがあり、王朝の貴族として何不自由ない暮らしをしていた2人の少女・・・しかしこの王朝もパンフの絵を見ればわかる通り、串刺し等の残虐な刑罰を人々に与えていたわけで、それが今度は自分達の身に降りかかってきた恐怖が表情によく表れている。特に「母の解縛」という作品を見るに至って、会場内の温度はかなり涼しいにもかかわらず、ジワッと脂汗が頭皮から顔に伝って来るのがよくわかった。

自分が沙村作品の大ファンだということもあるのだろうが、この画力でこんな凄惨な絵を描かれたら本当にもう平伏すしかない。背景の書き込みも含め、完全に「一枚の絵画/美術作品」である。初日なのに既に原画に売約済みの印が貼られているのも人気の高さを示している。

因みに会場内に下げられていた旧王朝時代の紋章が何かに似ているな・・・と思ったらコレだった。

Judas logo

そんなわけで、まだまだ始まったばかりの本展示。是非是非、御自分の目で見て証人となっていただきたい所存。会期中、余裕があれば自分ももう一度、見に行きたい。

因みにタイトルの「ティルガング(tilgung)」とはドイツ語で「償却、完済、弁済」を意味するらしい。

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2014/08/25 / 11:11

11日間に渡る御殿場/富士山出張から戻ってきた。

彼の地は朝晩すでに涼しく蛇口をひねれば手が切れそうなくらい冷たくて美味い水が出る。外に出ればトンボが飛んでいる。しかし埼玉に戻ってくると・・・本当にこの世界ごと破壊してやりたくなるほど暑苦しい。

そんなわけで、以下は出張前に書いたもの。途中でパソコンが固まって(Windows8.1 にしたらなんか調子が悪くてね)飛んでしまった日記の断片を少しだけ補完。ちなみに、「ヴァニラ画廊」での本展示はすでに終了している。

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「人形」とはその字が示すとおり「ひとがた」である。たとえそれが、泥や土を捏ねて作った代物であろうと、一旦「人間の形」を取ってしまうと、作り手、或いは見た人間に某かの感情を喚起させてしまう。その造形が、人間に近ければ近いほど、その感情の形態は複雑になり、その方向性は多岐にわたっていく。

現在、銀座「ヴァニラ画廊」で開催中の「人造乙女博覧会Ⅳ」にお邪魔してきた。展示されているのは、オリエント工業が誇るラヴドールたちである。自分が見たのは「Ⅱ」以降、3回目。毎年、毎年、レベルが高くなっていく展示内容には非常に驚かされるとともに、日本が世界に誇れる科学技術の粋を集めたドールたちの造形に感動する。

とはいうものの、まずハッキリさせておかなければいけないのは、これらのドールたちは本来「(疑似)性行為の相手をするために開発された性玩具」だということである。もっと露骨な言い方をすれば「男の性欲処理」が本来任務である・・・いや、あった筈なのだ。

しかしその造形が人間に近づけば近づくほど、本来の使用用途であった「性欲処理」という一面はますます霞んでくるのではなかろうか。それは実際の女性に対する感情に近いものが生まれてくるためだろう。もし、このドールがもっと滑稽な姿・・・たとえば初期の所謂「ダッチワイフ」・・・映画「トラック野郎」で山城新伍が助手席に座らせて抱きながら運転しているアレ・・・であったら扱い方はもっとぞんざいになるだろう。少なくとも生身の女を扱うような感情は生起しない。自分も職場で医療用、解剖実習用の内臓入り人形を見ることがあるが、男性器を取り外して口の中に無理矢理突っ込み「マフィアの処刑!」とやったり、鼻の穴に指を突っ込んでみたりという悪戯が無性にやりたくなる。しかし、このドールたちに関しては、そんな気が全く起きないばかりが、画廊に来るお客の中には乱暴なさわり方をするのがいる、なんて話を聞くと怒りがこみ上げてきたりするのも事実。

「神は自分の姿に似せて人間を造った」という話がある。人間も、自分の姿形に似せて人形を作った。それが次第に精巧になり、人と見紛うばかりになる。数十年後・・・いや、もっと早いかもしれないが・・・に実際に会話して動けるラヴドールが出てこないと誰が断言できようか。まさに「攻殻機動隊」の世界そのままではないか。たしか原作にも「高級スポーツカー1台くらい買える金」のセクサロイド数体を侍らせて暮らしてる凄腕のハッカー(だっけ?・・・「ヤマトンの企業は嫌いだけど云々」って奴))が出てきたが、本当にそんな世の中になるかもしれない。とすると本物のの女とつきあうのは怖いし面倒くさいから人形の方がいい、という輩も増えるだろう。

実際、「ねるとんパーティー」「カップリングパーティー」に出席するのに先立って「婚活セミナー」などというものに参加しなくては女性と話すことすらままならない男が増えている現代だからこそ、ラヴドール(≠ダッチワイフ)という存在が余計に際立ってくるのではないか、と思ってしまう。

以前にも書いたようにこの精巧なラヴドールの価格は1体約60万円である。ちょっと手が出ない。しかし・・・もしこれが半額の30万円くらいになったら・・・買おうかな・・・どうしようか・・・と悩む人は絶対に増えるだろう。

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2014/04/07 / 00:46

最近、銀座8丁目交差点の辺りを歩くのが嫌で嫌で仕方ない。

理由は簡単。一時期、日本から離れていた中国人観光客が戻って来て、その観光バスなどの乗降ポイントが歩行者天国の終点である銀座8丁目交差点になっているからだ。特に、喰いもしないのに交差点角の「天國」の前で屯ってる奴等は本当に邪魔くさい。本当にこの品の無い中国人ども、スティーヴン・キング「神々のワード・プロセッサ」が手元にあったら纏めて「削除」ボタンでこの世から消してやりたい。

そんな低劣な中国人観光客の群れを抜けて、8丁目交差点を下がったところに移転した「ヴァニラ画廊」にて開催中の

「空山基×Rockin'Jelly Bean×寺田克也 「Pussycat! Kill! Kill! kill!」~3バチ展~」

へ行ってきた。昨年のゴーリー展のように混雑の為、入場規制が掛かっていたら嫌だな、と思って階段を下りるもすんなり入れてよかった。

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今回の御三方は有名な方々ばかりである。特にガレージ/パンク好きな人で Rockin' Jelly Bean氏が描いたレコードジャケット・イラストやTシャツを見たことも無いというのはまず、間違いなくモグリだろうというレベルで有名なのではなかろうか。自分は初めて、Flamenco A Go Go のCDジャケでその絵を見たのだが、ポップな作風でありながら実はエロい作品群はまさに「明るいエッチ」という感じで親しみが持てる。

今回の作品では特に SANTA CRUZ とのコラボ・イラストが印象に残っている。個人的にSANTA CRUZ のデザインが好きだという事もあるのだが、ちゃんとイラストに例のロゴマークとキャラクターであるスクリーミング・ハンドが描かれてるのが良い。まぁ SANTA CRUZ → スケボー → BL'AST! ということで(笑)

寺田克也氏に関しては最初に知ったのは映画「ゼイラム」(森山祐子、カッコいい~!!)のデザイナーとして、そして最近はアルフレッド・ベスター「虎よ!虎よ!」の新装版(旧版は生頼範義氏)、ジャック・キャンベル「彷徨える艦隊」シリーズ等等、早川文庫SF作品の表紙イラスレーターとして認知していたのだが一堂に会した作品群を見たのは今回が初めてである。

改めて作品群を見て、こういう例えが適切かどうかは分からないのだが、フランク・フラゼッタと大友克洋のクロスオーヴァーなフレーヴァーの絵は非常に個性的で(どちらかの影響、というのは多いが両者の影響はいい具合でブレンドされている、というのは稀有だ)作品集が欲しくなってしまった。土曜日は夕方からライヴを見に行く予定で(一つ前の記事参照)荷物を持ちたくなかったので機会があればまた最終日にでも。

空山基氏について知ったのは・・・というかイラストを見たのはかなり昔で80年代半ばころ、アメリカの AUTOGRAPH というハードロック・バンドのアルバムジャケットである。当時は名前は全然知らなくて、それからかなり経って「キューティーハニー」単行本の表紙イラストで初めて空山氏の名を知り・・・前出、アルバムジャケとハニーが結びついたのはかなり後になっての話だ。

パンクが好きな人であれば、日本脳炎(バチラス・ブレインズ)のメジャデヴュー作"C.O.S.M.E."CD のジャケットデザインといえば分かり易いだろう。その作風は、写実的であると同時に近未来的なアンドロイド/レプリカント感に満ちたエロいものであり、小池一夫原作の漫画世界(実際「レイザー」の板見半蔵を髣髴とさせる絶倫ぽいジジィの作品も展示されてる)に「コブラ」のレディが入ってきたような感覚になる。今回の御三方の中で一番、作品お前にいる時間が長かったのが空山氏の作品だった。

そんなわけでタイトルの通り、罰当たりのようにエロい作品群、未見の方は今週土曜日までなので是非、見に行ってくださいまし。

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2014/04/01 / 00:47

「いやぁ~、ごめんごめん!乗る筈だった飛行機が爆発しちゃってさ!」

これは、或る漫画家の会合に大幅に遅刻してきた手塚治虫の言い訳である・・・と以前、何処かの番組で聞いた事がある。やはり嘘ってのはこのくらい悪意が無く突き抜けたものの方が気持ちがいい。

取り敢えず、エイプリル・フールである。しかし自分は、嘘をつくことが大嫌いだし、冗談にも嘘をついた事は一度も無い。基本的に裏表が無い性格なので「アイツ、死ねばいいのに!」と言う時は本心からそう思ってるし、正義のためならどんな犠牲をも厭わない。さて、このパラグラフ、何処か本心で何処が嘘でしょうか(笑)

4月バカとは全く関係なく、先月末に買ってきた
沙村広明先生の新作「幻想ギネコクラシー」
が例によってツボにハマっている。

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基本的にある漫画家のファンになる場合、その一番の要因は「絵が好き」という1点に尽きるのではないか、と思う。絵は大嫌いだがストーリーが好き、というのは聞いた事が無い。自分が沙村作品のファンであるのもその要因が大きい。加えてフェティッシュなフレーバーがフルスロットルなストーリー・・・というか嗜好にも心を動かされる。でないと刊行されている作品全部(本作で単行本は37冊目、加えて画集2冊、ヴァニラ画廊「蹂躙史エピトマイザ」のブックレット1冊)揃えたりはしない。

そんなわけで「幻想ギネコグラシー」。因みにタイトルの「ギネコクラシー」とは女性上位、女権政治の意味らしい。「ベアゲルター(魂の身代金)」といい、これも現在連載中の「春風のスネグラチカ(雪娘/雪姫)」といい言葉の選び方が実に秀逸である。

本作は短編集で12の作品を収録しているのだが、どれもフェティシズムの香りに満ちた良作である。それでいてクエンティン・タランティーノの作品にあるような元ネタ/オマージュ/メタファーを探すのも楽しい・・・今回の「リジィ」はシン・リジィでなくリジィー・ボーデンなのだろうな・・・そしてラスト「イヴァン・ゴーリエ」以外は例外なく、最後の1ページでガツンと落とす、もしくは「かまくりあん」のようにほわっとした気にさせるというショートショートの定石を守っているのも良い。自分が一番好きなのは「筒井筒」そして「かまくりあん」・・・あ、でも「ソラリッサ」も「ゴッドスレイヤー」も「殺し屋リジィ」もいいな・・・って結局全部か。

あとは毎度の事ながら、描かれている女がどれもふるいつきたくなるほど極上である事・・・これはまぁ、自分の嗜好でもあるわけだが。

そして掉尾を飾る「イヴァン・ゴーリエ」は谷崎潤一郎「刺青」へのオマージュとある。因みに昨年「ヴァニラ画廊」で行われた個展においてデヴュー前、学生時代の漫画作品も展示されており、それが谷崎の「刺青」だったわけだが、原作をそのまま漫画にした後者から年月が経過して前者に辿り着く過程(嗜好の変遷・・・悪く言えば捻れ具合)を考えながら読むのも面白いのではなかろうか。

そんなわけで、次巻も期待大。

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